紹介 粒粒辛苦な栽培植物起源学の研究でわかった!歴史ミステリー 一見何でもない野生植物が、いつか栽培植物となる。 そこに、人々のどんな思いがあったのだろう。 誰が、どういう動機で、何を思い栽培を始めたのだろう。 それに少しでも迫りたい。 名もなき人々の思いの復元を目指した栽培植物起源学の研究者が歴史の謎を掘り出してしまった! 和食で使われる野菜といっても,日本発祥の植物はごくわずか。日本の野生植物からうまれた数少ない食材の一つが,ワサビです。DNA解析を駆使する理系女子が『群書類従』など歴史資料に手を伸ばし,栽培ワサビの起源に迫ります。 ・世界唯一?のワサビ研究者,山根京子先生による初めての本。 ・ワサビはほんとに日本固有種か? 中国に乗り込んで調査を始めたら,そっくりな植物があって呆然。でも,ツンとくる辛さをもつのは日本のワサビだけ。やっぱり固有種だった。ほっとした~。 ・日本にしかない
『日本の素顔』を作った吉田直哉から、現在では映画監督として活躍する是枝裕和まで、テレビ・ドキュメンタリー番組の制作者たちはどのように時代と格闘し、日本社会を描いてきたのか。戦後日本社会を記録した代表的なテレビ・ドキュメンタリーの変遷をたどる。著者初の単著。※UTokyoBiblioPlazaで自著解説が公開されています。 はじめに 第1章 テレビ・アーカイブの扉を開く 1 テレビ研究の貧困 2 はじまったアーカイブ研究 3 広がるアーカイブ研究 4 民放もアーカイブの公開を 5 過去を見つめ,未来をつくる 第2章 記録映画との訣別──吉田直哉と『日本の素顔』 1 録音構成からフィルム構成へ 2 記録映画との訣別 3 『日本人と次郎長』 4 偽装と素顔 第3章 人間くさいドキュメンタリー──牛山純一と『ノンフィクション劇場』 1 星の時間 2 日本テレビの第一期生として 3 『ノンフィクショ
人類は見えざるモノに期待をかけ、また恐怖と不安を覚えてきた。誰もが浴びる紫外線は人間の生活を豊かにもまた損ないもする。紫外線への着目は、近代以降の日本の社会観、健康観、美容観、環境観の変遷を覗き見る上で有効であり、ジェンダーや人種に関する言説までをも浮き彫りにする。見えないモノを主人公にした異色の科学史。 序 章 見えないモノの歴史 第1章 紫外線ブームの時代へ 一 未知の光線に対する期待と不安 二 ビタミンDに至る二つの道 三 紫外線ブームの到来 第2章 「人工太陽」のテクノロジー 一 紫外線ランプの誕生 二 紫外線の産業応用 三 紫外線をさえぎる〈現代文明〉 第3章 紫外線が映し出す世相 一 〈太陽に近い〉生活 二 紫外線とジェンダー・階級・人種 三 紫外線を動員せよ 第4章 戦後における紫外線 一 求められ続ける光線 二 健康・環境への見えざる敵 三 太陽を避ける時代へ 終 章 紫外
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く