海自給油継続を強く要請=「経済大国の責務、応分負担」−米国防総省 海自給油継続を強く要請=「経済大国の責務、応分負担」−米国防総省 【ワシントン時事】米国防総省のモレル報道官は9日の記者会見で、日本の海上自衛隊のインド洋での給油活動について、「われわれは日本の参加により、多大な恩恵を受けてきた。日本がその取り組みを継続することを強く求めたい」と述べた。また、在日米軍再編の確実な履行の重要性も強調した。 衆院選挙後、国防総省が公式の場で、給油活動の継続を求めたのは初めて。民主党が日米安全保障の協力見直し方針を示していることに同省内で懸念が出ていたことから、政権が交代しても従来通りの日米同盟の維持を求める狙いがあったとみられる。 モレル報道官は「日本は経済大国であり、国際的な責務もある」と語り、アフガニスタンの平和と治安のために「応分の負担をすべきだ」との考えを強調。給油活動を続けることが