http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20081118/p1ここ10年ばかり、マスコミはずっと「公共事業はムダ」「ムダをなくせ」と言いつづけていました(小渕政権のころに比べると半分に減っているのにもかかわらず)。そういうことなら受け入れられる景気刺激策は減税や給付しかなく、額が限られているなら低所得者に的を絞って定額給付とするのは妥当な判断だと思っていました。ところがそうしたら今度は「バラマキはムダ」の大合唱。それはおかしい、今までと言ってることが矛盾してるじゃないか、というのが私の言いたいことでした。むしろ、「そんなことに(俺が)カネつかっちゃっていいの?もっと役に立つことに使えば?」という意見が出てくること自体が日本経済の病理(=消費が伸びない)なのかなあという気もします。マスコミや世論が漠然と「ムダ」と思ってることの実体っていったいなんだろう。政府がやる公共事業