印刷 関連トピックス原子力発電所 東京都世田谷区で見つかった高い放射線量の地点について、文部科学省は29日未明、再調査の結果、最大で毎時170マイクロシーベルトを検出したと発表した。放射性物質の種類は特定できなかったが、放射線を出している物質は地面のアスファルトの下にあると考えられ、福島第一原発事故による影響の可能性は低いという。 文科省や世田谷区によると、スーパー「パワーラークス世田谷店」敷地内外の2カ所で値が高く、建物そばの歩道表面で毎時約170マイクロシーベルト(地表1メートルで4.7マイクロシーベルト)、店の玄関前の地表で毎時110マイクロシーベルト(地表1メートルで10マイクロシーベルト)だった。 敷地内の店の内外も調べたところ、周辺より放射線量の高い地点が数カ所あり、床表面で最大毎時2.5マイクロシーベルトだった。 高線量のアスファルト上の2地点は、雨水や泥などがたまり