地域商社「萌す(きざす)」のCEO・後藤大輔さんは、シンガポールやタイ、台湾、香港などのアジア市場に沖縄の鮮魚を売り込み、2015年の設立以来、毎年輸出量を伸ばしています。 人懐っこい笑顔が印象的な後藤さんですが、お話を伺っていくと、ビジネスの課題を考え抜き、乗り越えていく、徹底的にロジカルな経営者としての姿勢が見えてきました。 日本の魚を海外へ輸出するためには、「貿易関係の各種書類の発行」や「流通の鮮度の保持」「顧客の獲得」など、いくつかの大きなハードルがあります。 後藤さんはそれを「無理だ」と諦めず、様々な角度から突破し、改革していきました。 「同じ売り物でも、場所を変えることで、正当な評価を得られることもある」 イノベーションに溢れる後藤さんのお話から、たくさんのビジネスのヒントを聞くことができました。 国内で評価されないなら、海外へ売ろう! 沖縄の離島の漁業を黒字化した発想の転換