ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (13)

  • Intelはどこで間違えた? ~2つのミスジャッジと不調の根本原因

    Intelの業績が冴えない。2024年8月1日に発表された2024年第2四半期(Q2)の決算は、売上高が128.2億米ドルで、営業損失が19.8億米ドル、最終損益が16.1億米ドルといずれも赤字を計上した。加えて、従業員15000人を削減し、配当を停止することも発表された。 Intelの不調は今に始まったことではない。2019年以降の四半期の売上高と営業利益を見てみると、コロナ特需によって2021年に営業利益が増大したが、2022年に入って特需が終焉すると、売上高も営業利益も急降下した。特に営業利益は、2022年Q2以降、ほとんど赤字で推移するようになった(図1)。 その後、2022年11月30日に、Open AIChatGPTを公開すると、米NVIDIA、米AMD、SK hynixなどが売上高を大きく伸ばす一方、Intelの売上高は横ばいで、営業利益はまたしても赤字に陥った。要するに、

    Intelはどこで間違えた? ~2つのミスジャッジと不調の根本原因
    kenchan3
    kenchan3 2024/08/30
    intelのプロセス は常に他者の一、二世代先を行ってたのが記載の通り2015,6年から力技で勝てなくなった。アーキテクチャでAMD 64が出た頃に負けそうになったけどプロセスは勝ってたから差はつかなかった。
  • 日本にRaspberry Pi 5専用ライン新設も、ソニーとラズパイの「長い蜜月」

    この記事は、2024年5月23日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。 ※この記事は、「モノづくり総合版 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。 シングルボードコンピュータ(SBC)「Raspberry Pi」を手掛けるRaspberry Pi社が2024年5月22日(英国時間)、同年6月中に英国ロンドン証券取引所に上場する予定だと発表しました。同社はIPOプロセスの一環として2024年5月17日、事業に関する情報を記載した登録文書を発行/公開。180ページほどのこの文書の中には、同社の事業環境や成長戦略などとともに長年にわたる製造パートナーであるソニーとの関係に関する興味深い記載もありました。 「実質的に全ての製品の製造をソニーに依存している」 関連記事 Raspberry Piが英国で上場へ、IPO検討を正式発表 英国Raspbe

    日本にRaspberry Pi 5専用ライン新設も、ソニーとラズパイの「長い蜜月」
    kenchan3
    kenchan3 2024/05/28
    要約くると、ソニーはラズパイの下請け。でもソニーがいないと、ラズパイが作れないの」
  • 半導体素子、800℃を超える環境でも安定に動作

    筑波大学は、窒化アルミニウム(AlN)半導体を用い、ダイオードは827℃まで、トランジスタは727℃まで、それぞれ極めて高い温度環境で、安定に動作させることに成功した。地下資源掘削や宇宙探索、エンジン周辺など、高い温度環境でも半導体素子の利用が可能となる。 900℃まで電気特性を測定できる評価装置を用意 筑波大学は2023年6月、窒化アルミニウム(AlN)半導体を用い、ダイオードは827℃まで、トランジスタは727℃まで、それぞれ極めて高い温度環境で、安定に動作させることに成功したと発表した。地下資源掘削や宇宙探索、エンジン周辺など、高い温度環境でも半導体素子の利用が可能となる。 電子機器に搭載される一般的なICでは、Si(シリコン)半導体が用いられている。ところが、Si素子の動作可能な温度範囲は300℃以下であり、これを超える高温環境で用いるのは極めて難しかった。 そこで注目されてきたの

    半導体素子、800℃を超える環境でも安定に動作
    kenchan3
    kenchan3 2023/07/05
    地下数千メートルや大気圏突入時でも使える高温耐性の半導体は軍事技術やからなあ。
  • リーマン・ショック級のメモリ不況の到来 ~その陰にIntelの不調アリ

    半導体不況を蹴散らしたビッグニュース 2021年のコロナ特需は終わりを迎え、半導体業界は不況に突入し始めた……と思っていたら、そんな不況を吹っ飛ばすビッグニュースが2022年11月10日(木)以降に日列島を駆け巡った。 同日夜7時のNHKニュースが、トヨタ自動車、デンソー、ソニーグループ、NTTNEC、ソフトバンク、キオクシア、三菱UFJ銀行の8社が出資する半導体の新会社「Rapidus(ラピダス)」が設立され、5年後の2027年に2nmプロセスノードの先端ロジック半導体を量産すると報じたのだ(図1)。 筆者はこのニュースにのけぞり、これはもはや暴挙を通り越して笑うしかないと思った。それはどう考えても“Mission Impossible”だからだ。 まず、誰が2nmのロジック半導体を設計し、誰がプロセス開発を行い、誰が量産するのか? 出資会社の中には半導体メーカーが2社含まれている。

    リーマン・ショック級のメモリ不況の到来 ~その陰にIntelの不調アリ
    kenchan3
    kenchan3 2022/11/22
    いきなり口調が厳しいので筆者見たら案の定、湯之上さんだった。まあ国策会社も日本の露光装置メーカーでもできる10-14nmあたりにしとけば成功確率も高くて理解はできなくはないのだが。
  • 半導体不足は「ジャストインタイム」が生んだ弊害、TSMCが急所を握る自動運転車

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19/以下、コロナ)の感染が世界に拡大する直前の2020年2月11日にお亡くなりになった野村克也氏は、プロ野球の監督時代に、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を残している(『負けに不思議の負けなし』(朝日文庫)という著書もある)。 これは、「勝負は時の運と言うが、偶然勝つことはあっても、偶然負けることは無い」という意味だ。つまり、負けた場合、そこには必ずそれなりの理由があるということである。 2021年に入ってから現在に至るまで、車載半導体の供給不足のためにクルマがつくれないというニュースが連日報道されている。2月初旬に米テキサス州を襲った寒波でドイツのInfineon TechnologiesとオランダのNXP Semiconductorsの半導体工場が停止し、3月19日にルネサス那珂工場で火災が発生した。さらに4月14日、

    半導体不足は「ジャストインタイム」が生んだ弊害、TSMCが急所を握る自動運転車
    kenchan3
    kenchan3 2021/04/26
    まあJITの本家本元であるトヨタだけが、半導体の在庫を積み増していたという。まあTSMCの独走は図にもあるけどこの5年くらいではあるが。
  • 超5Vリチウムイオン電池で実用レベルの安定作動

    東京大学大学院工学系研究科のグループは、上限の作動電圧が5Vを超えるリチウムイオン電池を開発し、実用化レベルの長期安定作動が可能なことを確認した。 充放電を1000回繰り返しても、初期容量の93%を維持 東京大学大学院工学系研究科の山田淳夫教授と山田裕貴准教授、Ko Seongjae特任研究員らによる研究グループは2021年4月、上限の作動電圧が5Vを超えるリチウムイオン電池を開発し、実用化レベルの長期安定作動が可能なことを確認したと発表した。 リチウムイオン電池は、電気自動車(EV)などさまざまな用途で需要が拡大する。こうした中で、高出力化や高エネルギー密度化に対する要求も高まっている。高い電圧作動もその1つ。現状のリチウムイオン電池は上限作動電圧が4.3Vである。これを5V以上にする研究が20年以上も続けられているという。しかし、「充放電を1000回繰り返し行って初期容量の80%を維持

    超5Vリチウムイオン電池で実用レベルの安定作動
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    kenchan3 2021/04/07
    アニオンには陰イオンという義務教育でも使われる訳語があるのに、なぜマイナスイオンと書くのか。
  • 半導体産業はコロナに負けない! 製造装置市場の動向を読み解く

    新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の感染拡大が止まらない。この原稿を書いている2020年7月20日、世界全体で、感染者数の合計は1430万人、累計死者数も60万人を超えた。 コロナが終息する気配は一向になく、むしろ悪化の一途をたどっており、諸外国はいまだ鎖国状態を続けている。その結果、製造業では、需要が消滅し、さらに部品や材料のサプライチェーンが分断され、巨額の赤字を計上するなど、決算の見通しが立たない企業が続出している。 ところが、半導体産業では、コロナの影響がほとんどないように見える。例えば、微細加工技術のトップランナーである台湾TSMCでは、最先端露光装置EUV(極端紫外線)を用いた5nmノード(以下、ノードは省略)の量産が立ち上がっている。また、10月からは3nmのリスク生産が開始され、2021年前半に量産移行する。さらに、2nmの開発が格化しており、2021年後半には、そ

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    kenchan3 2020/07/28
  • 「Micronになってよかった」という言葉の重さ

    この記事は、2019年7月8日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。 ※この記事は、「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。 先月(2019年6月)、Micron Technology広島工場の新製造棟の開所式を取材してきました(関連記事:Micron広島工場の新棟が完成、1Y/1Znm生産加速)。 その際に開催された記者説明会で、最も印象に残っているのが、マイクロンメモリ ジャパン社長の木下嘉隆氏が述べた「Micronになって当によかった」という言葉です。 関連記事 異例のトップ交代、ルネサスは「一歩踏み外せば“即、倒産”」に逆戻りか 成長を期待したいですが……。 中国 紫光集団がDRAM事業設立へ 中国の国有企業であるTsing

    「Micronになってよかった」という言葉の重さ
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    kenchan3 2019/08/28
    こんなこと言われたら、元エルピーダ某社長は形無しだなあ
  • なぜルネサスは工場を停止しなければならないのか ―― 半導体各社のビジネスモデルを整理する

    なぜルネサスは工場を停止しなければならないのか ―― 半導体各社のビジネスモデルを整理する:大山聡の業界スコープ(15)(1/3 ページ) 2019年3月7日、ルネサス エレクトロニクスが国内9工場の操業を最大2カ月間停止することを検討している、という報道がなされ、その日同社の株価はストップ安を記録した。これが半導体市況全体の低迷によるものなのか、それともルネサス独自の問題によるものなのか、はっきりしない部分がある。今回は、主な半導体メーカー各社のビジネスモデルを整理しながら、各社がどのような点に注意を払うべきなのか、私見を述べてみたい。 2019年3月7日、ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)が国内9工場の操業を最大2カ月間停止することを検討している、という報道がなされ、その日同社の株価はストップ安を記録した。これが半導体市況全体の低迷によるものなのか、それともルネサス独自の問題

    なぜルネサスは工場を停止しなければならないのか ―― 半導体各社のビジネスモデルを整理する
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    kenchan3 2019/03/15
  • Armに立ちはだかる「RISC-V」という壁

    現在、RISC-VやMIPSなどのオープンソースアーキテクチャの勢いが増してきたことにより、マイクロプロセッサ業界に変化の風が吹いている中、Armが置かれている環境に変化が生じてきている。 現在、RISC-VやMIPSなどのオープンソースアーキテクチャの勢いが増してきたことにより、マイクロプロセッサ業界に変化の風が吹いている中、Armが置かれている環境に変化が生じてきている。 Armがソフトバンクに買収されて以来、Armの新しいライセンス慣行に関するうわさを耳にするようになった。Armのライバル企業は、EE Timesの取材に対し、「Armに代わるライセンスを検討している既存のライセンシーとの間で、話し合いを進めている」と述べている。 製品開発メーカーにはもはや、2年間の製品開発サイクルを維持する余裕がない。ライセンス料のための膨大な予算を確保することができず、それがSoC(System

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    kenchan3 2019/02/22
  • 機械学習の時間を100分の1へ、インテルAIの戦略

    機械学習の時間を100分の1へ、インテルAIの戦略:Nervanaプラットフォーム(1/2 ページ) インテルは2016年12月9日、米国で開催した人工知能AI)に関するイベント「AI Day」で発表した内容をもとに、AI事業に向けた戦略について説明会を開催した。2016年8月に買収したNervana Systemsの技術をベースとしたAI製品群を展開し、2020年にマシンラーニング(機械学習)における時間を現行の最速ソリューションと比較して100分の1に短縮することを目指す。 人間の能力を上回る「ディープラーニング」 インテルは2016年12月9日、米国で開催した人工知能AI)に関するイベント「AI Day」で発表した内容をもとに、AI事業に向けた戦略について説明会を開催した。 同社アジアパシフィック・ジャパン担当HPCディレクターの根岸史季氏は、まずAIの分類について説明する。AI

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    kenchan3 2016/12/13
  • SanDiskが語る、コンピュータのメモリ階層

    SRAM、DRAM、NANDフラッシュ、HDDの4階層が現在のメモリ階層 西暦2000年頃のコンピュータ(PCやサーバなど)におけるメモリ階層は主に、CPUが内蔵するキャッシュ(SRAM)、主記憶を構成するDIMM(DRAM)、磁気ディスクにデータを記憶するHDD(Hard Disk Drive)の、3階層で構成されていた。キャッシュは1次(L1)から3次(L3)までの3階層に分かれていたので、厳密には6階層となる。 SRAMとDRAM、HDDの3階層で非常に際立っていたのは、アクセス時間のギャップである。SRAMとDRAMのアクセス時間の違いは10倍~100倍であったのに対し、DRAMとHDDのアクセス時間の違いは10万倍~100万倍にも達していた。 10年後の2010年頃になると、メモリ階層に変化が訪れる。高速側ではCPUが内蔵するキャッシュが最大で4階層となり、4次キャッシュ(L4キ

    SanDiskが語る、コンピュータのメモリ階層
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    kenchan3 2016/11/05
  • SanDiskが語る、半導体不揮発性メモリの開発史

    SanDiskが語る、半導体不揮発性メモリの開発史:福田昭のストレージ通信(42) 抵抗変化メモリの開発動向(1)(1/2 ページ) 今回からは、国際学会で語られたSanDiskの抵抗変化メモリ(ReRAM)の研究開発動向について紹介していく。まずは、約60年に及ぶ「不揮発性メモリの歴史」を振り返る。 ストレージ・クラス・メモリを実現する次世代半導体メモリ技術 前回までは、半導体メモリの研究開発に関する国際学会「国際メモリワークショップ(IMW:International Memory Workshop)」のショートコース(2016年5月15日)から、Micron Technologyの講演概要をご報告した。今回以降は、SanDiskによる抵抗変化メモリ(ReRAM)の研究開発動向に関する講演概要をご紹介する。講演者はスタッフエンジニアのYangyin CHEN氏、講演タイトルは「ReRA

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    kenchan3 2016/10/29
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