熊本地震の発生直後に「地震で動物園のライオンが逃げた」などと、うその内容をツイッターに投稿し動物園の業務を妨害したとして、神奈川県に住む20歳の男が逮捕されました。警察によりますと、災害時にデマを流し業務妨害をしたとして逮捕されるのは全国で初めてだということです。 警察の調べによりますと、佐藤容疑者はことし4月14日の熊本地震の発生直後に、「地震のせいで、うちの近くの動物園からライオンが放たれた」などと、うその内容をツイッターに投稿し、熊本市動植物園の業務を妨害したとして偽計業務妨害の疑いが持たれています。 警察はサーバーを解析するなどして捜査を進め、20日に佐藤容疑者から事情を聞いていました。 警察によりますと、調べに対し「悪ふざけでやってしまった」と供述し、容疑を認めているということです。 この投稿のあと熊本市動植物園には問い合わせなどの電話が100件を超え、獣舎などの点検がスムーズに
福岡市は19日、JR博多駅と天神・中洲地区を結ぶ市道「はかた駅前通り」(約800メートル)について、車線を減らして歩道を拡幅し、自転車専用道路を新設する再整備に着手すると発表した。歩道空間を生かしたイベント開催など、街歩きを楽しめる環境を整え、にぎわいをつくる狙い。市営地下鉄七隈線が博多駅に延伸する2020年度の完了を目指す。 再整備では、片側2車線の車道を片側1車線に狭め、両側の歩道を約2メートルずつ拡幅。さらに車道の両端に幅1・5メートルの自転車専用道路を新設する。16年度は市と国が2億円ずつ負担し、博多区役所南口交差点から博多駅寄りの約200メートルを整備する。 同通りは国家戦略特区の指定に伴い、道路占用許可の基準が緩和されており、オープンカフェや路上でのイベントなどが開きやすくなっている。 ◇ ◇ 道の主役、車から人へ 福岡市が19日発表した市道・はかた駅前通り(約800メート
熊本地震の直後に「ライオンが放たれた」とツイッターにデマを流し、動物園職員の業務を妨害したとして、熊本県警は20日、神奈川県内の電気工事関連会社員佐藤一輝容疑者(20)を偽計業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。「見た人をびっくりさせたかった」と容疑を認めているという。 県警サイバー犯罪対策課によると、佐藤容疑者は最初に震度7が観測された前震から約25分後の4月14日午後9時50分ごろ、インターネット上で入手した街中を歩くライオンの画像と一緒に「地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが 熊本」とツイッターに投稿。翌15日までに熊本市動植物園の職員に100件超の電話応対をさせ、業務を妨害した疑いがある。投稿は1時間で少なくとも2万件、リツイート(転送)されたという。 同課によると、災害に便乗してインターネット上にうその情報を流した容疑に対し、偽計業務妨害を適用して逮捕したのは全国
アルゼンチンのブエノスアイレスで活躍していた丸ノ内線旧500形車両が約20年ぶりに日本へ里帰りすることになった。 500形車両は、1957年から製造された車両で、赤いボディーにサインカーブを施したデザインが特徴で40年近く丸ノ内線の顔として親しまれてきた。今回里帰りする車両は1996年にアルゼンチンに渡っていた。 ブエノスアイレスで活躍中の500形車両 営団(東京メトロ)時代の500形車両 東京メトロによると、既に500形車両は7月11日に横浜港大黒ふ頭に到着しており、順次中野車両基地に搬入されるとのこと。海外で役目を終えて日本に里帰りすることになった車両は初めての事例となる。 大黒ふ頭に到着した500形車両 今後、中野車両基地などで車体の補修を行い、鉄道技術発展に貢献した車両として保存し教育に役立てたり、各種イベントで活用していく予定。 東京メトロによると、役目を終えた車両は基本的に解体
JR西日本は20日、近畿圏の264駅ごとに「駅ナンバー」を振ると発表した。外国人客に分かりやすくするためで、2年後には自動券売機へのナンバー入力できっぷを買えるようにする。ナンバー入力の券売機導入は、JR各社の中でJR西が初めて。 JR西は、アルファベットの路線記号を駅や車両に表示する作業を進めている。大阪環状線はリング状の形だから路線記号は「O」、環状線から南に延びたゆめ咲線は「P」、南東に延びた大和路線は「Q」など、「遊び心が入っている」(担当者)路線もある。 今回は、路線記号に数字を組み合わせる。大阪駅は環状線が「O11」、京都線が「A47」、宝塚線が「G47」などとなる。2018年3月までに264駅で導入し、その後に駅間に新駅をつくった場合は「A47・5」などと小数で区別するという。(広島敦史)
熊本地震直後「地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが」などとウソの内容をTwitterに投稿していた男性が、偽計業務妨害の疑いで逮捕されました。NHKなどの報道によると、災害時にデマを拡散し、業務を妨害したとして逮捕されるのは全国初とのことです。 男性が投稿していたツイート(Togetterより) 逮捕されたのは、神奈川県に住む会社員・佐藤一輝容疑者(20歳)。佐藤容疑者が投稿したライオンの写真は当時2万人以上にリツイートされ、ネット上でも大きな話題に。熊本県警によると、当時熊本市動物園には100件を超える問い合わせがあり、男性のツイートが動物園の業務を妨害した疑いがもたれています。また当時は警察にも「ライオンが逃げていて避難できない」といった電話があったとのこと。 熊本市動植物園でもライオンは飼育していましたが、男性が投稿した写真はまったく別のライオンを撮影したもの。当
選挙のたびに、日本の「議会制民主主義」には「選択が難しい構造」があると思います。それは、外交・軍事政策の対立軸が、経済・財政政策の対立軸よりも前面に出てしまうという問題です。 特に今回の参院選では、民進、共産、社民、生活の4野党が部分的な選挙協力をしていることで、この問題が「見える形」になっています。ですが、これは今に始まったことではありません。 もちろん、外交・軍事という問題は重要です。ですが、前世紀の状況とは違って、個々の有権者にとって経済・財政政策の重要性は非常に高まっているわけです。 Photo by kevincure (CC BY 2.0) 現在の雇用に満足している人は少ないですし、引退世代は年金の先行きに不安を持ち、子育て世代は眼前の保育や教育費の問題だけでなく自分たちの子どもが大人になった時の日本の産業や財政を心配する、その切迫感は大きなものがあります。 慢性的な「デフレ構
滋賀県警は、現行の県迷惑行為等防止条例では取り締まりができない盗撮行為などへの規制強化を目指し、改正案をまとめた。20日までの間、県民からのパブリックコメント(意見公募)を実施している。 下着の映像、無くても“摘発”… 現在の条例では盗撮行為の規制場所を駅や公園など不特定多数が集まる「公共の場所」に限定。会社や学校など特定の人しか利用しない場所での盗撮行為を取り締まることができなかった。改正案では「公共の場所」に加え、特定多数の人が集まり、利用する場所に範囲を広げる。 また盗撮目的で隠しカメラを設置しても、下着などの映像が撮影されていなければ、摘発は難しかった。改正案では、盗撮目的でカメラなどを人に向けたり、設置したりする行為そのものを規制対象とする。県警生活安全企画課は「カメラの小型化などで盗撮が巧妙化している。条例の改正で速やかな摘発につながれば」としている。 ▼【関連記事】歩き盗撮に
職員への暴言や膨大な数の情報公開請求などを繰り返し、大阪市住吉区役所の業務に支障をきたしたとして、大阪市が大阪府内在住の50代男性に損害賠償などを求めた訴訟で、大阪地裁が威圧的な要求の禁止や賠償金80万円の支払いを男性に命じる判決を出していたことが分かった。住民側の悪質な要求について自治体側の「業務妨害」との主張を認め、賠償を認めた判決は極めて異例という。 判決は6月15日付。大阪市や判決によると、男性は住吉区に住んでいた2009年ごろ、市の不適正な資金管理の発覚を機に区役所に頻繁に電話をかけ、度々訪問して職員に応対を迫り、執拗(しつよう)に情報公開請求をするようになった。複数の職員に「お前には能力がないから辞めてしまえ」「バカ」などの暴言を吐き、女性職員の容姿を侮辱する発言も繰り返した。対応には平均1時間以上の時間を取られ、体調不良を訴える職員も…
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