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ブックマーク / cruel.org (12)

  • Don't Give Me That "Permission to Link" Crap!

    リンクするなら黙ってやれ! 山形浩生 リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくらいなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと思ったら、その時点で引っ込めるわい。 黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛想の一つも振りまこうってなもんだ。 でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだ

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2021/09/29
    山形氏ははてブロのブックマークコメントをいつの間にか非表示にしてたけどcruel.orgのほうはまだ大丈夫なようだ。とはいえ氏らしいマッチョイズム全開の文書で迷っている人を余計に萎縮させるだけだと思うのだが。
  • The Halloween Document: Japanese

     ハロウィーン文書 リンクやコピーは黙ってどうぞ。詳細はこちら。 1. はじめに。 1998 年 11 月頭、それはマイクロソフトがアメリカ司法省と丁々発止の法廷闘争をくり広げる一方で、フリーソフト/オープンソースがしだいに勢いをつけてきて、ただのホビイストのお遊びから実際のビジネスや業務での使用にも耐える格的なシステムとして認知度を高めていたときだった。そのときいきなりネット上にあらわれたのがこの文書である。 オープンソースソフトの代表格の一つである Linux はじょじょに各種サーバ市場に入り込み、NT の立場を脅かす存在になってきていたが、公式には MS は、「あんなのマニアのおもちゃ、ぼくたちはお金持ちの企業さん相手、格がちがうよ、はなから相手にする気はないね」的な発言をしてきていた。ところがこの文書では、MS はなんとオープンソフトをはっきり脅威として認識したうえで、どうやっ

  • イケア (IKEA) の企業構造について:追加コメント

    まったくきみたちは世話がやける:イケアの企業構造は、そんな人倫にもとる代物ではないのですよ (Part 1) 山形浩生 (hiyori13@alum.mit.edu) イケアは、異様な企業構造で税金回避をするのはちょいとアレではありますが、それは事業の善し悪しとは関係ないし、儲けの源泉でもないのだよ。 なんかイケアの企業構造を説明したあのエッセイは、はてなブックマークでも結構な人気で訳者/解説者冥利に尽きるんだが、どうもその反応を見ると必ずしもきちんと理解してもらえていない部分があるらしい。 特に、絶対にやってはいけないまちがいをしている人を結構見かける。「イケアはこんな手口を使ってるから儲かってるのか!」と思った人が結構いるようなんだ。「連中はこんな不当な手を使って儲けてるのか、汚いぞ!」と思った人とか。「イケアの暗黒部分」とか「これはひどい」とかいうコメントが結構ついているじゃないか。

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2016/04/11
    イギリスのスタバの件で「儲かっているからこうした税金逃れができるのだ」と紹介されたエントリ。
  • ISISについて:池内恵と対談

    イスラム国躍進の構造と力 『公研』2014年10月号 「対話」 池内恵 VS 山形浩生 山形:イスラーム国の人たちの言動や行動を見ると、ずいぶんと前近代的で昔に戻ったかのような印象を受けます。その一方で彼らの意識には、中東の民主化への動きとも言える「アラブの春」が大きく関係しているのだと思います。池内さんは今回のイスラーム国の登場と「アラブの春」の関係をどのように捉えていらっしゃいますか。 池内:「アラブの春」が一回りしたことで中東地域に生まれた環境は、イスラーム国にとって非常に都合の良いものになりました。その環境と言うのは、中央政府の揺らぎ、弱体化であり周辺領域の統治の弛緩です。そこに、元来イスラーム国が依拠するイスラーム過激派の戦略論がぴたりと合わさった。9・11テロに対して、アメリカは大規模な対テロ戦争を展開し、イスラーム過激派は軍事的にも情報的にも経済的にも追い詰められました。それ

  • 今月の喝! 募金の経費が理解できない人たち。 | Yamagata Dojo in CYZO 2006/09

    要約: 募金のお金が、募金募集団体の各種経費に使われることを指して「ピンハネ」などと難癖をつけるバカがいるけれど、金集めには経費がかかるくらい常識ではないか。自分の金がすべて被災者に行くと思う発想がそもそも変。黒柳徹子に渡したところで、事情は何も変わらない。 ぼくは公徳心に富んだ親切な人間なので、でかい災害や戦災があればそこそこの金額を募金することが多い。募金先は、日赤十字とか、日ユニセフ協会とか、国境なき医師団とか、そのときの気分とその災害の性質によってあれこれ変わるけれど。しばらく前に仕事ででくわした国連系の某機関のやつがろくでもなかったので、国連系はいまぼくの中で非常に優先順位が低い。その程度のえり好みはある。 さて、このぼくといえど、世界中のあらゆる災害だの戦災だのを常に把握しているわけじゃないのだ。だからときどき各種の機関がダイレクトメールを送ってきて、ダルフールがまた変なこ

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/11/14
    2006年の記事。日本ユニセフ協会はきちんとした組織なのでそれを運営する資金もそれなりに必要であるという話。
  • Yamagata Column in Voice 2012/3

    要約: 制度を新しく作るのはむずかしい。が、新しい都市を造って一から制度作りをする試みを、経済学者のポール・ローマーが始めており、ホンジュラスで実現するかもしれない。橋下の試みも、制度を作り直そうとするものではあるんだが。 いまの日、いや世界に漂う閉塞感は、いまの制度がもたらすものでもある。すでに各種の仕組みは、既得権益集団に有利にゆがめられていて、それを改定する民主的なはずのプロセスも、ほとんどがそうした既得権益間の利益調整でしかないように見える。 オバマ大統領人気の隆盛と失墜は、まともな理念に基づいてそれを打破できるという期待と失望によるものだし、民主党政権も(期待したやつが愚かとはいえ)、そういう側面を持っていた。そしてもちろん、大阪の橋下も同じ期待で人気がある(一方で既得権者には嫌われている)。でもその結果についてはみんな半信半疑だろう。道州制ですべてを一から作り直す――主張はよ

  • Yamagata Column in Voice 2007/3

    要約: オリンピックには経済効果なんかないし、今更東京の知名度アップもいらないし、北京のあとということを考えるとアジアは不利っぽいうえに大技は全部北京がやりそうな感じだし、さらに都民も是非ともオリンピックをやりたい雰囲気がぜんぜんなさそうだし、変に誘致に金かけるのがあほくさいんですけど。 二回目の東京オリンピックをやる/やらないが、都知事選の大きな争点……という以前に、そもそも現職対立候補勢のへたれぶりを見ていると、そもそもの選挙戦自体が大したことになりそうもない感じはある。が、それは言わないでおこう。実は最近、オリンピックについてちょっと調べているので、現職知事が再選された場合に気でこれをやるのだろうか、といささか不安なのだ。 通常あらゆるオリンピックでは、なぜそれをオラが町でやるのがよろしいのか、という調査報告書が作成される。そしてたいがいは、オリンピックを誘致することで都市の知名度

  • 「エコノミスト」より:スタバの節税など

     目を覚ましてコーヒーの香りを: スタバの節税バッシング in UK (The Economist Vol 387, No. 8580 (2012/12/15) p.58, "Wake up and smell the coffee") 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) 「これは空前のコミットメントです」とイギリス・アイルランドのスターバックスの親玉、クリス・エングスコブは 12 月 6 日に述べた。この日、同社は 2013-14 年度にイギリス税務署に対し、法的に必要とされる納税額を年間およそ一千万ポンドうわまわる金額を自発的に支払うと発表したのだった。別に当局から何らかの圧力がかかったわけではない。イギリス歳入局に対して、追加ショットの税金を納めることについて、税務署は特に相談を受けていないのだ。スターバックスは、怒り狂ったイギリス消費者をなだめるためにこう

  • CUT 2006/12 Book Review

    連載第?回 小国に教わる国の存続理由と愛国心。 (『CUT』2006 年 12 月) 山形浩生 要約: 世界のバチカンよりもっと小さい、ほとんど自称だけの小国家を集めたガイドブック。国々の記述のおもしろさはその国の存立理由にあるのだけれど、その存立理由は決して自明なものではなく、それを納得させることがとりもなおさず愛国心教育ということだ。この小国たちの存立理由を見るうちに、この日の存立理由にも自然に考えは及ぶ。それをきちんと考えることは必須だし、またそれを教えることも必要なんじゃないか。 小学校くらいのときに、世界でいちばん小さな国はどこ、というような話を社会の授業でしたと思う。それとも最近はゆとり教育のおかげでそんな話はしないのかな? 一応 30 年前は、小さな国は文句なしにバチカン市国だったはずだ。そしてそのついでに、アンドラとかリヒテンシュタインとか、切手販売と観光だけでってるよ

  • The Halloween Document: Japanese

     ハロウィーン文書 リンクやコピーは黙ってどうぞ。詳細はこちら。 1. はじめに。 1998 年 11 月頭、それはマイクロソフトがアメリカ司法省と丁々発止の法廷闘争をくり広げる一方で、フリーソフト/オープンソースがしだいに勢いをつけてきて、ただのホビイストのお遊びから実際のビジネスや業務での使用にも耐える格的なシステムとして認知度を高めていたときだった。そのときいきなりネット上にあらわれたのがこの文書である。 オープンソースソフトの代表格の一つである Linux はじょじょに各種サーバ市場に入り込み、NT の立場を脅かす存在になってきていたが、公式には MS は、「あんなのマニアのおもちゃ、ぼくたちはお金持ちの企業さん相手、格がちがうよ、はなから相手にする気はないね」的な発言をしてきていた。ところがこの文書では、MS はなんとオープンソフトをはっきり脅威として認識したうえで、どうやっ

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/02/12
    SCOがらみの話まで含んでいるのか。
  • ユニクロの挑戦からタタの衝撃へ

    山形浩生 『エコノミスト』増刊号 2009/8/10 pp.114-16 (pdf版) 要約:途上国は、すでに先進国の安かろう悪かろうの劣化バージョンにとどまらない新しいカテゴリーの製品を生み出しつつある。ネットブックの台頭、タタ自動車のナノなどはその代表格だ。いまはそれを嘲笑する日メーカーは、いずれいまのGMと同じ命運をたどるかもしれない。 ユニクロが我々の買い物行動の中で市民権を得て、すでにかなりたつ。そこそこの品質で、そこそこよいデザインのものをそこそこ安く売るという戦略が、日でも十分に受け入れられるようになってきたということではある。だが、それが当初かなり大きな衝撃だったことは、まだ多くの方が記憶しているのではないか。 当初は確かにユニクロに対して多くの人はアンビバレントな感情を抱いていた。二年ほど前に、「ユニばれ」なる表現がはやっていると一部で報道されたことがあった。学校でユ

  • みんなの意見の意義と限界:『「みんなの意見」は案外正しい』解説

    山形浩生 スロウィッキー『「みんなの意見」は案外正しい』(角川文庫) 解説) 要約:みんなの意見は案外正しいが、まちがっていることもあるうえ、だれも責任をとれないし、またそれが計算のやり方次第で構築されるものだという認識も必要。でもそれさえわきまえれば、新時代の新しい常識生産の可能性がここにはある。ついでに、これが普及すればこれまでの常識の担い手である年寄りの地位は低下することになり、別の含意が出てくるが…… このは、「みんなの意見」つまりいわゆる集合知についてのだ。傑出した(とされる)専門家の見解よりも、ふつうの人々の意見や感覚をまとめたほうが、予測精度の高さや適応力の高さを示すことがある。そしていまや、それを積極的に活用しようという試みがいろいろ見られるようになった。なぜそれが可能なのか? その可能性と留意点はどこにあるのか? さて書のテーマは、最近ではかなりあちこちで話題になっ

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/12/08
    「「みんなの意見」重視で、予想のところに大きな(ヘタをするとエグい)影響が出る可能性がある」けどはてブ界隈ではすでに表面化しているようにも見える。
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