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ブックマーク / note.com/davitrice (4)

  • 続・緊急事態とわたし|デビット・ライス

    ↑ 先日の記事のつづきというか、繰り返し。 やはりというか、転職活動の情勢は緊急事態宣言が出た途端に目に見えて悪くなった。以前までならけっこう多くの会社を書類選考はパスして面接まで行ったりしていた会社がいくつかあったところだが、いまはどれだけ応募しても書類選考の段階で不合格になってしまう。実際のところはわからないが、求人の数自体や採用人数が露骨に絞られている気がするし、一方で応募者は反比例して多くなっているような気がする。 この緊急事態の下にいると、無職でいるということがどこにも属していなくてどこにも寄る辺がないということであるのが、身に沁みてわかる。この「どこにも属していなさ」は、現実的な問題であるのと同時に観念的な問題でもある。 たとえば、自分のような立場の人の意見がどこにも代表されていないという感覚がある。ネットを開いてみると、疲弊している医療現場の声は聞こえてくるし、経営危機や経営

    続・緊急事態とわたし|デビット・ライス
  • 何が好きかより何が嫌いかを語ろう|デビット・ライス

    『魁!クロマティ高校』という漫画のなかに、「プータン」という芸名で活動する着ぐるみを被った芸人のキャラクターが出てくる。いま手元に単行がないのでうろ覚えになってしまうが、こんなエピソードがあった。プータンがテレビ番組のグルメレポートをするのだが、なにをべてもグルメレポートらしいことを言わずに、「普通」とか「うまい」と一言呟くだけで済ませてしまうのだ。 なんてことのないネタであるが、このエピソードは「感想」というものの質を突いている。美味しいべ物をべたときにグルメレポーターは大げさに騒いだり形容詞や比喩を使って美味しさを表現しようとしたりするが(その形容詞や比喩も大概はオリジナリティのない使い回しである)、実際には人は美味しいものをべたところでさほど感動することはない。頭や心の中に浮かぶ感想は「うまい」とか「思っていたよりも普通だな」とか「大して美味しくもないな」とかいうものが大

    何が好きかより何が嫌いかを語ろう|デビット・ライス
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2020/03/04
    ……時代が時代だったらワインのおつまみ(隠語表現)としてこれらのnoteのエントリが消費されていたのかなぁ、と余計な想像をしてしまう。
  • アイデンティティとしての"在日アメリカ人"|デビット・ライス

    これまでにもTwitterで身辺のことを書いたりはてなブログに様々な記事を投稿したりしてきたが、「自分がどういう人間であるか」ということをまとまった文章で書く機会はなかった。 いまは失業中で時間だけはたっぷりとある身分のことだ。1月に31歳になったばかりだが、東京に引越しして社会人生活や一人暮らしを開始してから2年以上が経過しており、一人前の大人としての生活にもようやく慣れたところだ。また失業なんてそうそうできることではなく、次に就職したら、それからしばらくは働き続けてなければならないことであろう。せっかくの機会だから、今のうちに自分の人生についてゆっくりと振り返りたいものである。 そのため、これからしばらくはエッセイ的な文章を集中的に執筆して投稿してみることにした。 媒体をはてなブログではなくnoteにしたのは、noteの方がはてなブログに比べるとまだしも「私的」な文章に向いているように

    アイデンティティとしての"在日アメリカ人"|デビット・ライス
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2020/02/26
    「はてなブログだと、私的な内容の文章に対して野暮で無粋な連中によるしたり顔のブックマークコメントを付けられて不愉快な思いをさせられてしまう可能性が高い」と言いつつセルフブックマークするのはどうなのか。
  • 三流国家の首都に暮らすことについて|デビット・ライス

    私が京都から東京に引っ越してきたのは、2017年の10月だ。つい最近に引っ越してきたという感覚が未だに消えないが、実際にはすでに2年と数ヶ月経過している。引っ越したのは28歳の頃で、それまでの28年間はずっと京都で生活してきた。 引っ越したきっかけは就職である。24歳の時に修士を卒業した私はそのまましばらく京都でフリーターをしていたのだが、意を決してフルタイムの仕事を目指したときに、東京に移ることにしたのである。京都を出たことにはいくつかの理由がある。まず、実家で家族と暮らすことがあまりに気詰まりになっていて、フルタイムで働くことで家賃が支払えるようになるなら家を出たいということがあった。また、京都という街自体にもあまりに長い間住んでおり、行けるところにはどこにも行き尽くしていたので、閉塞感を感じていた。 移る先を東京に選んだ理由もいくつか存在するが、まずは「仕事の選択肢が多い」という現実

    三流国家の首都に暮らすことについて|デビット・ライス
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2020/02/20
    はてブロ「道徳的動物日記」の著者だという筆者プロフィールがオチという意外すぎる展開。はてなで書くべき文章とnoteで書く文章が真逆のような気がする。てかみんな厳しいつーか "submissive" だね。
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