柴 那典さんがTwitterで紹介していたこの記事がやたらおもしろい。これは連載の一部で全体も滅茶苦茶興味深いのだけど。 アメリカ音楽の新しい地図 4.音楽メディアとランキング・システム 「ビルボード誌が一貫してレコード会社やミュージシャン側ではなく、リスナーあるいはそのカルチャーを受容するコミュニティーにもとづいてポピュラリティーを計測しようとしていた」。 それ故にブラックミュージックのチャートの存在の意味がねじれていく様の「なるほど」感。 そしてこの「もとづく」部分の差異がビルボードチャートと日本のオリコンチャートとの決定的な違いになっていると思いました。そしてその違いこそが、オリコンが配信・サブスクをチャートに反映する対応が遅かったひとつの理由になるのではないかと。 ビルボードが2005年からダウンロードを、2007年にはストリーミングもそのチャートを算出するための材料とし始めたのと