毎日新聞は10月20日付夕刊で「乳搾り モ〜いや? 群馬の観光牧場『ストレス配慮し中止』」と題し、群馬県の観光牧場が牛の乳搾り体験を終了すると発表したことを報じた。その中で、乳牛2頭が乳房炎などの病気で相次いで死んだと報じたのは誤りで、1頭は骨折による安楽死で、もう1頭は他牧場へ売却されていたとして、26日付夕刊で訂正した。また、ニュースサイトの記事は当初、見出しが「モーやめ…ストレス死相次ぎ」と記されていたが、25日までに「ストレス配慮し」と修正され、本文も一部書き換えられた。サイト上に訂正したことは明記されなかった。 毎日新聞ニュースサイト記事の見出し(上が修正前、下が修正後)毎日新聞2016年10月26日付夕刊(東京版)日本報道検証機構の調査では、牧場側は20日、取材を受けた際に誤って伝えていたとして訂正を申し出ており、翌日朝刊の群馬県版には正確な記事が掲載されていたことがわかった。