熊本市交通局は、市電の運転席で映像を記録するドライブレコーダーを導入する。 08年10月に熊本市の香山佳代さん(当時34)が市電にはねられ死亡した事故を受け「事故防止や安全運転の指導に役立てたい」と導入を決めた。 レコーダーは電車44両の前後の運転席に設置する。カメラが二つあり、運転席から見た前方と、運転席を含む車内の映像を録画できる。市は設置経費約3000万円を10年度当初予算案に計上しており、予算が確定すれば、夏ごろから運用する予定。他に、嘱託職員として警察OBなどから交通安全専門員1人を雇用することも予定している。