ブックマーク / blogpal.seesaa.net (33)

  • youtubeのコストとキャッシュフロー

    ちょっとメモ的に。 YouTubeについて(1) 梅田さんが、youtubeの事について書いていたんだけど、youtubeのキャッシュフローは、今現在、どの程度なんだろうと思って計算。 間違いがあったらご指摘ください。 まず、youtubeのPVは、一日7000万件。ユニークユーザ数は2000万人と仮定。 そのうち、海外からアクセスを除き、一日平均PV5250万件ユニークユーザー1500万人程度と仮定。 主に入ってくるキャッシュは、現在グーグルアドセンスからなんで、アドセンスのクリック率を0.3%、クリック単価を平均30円と仮定すると 一日に入ってくるキャッシュは52500000*0.003*30なので、 4725000円。一月30日とすると、月にアドセンスから入ってくるお金は141.750.000円。つまりアドセンスからは月1億4000万円程度の収入。 出て行くのはバンド幅へのコストで月

    youtubeのコストとキャッシュフロー
  • 任天堂にみる創作のデザインルール

    任天堂株式会社 経営方針説明会 やっぱ、岩田社長はいい事いうなぁと感心してしまった。 で、なんだけど、日は、創作のデザイン・ルールのお話。 任天堂 経営方針説明 質疑応答 一番、僕が感心したポイントを質疑応答から引用させていただけれど、 岩田:まず最初のご質問にあった、違うルールのものを要求されたってことなんですが、実は任天堂の視点で申しあげますと、任天堂は、新鮮で珍しくて面白い遊びをつくろうというふうにいつも考えてきたつもりですから、そのやり方は単に器が変わっただけで、全く違う角度からものを考えなきゃいけないっていうふうに感じていないんです。 これはQ5より。 ただ、ゲームはいわばお客さまに驚いていただくのが商売ですから、そのお客さまに驚いていただくのに「あなたは何をしたら驚きますか?」っていう質問は全く愚問なわけで、これはずっと私どもが抱えてきた、お客さまの想像のしないようなモノを出

    任天堂にみる創作のデザインルール
  • 文化系女子萌えを嫌がる人がいる理由がやっとわかった(気がする)

    いつまでも女性を自らに発見しなければ、女の子は少年のままで在り続けることもできるはずなのだ。 id:amiyoshidaさんとこのエントリを読んでから、ひっかかっていた事があって、ふうむ、「欲望されない体」から「欲望される体」ね、ふーむと思って、そんで考えていたことなんだが、 文化系女子モエ?欲望されてもイヤ、欲望されなさすぎてもイヤという複雑骨折女子心 欲望される性ってこんな感じ? id:under-the-dogさんトコの二つのエントリ読んで、ああ、そういうことかと自分なりに出た結論。 文化系女子関連のエントリは、僕もネタ半分、まじめ半分くらいで書いてたんだが、いくつか理解しがたい女性の感情があった。 そのひとつが「萌えられるのは嫌だ」って奴で、これ、なんでだろーと思っていたんだが。id:partygirlみたいに「俺様に萌えれ」みたいなのもいるんで、ますますよくわかんねみたいな。 で

    文化系女子萌えを嫌がる人がいる理由がやっとわかった(気がする)
    kennak
    kennak 2006/05/18
    リンク先の記事も面白い少年と女性の違いか・・・ なるほど
  • ソニーは永遠に変わってしまったのね

    3DゲームファンのためのPS3の“真意”講座 「PS3は“ゲーム機”ではなくコンピュータとして訴求されるべきである」 ああ、なんつーか、もうソニーは全てを失ってしまったという感じのインタブー。 創業者の一人、盛田昭夫は、小型トランジスタラジオを作る際、トランジスタの特許をアメリカの会社から買い取った。その時に 「一体、何に使うんだ?」 と聞かれ 「小型ラジオを作ります」 と答えた。 「そんなもの誰が使うんだ?」 とせせら笑われ、 「今にわかります」 と答えた。 初期ソニーの製品はそういうのが多い。ウォークマンだって、古川さんのブログの記事によれば、 発売当初は「マイクロフォンの付いていないテープレコーダーを誰が買うんだ?」という冷たい仕打ちが社内でも当たり前のことであったそうです。その結果、ウォークマンがデビューするにあたり最初の記者発表会と広告宣伝費にかけられた総費用は500万円の予算し

    ソニーは永遠に変わってしまったのね
  • IT産業雑感

    アップルを待ち受ける「成長の限界」 Web2.0がバブルだったとしても、その「技術」までは失われない。 競争が激化しているなぁと思うニュースを二つ紹介。 企業間競争が起こっている状態の間のみ、消費者は利益を得られるわけだから、それは有り難い話なんだけども。 あくまで一般に、での話になるわけだけれど、企業間競争においては、コストと参入時期の間には密接な関係がある。 大体、新規参入が起こりうるのは、コスト構造が変化した場合で、攻撃を仕掛ける側、つまり、新規参入企業がアクションを起こすのは、以下の三つの段階が多い。 1、「将来的にはコスト構造が変化すると思われる段階」 2、「実際にコスト構造が変化して、既存プレーヤーより低いコストで製品・サービスが作れるようになる段階」 3、「コスト構造が変化し、さらに、新しいビジネスモデルが作られれ、利益をあげ始めれる段階」 1の段階で、参入したプレーヤーは、

    IT産業雑感
    kennak
    kennak 2006/05/03
    ユーザー統合開発環境みたいなのが売れるようになるのかもねぇ カスタムできるサポートエージェントとか
  • 真・シンデレラ第三幕

    第一幕→ http://blogpal.seesaa.net/article/16110033.html 第二幕→ http://blogpal.seesaa.net/article/16386793.html しずかちゃん「さて、王子様、まずは敵を知り、己を知れば百戦危うからずという孫子の教えに従い、まずは、ヒロインというものについて、レクチャー致します。」 王子様「・・・・ねぇ、まわりくどいことをしてないで、シンデレラを殺しちゃおうよ?」 しずかちゃん「王子、貴方は馬鹿です。救いようのない愚か者です」 王子様「なんでっ!?」 しずかちゃん「いいですか?ヒロインというのは、異常に逆境に強いクリーチャーであって、追い詰められれば追い詰められるほど、パワーを発揮するのです。」 王子様「どこぞの星の戦闘民族みたいだな・・・・・」 しずかちゃん「よーく覚えておいてください。死に掛けのヒロインほど

    真・シンデレラ第三幕
    kennak
    kennak 2006/04/27
    え なに 聞かれてたってこと?
  • 真・シンデレラ第二幕

    第一幕→ http://blogpal.seesaa.net/article/16110033.html 昔々、あるところにシンデレラと結ばれる予定の王子様がいました。 王子様は悩みを抱えていました。 こんな悩みです。 王子様「また物語は振り出しからか。 なぁ、大臣、たまにはハーレム作って、酒を浴びるように飲んで タバコも吸って、すき放題暮らしたい。」 大臣「王子、ですから、この話はシンデレラなのです。 容姿端麗、スポーツ万能、金持ちで名誉ある貴方が 何の役にも立たず、王子の名前を呼ぶくらいしか脳がない シンデレラに突然惚れることで女性系読者の 適わぬ夢を満たしてあげる為の物語なのです。」 王子様「俺にも人権を!!」 大臣「そんなものはありません。 ヒーローは、ヒロインのためなら骨身を惜しまず、 無償でドラゴンと戦ったり、 魔女との知恵比べをしてヒロインを助けるものと決まっているのです。」

    真・シンデレラ第二幕
    kennak
    kennak 2006/04/10
    続き
  • 真・シンデレラ - FIFTH EDITION

    昔々、あるところに一人の女の子がいました。 名前はシンデレラ。 シンデレラは、幼い頃に母を亡くし、 継母と、義姉と暮らしていました。 継母と義姉は、毎日のように シンデレラを苛めていました。 継母「どうせ物語の最後でシンデレラは 王子様と結婚して、あたし達はいい目なんて何も見れないんだから 今のうちにたくさん苛めておかないとね」 義姉「いいわよね、ヒロインは。 何もしなくても魔法使いと王子様に助けれて 玉の輿ですもんね」 シンデレラ「畜生、てめえら、覚えてろよ!!ヒロインはあたしなんだからなっ!」 継母「ほら、このゾーキン汁入りの味噌汁のめよ」 シンデレラ「飲めるかっ!」 義姉「いいから飲めよ、飲むもんと決まってるんだよ。 ヒロインは最初は苛められてないといけないんだから。」 シンデレラ「ぎゃー!!」 その頃、お城では、王子様と大臣が 近日開かれる舞踏会の打ち合わせをしていました。 王子様

    真・シンデレラ - FIFTH EDITION
  • 匿名制とID制とゲーム理論の話

    日はゲーム理論の話。 この読んだのだけど、読みやすくてよかった。 数式がないから、わかりやすい。 次は、数式も出てくる奴よもう。 で、題なんだけど、 こののP157から、面白い話があった。 「裏切り」と「協調」どっちが得かって話なんだけど。 政治学者のアクセルロッドさんが、さまざまな分野の研究者に コンピュータープログラムを作ってもらい、 囚人のジレンマにおいて、最も高い利得を得るのは どの戦略かをリーグ戦で競わせたそうな。 プログラムは次の8つで、 1 常に「裏切り戦略」を取る 2 常に「協調戦略」を取る 3 最初は協調戦略→相手が一回でも裏切ったらその後は「裏切り戦略」。 4 最初は協調戦略→相手が裏切るならこっちも裏切り。相手が協調してくるとこっちも協調。 5 ダウニング戦略→相手の行動を観察し、相手の行動の確率を見積もって自分の行動を決める 6 ヨッスの線略→相手が裏切った

    匿名制とID制とゲーム理論の話
    kennak
    kennak 2006/03/30
  • FIFTH EDITION: はてなのいつか終わる夢

    はてなが消費されないことを望む 上記はけんすうさんのブログの記事。 最近のはてなについて扱っておられます。 で、気になった話なんですけど、 いわゆる「賞味期限」の下りです。 企業の製品にもサービスにも、「賞味期限」が必ずあります。 そして、はてなが頻繁にメディアに取り上げられることで消費が激しくなり、 その結果、飽きられる時期が早まってしまうのではないかってお話なんですけども。 僕個人として、この問題については、ちょっとした教訓というか エンタメ業界の端っこにいる身として ビートたけしの言葉を心に刻んでいます。 「ファンはいつまでもファンではいてくれない。 それでも芸人は芸を磨くのをやめてはいけない」 という奴です。 どんな小説漫画もドラマも飽きられたら終りです。 同じように企業の製品もサービスも飽きられたら終りなんです。 そして、はてなも、飽きられたら終りです。 で、それを防ぐために、

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  • マッシュアップ戦略でヤバイのはどっちだ? - FIFTH EDITION

    Web2.0 マッシュアップ時代への警鐘 ちと、GMOの熊谷さんのブログで面白い記事が出てたんで それについて扱ってみる。 マッシュアップ--仮想空間と現実をつなぐ地図 こっちは熊谷さんの記事でも扱われているマッシュアップについての CNETの記事。 噛み砕いていうと、マッシュアップというのは 「複数のソースから提供される部品を組み合わせ、 ひとつのサービスとして利用することを 可能にする」事。 記事で扱われているように、グーグルアースと 外部の不動産データと組み合わせる事により、 売り出し中の物件がサンフランシスコ周辺の どのエリアにあるかをすぐにわかるようにしたサービスは その代表例。 これ自体は、そう珍しい事ではなく、どの分野にも 見られる事で、大抵、それぞれの産業分野で、誰かが マッシュアップをやっている。 というか、 「独創的なアイデア=既存のアイデアの組み合わせ」 が、アイデア

    マッシュアップ戦略でヤバイのはどっちだ? - FIFTH EDITION
    kennak
    kennak 2006/01/23
    Yahoo&Google
  • FIFTH EDITION

    随分前から、漫画の販売が右肩下がりなわけですが、 今年も絶好調で下がり続けております、漫画愛好家の皆様。 漫画の売り上げは低下し続けている。/TV Asahi Top 100 Anime 業界の皆様が、悲鳴を上げまくっていますが ほんと、酷いもんです。 ブックオフ潰せとかいう声が政界に届く日も 近いかもですねー。 そもそも、貸しビジネスが軌道に乗り始めた時期、 それを業界全体でぶっ潰したんですが。 まー、貸しビジネスを軌道にのせて TV・映画業界みたいに、そこを第二の収入源にしときゃ ブックオフにここまでやられることはなかった気もするんですがね。 激しく激しく激しく。 続きを読む

    FIFTH EDITION
    kennak
    kennak 2006/01/18
    長いけれどネットに業界を変革させられた人の考察・・・これは次のネット業界、ゲーム業界に起こる事、起こり始めていること
  • ゲーム業界のイノベーションのジレンマ

    ゲーム産業が直面する危機――新ハードがもたらす開発費の高騰【コラム】 クリスマスイブだけど、突っ込む穴もないから 知的オナニーに耽ってみる。 漫画ゲームは、自分と関係する分野だから 最近、この二つの業界が典型的な イノベーションのジレンマに陥っている事についてよく考える。 イノベーションのジレンマとは クリステンセン教授の著書「イノベータ-のジレンマ」で 提唱された理論で、次のような条件が技術につき物である事から 起こる。 まず、価値とコストがトレードオフの関係にあること。 つまりだけど、企業が製品価値を高めようとすると 「価値をあげるにはコストを余計にかけるしかない」 という状況に直面する。 そうすると、企業は市場での競争に打ち勝つために よりよい製品を作るために、一つの製品にどんどん コストをかけるようになる。 一方で、企業間競争においては、常に価格を下げるように 市場圧力がか

    ゲーム業界のイノベーションのジレンマ