エントリー向けNASキット4製品を徹底比較 読み書き速度・駆動音・バックアップ設定編:2017年春はこれを買う!(2)(1/6 ページ) NASはセットアップが完了してPCから読み書きができるようにさえなれば、製品の違いを意識する機会はそれほど多くない。ユーザーが普段から意識するのは、むしろ読み書きの速度、さらに駆動音の騒々しさといったハードウェアにまつわる部分だろう。今回はこの2点についてチェックする。 また、データを安全に保護するための機能として重要なのがバックアップ機能だ。これについては設定のしやすさもさることながら、継続的にメンテナンスフリーでの運用が可能かどうかも大きなポイント。今回は最もスタンダードなバックアップ機能である「USB HDDへのバックアップ方法」についても比較していく。 ←・第1回:エントリー向けNASキット4製品を徹底比較 組立・セットアップ編 その3:読み書き
バックアップ機能が充実しているのは、SynologyのNASの特徴の1つだが、さらにバックアップ機能の使い勝手を向上させる新しい機能がリリースされる。現在β版で提供されている「Active Backup」がそれで、簡単に言うと、ほかのサーバの中にあるデータを、自らの本体内にバックアップしてしまう機能だ。 Synology(シノロジー)の「DS216+II」。2台のHDDを内蔵できるNASキットだ。今回はほかのサーバからバックアップデータを受け取る側として使用する 一般的に、バックアップ機能といえば、データを保存している側のサーバにバックアップソフトをインストールし、それを設定する中で保存先、今回で言えばNASを指定する。今回の「Active Backup」はこれとは逆に、バックアップデータの保存先であるNASから、サーバに対してデータを取りに行くことが特徴だ。 この方法の利点は、データを保
Dropbox、OneDrive、Googleドライブなど、現在様々なオンラインクラウドサービスがあり、活用している人も多いことだろう。インターネット上の個人のデータ保存スペースに必要なファイルを転送しておけば、スマホやタブレット、PCでインターネットを経由してそのデータを共有できるのはもちろん、共有データの自動更新でどの端末でも常に最新のデータにアクセスできる。また、スマホで撮影した写真や動画の自動アップロード機能などもあり、一度使えばその便利さはもはや手放せないものになってきている。 しかし、これらのクラウドサービスは大手企業が提供するものではあるが、インターネット上に個人のファイルを保存しておくというのは、セキュリティーなどの観点からちょっと気になるという人もいるはず。そんな人にオススメしたい製品が、ウエスタンデジタルのネットワークストレージ『WD Cloud』だ。 見た目は一般的な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く