コンビニエンスストアの草分けセブン-イレブン・ジャパンは今年、創業40周年を迎え、11月18日に都内で記念パーティを開いた。コンビニの生みの親で、親会社セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEO(最高経営責任者)は、グループの商品の注文をインターネットで受け、近くのコンビニでお客に渡したり、自宅まで配達したりする「ネットとリアル店舗の融合」という考え方を示した。鈴木氏は「1万6000店のリアル店舗とネットの両方を持つのは、日本ではセブンだけ」と優位性を強調した。 コンビニのセブン、スーパーのイトーヨーカドー、百貨店のそごう・西武など、グループ全社で扱う300万点の商品をネットで買えるようにする。5年以内に、ネットを通じた商品やサービスの売上高を現在の7倍、最大で1兆円規模に拡大させるという。目標の達成時期については「1~2年でどのように波に乗れるか、乗せることができるか。波に乗れ