(231130 22:10 山岡士郎の「士」の字を誤ってたので修正) 学校の宿題で味噌汁を作らねばならぬと子が言うので、一応口だけ出して、できるだけ手を出さぬようにして作らせてみたが、台所の物の置き場から知らないので当たり前だがだいぶ手を貸すはめになった。 よく言う、昆布は鍋に泡がついてふわっと浮き上がったら取り除く、鰹節は沸騰直前に取り除く、なんて出汁の取り方はあれはお吸い物を作るときのやり方で、大量の出汁材から香りを含めた一番いいところをとるやり方ではないかと疑っている。味噌の味も香りも強い。負けないようにもっと煮出していい。昆布も煮干しもぐつぐつ言う鍋の中で踊らせる。白くふやけてくるまでくらい煮ていい。 味噌汁の作り方というと灰谷健次郎の「きみはダックス先生がきらいか」を思い出す。上記のお上品な出汁の取り方を俺はこの本で学んだ。たしか小学校教師のダックス先生(足が短いから、ろくでもな