『プルーフ・オブ・ヘヴン』 プルーフ・オブ・ヘヴン―― 脳神経外科医が見た死後の世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者:エベン アレグザンダー早川書房Amazon隣の地区の図書館で見つけた本です。 スピリチュアル系の本棚ではなく、医療系の本が並べらた本棚の前に立ち、そこで見つけた1冊。 臨死体験の本でした。 体験した人物は、エベン・アレグザンダーという脳神経外科医。 彼は、長年、重篤な脳の障害やダメージを受けた人々の治療に当たってきた有能なドクターです。 自らの体験以前は、生死の境に近づいた人たちが体験したと語る不思議な世界を信じることはありませんでした。 エベンの現場は、まさしく脳の危機、命の危機を迎えた患者と対面する場所でしたから、生死の境をさまよった末に昏睡から覚めた患者による、そのような体験を聞くことも珍しくはなかったようです。 しかし、彼ら脳科学者の見解によれば、「それ」