気晴らしに入った本屋さんで何気なく手に取ったこの本、少し読んだ後そのまま購入してしまいました。 いつも買うと決断するまでに何回か本屋に通って立ち読みを繰り返す私には珍しい事です(^^; 最後まで読みましたが、かなり満足です。 最後にある行動ファイナンスのあたりは類書にも同様の内容がありそうな面白みの無い話で興ざめですが、 その前までは良く書かれている。 久しぶりに投資関係の本で手元においておきたい、と思わせました。 中身は、良くあるクオンツの研究をまとめた論文集のような本とランダムウォーカーの中間みたいな本です。 データや解析について細かく書いてある割にはストーリー重視というか、主張がはっきりしている。 日本と米国の比較が多いので、普段米国の研究に偏りがちな私のような一般人にはありがたい内容です。 データも割と新しく、終戦から2004年くらいまで検証対象に入っているのが大半です。 主張がは