現在の日本には、閉塞感が漂っています。その原因は単なる不況ではなく、新しいことをやろうとすると「コンプライアンス」やら「セキュリティ」やらを理由にして妨害され、既存の秩序にチャレンジする者を排除する空気が強まっています。こうした閉塞状況の生まれる一つのきっかけが、3年前のライブドア事件でした。 新しい事業を興すことはつねに闘いであり、大きなリスクがともないます。今回の起業塾では堀江氏をまねき、ベンチャーの楽しさとリスク、法廷での闘いや日本経済への批判、そして今後の事業への夢などを自由に語っていただき、議論したいと思います。 ライブドア事件以来、堀江氏が一般の人々の前で講演するのは今回が初めてです。この機会をお見逃しなく、お早めにお申し込みください。 講師:堀江貴文(ライブドア元社長) コメンテーター:西和彦(アゴラ起業塾長) モデレーター:池田信夫(アゴラ管理人) 日時:7月3
Over the last two and a half days – the short window of time within which the GeeksOnAPlane group has been staying in Tokyo – I’ve attended two industry events (Tokyo 2.0 and Startonomics Japan) and talked with those who live or do business here about how web technology in Japan differs from that in the US. And while this is enough time to gain only a superficial amount of insight into the Japanes
「不況になると起業も減る」という話があるが、Economist誌は「不況のときこそ起業のチャンスだ」と説いている。 たしかに外部からの資金調達はむずかしくなるが、アメリカのベンチャーの80〜90%は自己資金と友人からの借り入れで起業している。平均的な起業資金は7万8000ドルなので、好不況の影響はそれほど大きくない。それに不況ときは、見込みのない企業をやめて会社を起こす人が増え、彼らの退職金がその資金になる。昨年は不況にもかかわらず、全米で53万の企業が生まれた。不況のときできた会社は、慎重にビジネスプランを立てるため、好況のときに比べて生き残る確率が高い。マイクロソフトもアップルも、不況のさなかに起業した会社である。 アメリカは労働者をもっともクビにしやすい国だが、もっとも雇いやすい国でもある。2007年にアメリカの失業率は4.6%で、欧州平均の7.9%よりはるかに低く、アメリカ人の
IPOコンサルタントをしている公認会計士が、日頃考えていること、感じていることなどを書いていきます。 IPOを目指している(もしくはこれから目指す)ベンチャー企業さんにとっても参考になる情報を提供していきたいと思います。 ※ブログ移転しました※ www.successipo.com/ アトリウム(06年3月ジャスダック上場、06年12月東証一部上場)において、上場前に同社社長に付与したストックオプションに関連する事件(?)がニュースになっていました。 <アトリウム>社長が自社から20億円借金 引当金11億円 (yahooニュース) 記事によると、事件の内容としては、 ・04年1、12月にストックオプションを社長に付与。 ・06年4月と07年3月に社長が権利行使し計108万株を取得。 (株式取得代金と含み益部分にかかる税金を、自己資金と金融機関からの借入金で支払) ・08年4月ごろに金融機関
このレポートは2008年12月時点のものです。 web屋が自力でコンテンツホルダーになれるのか?という実験で始まったiPhoneアプリ開発。 公約どおり他のFlasherと実験結果を共有をば。 10月20〜12月20までのダウンロード数 有料アプリ ToyCamera: 17437 – 瞬間風速1位 OldCamera: 11541 – 瞬間風速8位 LiquidPics: 1102 Clock01: 97 無料アプリ Random Pose: 56092 – 瞬間風速8位 SepiaCamera: 33025 – 瞬間風速4位 Durer Grid: 9501 以下、考察です。 自分の成績について 7/13〜10/20までの先行者利益を取り損ねて、後発エントリーした割には結構頑張れたかな?という印象です。 ただ一点、CameraBagよりさきに提出したのに、CameraBagの2ヶ月後発
先日、日本の大手ベンチャーキャピタルから私の携帯電話に連絡があり、「話を聞きたい」という。最初は何のことかわからなかったのだが、「コンサルティングをやっていると聞いたが、事業を起すなら支援する」という。ありがたいオファーだが、私のコンサルティングは個人事業者としてやっているので、今のところ(残念ながら)VCの資金が必要なほどの規模ではない、と丁重にお断りした。 しかし考えてみると、これは恐るべきことだ。アメリカではVCに資金量の何倍ものベンチャーが申し込み、それを審査して投資するのが当たり前だ。ところが日本では逆に、私のような個人にVCのほうから連絡してくる。それは日本で投資機会がそれほど枯渇しているということではないか。前にも紹介した磯崎さんの記事によると、日本のVCの資金量は1兆円と、個人金融資産のわずか1/1500だという。 日本経済の最大の病は、需要不足でもクレジットクランチで
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
今週のASCII.jpにも書いたが、朝日新聞が初の赤字に転落したのは、業界にはけっこう衝撃的なニュースだったようだ。これは欧米ではすでに起こっていることで、遅かれ早かれ避けられない。日本では再販制度で守られてきたぶん、独占利潤の崩壊が遅れただけだ。 では新聞サイトで購読料モデルが成り立つかというと、Economistのような高級紙(誌)かポルノサイト以外は無理だろう。広告モデルも、Facebookでさえ赤字だ。"Groundswell"にも書かれているように、Web2.0は既存企業を補完するビジネスで、それ自体で黒字になることはむずかしい。今どき『情報革命バブルの崩壊』とかいう恥ずかしいタイトルの本を出す評論家もいるが、そんなことはとっくにわかっている。問題は、そこから先の「情報が無料に近づいてゆくウェブで、ビジネスは成り立つのか」ということだ。 実は、これは資本主義はじまって以来の難
HotJobsの記事「会社があなたに教えない、給料に関する5つの秘密(5 Salary Secrets Your Company Won't Tell You)」にふと目が止まった。 http://hotjobs.yahoo.com/salary-articles-5_salary_secrets_your_company_won_t_tell_you-22 目が止まったのは「5つの秘密」のうちの第一項目、 「大体の会社を平均すると会社側で予算上用意してある昇給率は3.9%」 というところだ。これを見て思い出したことがある。 シリコンバレーでやり始めてしばらく経った頃、職探しをしているアメリカ人の友人がいた。ちょうど会社では製品のQA(品質テスト)をやるスタッフが足りなかったので、その友人を仲間に引き入れた。まだ売上も伸びていない頃だったので、会社のビジョンを説明して「一緒に頑張ろう」とい
Silicon Valley has been trying to digest news of a secret meeting held by top venture firm Sequoia Capital earlier this week. At the meeting, leading Sequoia partners laid out bleak short and long-term scenarios for the world economy — and strong medicine for the firm’s portfolio companies. Notes from the presentation have since been leaking out. Now, a very kind anonymous tipster has sent in the
金融やウォールストリート事情には全く疎い僕である。僕の理解では、ウォールストリートの株式市場が「取引市場ファクターによって増幅させた企業の将来の価値を現在に引き直した信用的取引」という仕組みによってベンチャーのExitを支えているからこそ「起業で成功して大金持ちになる」というインセンティブが強く働いている(あるいは、働いてきた)ので、ウォールストリートとシリコンバレーは密接なつながりがある。ただ、スタートアップから軌道に乗って成功が見えてくるまでの間は金融市場云々よりも目の前にやらなければいけないことがたくさんあるので、普段はあまり考えていない。株もやらないし、株式市場も今は興味ない。 そういう、東海岸方面にアンテナを張っていない僕でも、今回の金融ショックはかなりの大事らしいことは分かる。起業という面から考えれば、資金調達は総論的には難しくなるだろう。VCは既存のポートフォリオの「火消し」
株式投資セミナーのシェアーズで 正しい株式投資知識を学び、新しい株式投資アイデアをシェアしよう!山口揚平の『世界を変える会社の作り方』 〜スタートアップ期に生じる壁と対策〜 『経営とは結果を出し続けること』 様々なビジネス書を読んできて、多くの経営者に会ってきたつもりです。 それは経営には一定の定石があると心のどこかで思っていたからでした。 曰く、人の気持ちがわからなければならない、 また曰く、道を示すことがリーダーたる者の使命だ、と。 ですが、成功する経営には実はどんなスタイルもルールもないのだと、 今は思います。 世界を変える会社の作り方という大仰なタイトルですが、 この趣旨は内容をご覧になればおわかり頂けると思います。 会社とは何か、事業とは何か、お金とは何か といったことについて実体験を踏まえてお伝えします。 皆さんの中には、起業
ネット専業生命保険の第2号として、ライフネット生命が5月18日の日曜日に開業した。この会社については、ダイヤモンド・オンラインの連載で割合詳しく(且つ、好意的に)紹介した(http://diamond.jp/series/yamazaki/10031/)。拙稿の要点は、ネットを使って生命保険の流通コストを省こうというビジネス・プランは正攻法で筋がいいということと、この会社の商品の付加保険料の安さ(24日の「朝日新聞」土曜版beに載った岩瀬大輔副社長の言によると、15%が基準だという)は好ましいということの二点だった。何れも、わが国の生命保険会社の商品のバカ高い付加保険料を攻撃対象としている点で大いに共感できる。サクサク計算できる保険料見積もりのツールは楽しいし、ホームページの出来もいいので、お時間のある方は、是非、この会社のホームページを見てみて欲しい(http://www.lifenet
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く