今週のEconomist誌の特集は、cloud computing。当ブログの読者には既知の話も多いと思うが、『クラウド化する世界』よりビジネス的な分析が行なわれている。特に重要な指摘は、クラウド化はデータセンターのグローバル化であり、ムーアの法則の帰結だということだ。 右の図でもわかるように、企業のITコストのうち、ハードウェアの比率は年々下がる一方、増えているのが管理費と冷房費だ。したがって人件費・電気代を節約してマシンを浪費することが合理的になる。このサーバは国内にある必要はなく、インドや中国などに分散したほうがはるかに安い。このように国際競争が起こる点が電力会社と違うので、utility computingといっても電力のような停滞産業にはならないだろう。 Web2.0の次のWeb3.0があるとすれば、このようにインターネットを分散計算環境にすることだろうが、これも発想としては
高林哲 鵜飼文敏 大和正武 Linux Conference 2001 投稿論文 (フルペーパー) http://0xcc.net/pub/lc2001/ [PDF] 最終更新日: 2001-10-10 (公開日: 2001-10-10) はじめに UNIXの世界では伝統的に文字ベースの端末および端末エミュレータ (以下、端末に統一) が広く用いられている。古くは VT100 をはじめ とする専用の端末、グラフィカルなウィンドウシステムが普及した 現在では xterm や kterm をはじめとする端末など、時代を問わず 端末 は UNIXには欠かせない存在となっている。UNIX が得意とす るコマンドライン指向のテキスト処理との相性のよさが、これほど 端末が広く用いられている理由といえる。本論文では端末を録画再生す るツール ttyrec を紹介し、その応用および関連するソフトウェア
CC Network Filesystem( ccgfs )を利用すると、プッシュモデルでもプルモデルでも、ネットワークを越えてファイルシステムをマウントすることができる。ほとんどのネットワークファイルシステムはプルモデルを採用しているが、この場合クライアントがネットワーク共有をマウントし、接続を開始するのもクライアントだ。これに対して、プッシュモデルのネットワーク共有では接続はサーバーが開始する。このため、ネットワーク非武装地帯(DMZ)にあるマシンからファイアウォールを越えてファイルサーバーにアクセスしたいときに都合がよい。 DMZにあるクライアントがDMZの外にあるserverX上のネットワーク共有にアクセスする場合、NFSではDMZからserverXへの接続を許容しなければならないが、プッシュモデルでは接続はserverXからDMZのクライアントに対して開始されるのでそうした問題は
組み込みを代表するプロセッサの1つ、ARM 組み込みを代表するプロセッサとしてまず挙げられるのがARM(Advanced RISC Machines)であろう。もともとは英Acorn Software Technologies(以下、Acorn)というマイコンのベンダーが、1985年に自社のマイコン用に開発した32ビットRISC(Reduced Instruction Set Computer:縮小命令セットコンピュータ)だった。当時、Acornはモステクノロジーの「6502」というプロセッサをベースにマイコンを作っており、最初のARMプロセッサである「ARM1」は、この6502のエミュレーションを行うことができた。ちなみに、この6502やその後継製品は、今でも米国のWDC(The Western Design Center)で製造されている。 これに続き、「ARM2」「ARM3」とプロセ
_// Reverse differential backup tool, over a network or locally Rdiff-backup backs up one directory to another, possibly over a network. The target directory ends up a copy of the source directory, but extra reverse diffs are stored in a special subdirectory of that target directory, so you can still recover files lost some time ago. The idea is to combine the best features of a mirror and an incr
id:bonotake さんに教えてもらった問題。すごく面白い。 ref: http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20081022/1224640248 この問題を Haskell で言うと、 data Tree = Leaf | Node Tree Tree deriving Eq type Tree7 = (Tree, Tree, Tree, Tree, Tree, Tree, Tree) で定義される普通の二分木と、二分木の 7 つ組を考える。このとき f :: Tree7 -> Tree g :: Tree -> Tree7 の型になる 2 つの関数 f と g を定義せよ。ただし以下の 3 つの条件が満たされるものとする。 Tree 型の任意の値 x に対して x == f (g x) Tree7 型の任意の値 x に対して x == g (f x) f
COLLECTION & COPY経由ChromiumのGreasemonkeyを軽く試した。でchromeにofficialなgreasemonkeyが搭載されたというのを知って、コードをチェック! src/chrome/renderer/greasemonkey_slave.ccが実装。極めてシンプル。Firefox版と関数名が同じInjectScriptsになっていてうけました。 bool GreasemonkeySlave::InjectScripts(WebFrame* frame) { // TODO(aa): Check script patterns here for (std::vector<GreasemonkeyScript>::iterator script = scripts_.begin(); script != scripts_.end(); ++script
● 最終的な数字を見れば大幅続落ながら、ザラ場安値から見ると大幅に戻して終了。TOPIXは前日比 57.55pt安(-6.47%、9時56分)、日経平均は同 658.08円安(-7.59%、9時56分)まであったのですから、ザラ場安値から、TOPIXで 4.50%、日経平均で 5.13%も戻したことになります。決算銘柄に対する反応が良かったとか、GLOBEXの米株先物が堅調だったことなどがあったにしろ、これは凄いことです。 ● 時系列で行きましょう。オーバーナイトの米国株市場がまた急落(NYダウで-514.45ドル/-5.69%、S&P500で-58.27pt/-6.10%)。CME日経平均先物は8215円(大証比445円安)と、そこまで酷くなかったものの、実際に東京が始まってみると、この水準を下回ってNY株におつきあい状態。確かに1ドル=97円台、1ユーロ=125円台とかなりの速度で円高
くどいけど、とても大事なことなので再度整理しておきます。読者用というより自分用ということで読みづらいですがこらえてください。 突然、政治家も官僚も新聞もテレビも 日本の銀行が中小企業に貸し渋っているのは今回の一連のアメリカ発サブプライム損失が原因であり、そのためにアメリカと同じような公的資金による資本増強が必要だ、と言い始めている。誰が洗脳したのか?? はっきりしておかなければならないのは日本の金融機関による貸し渋りそのものは少なくともここ10年顕著に見られる傾向であって、今回のサブプライムがきっかけで突然貸し渋っているわけではない。 バブル以降、日本の金融機関はその意味で一貫しており、国債に集中的に投資する一方、金融機関本来の融資らしい融資は一切行ってこなかったといっていい。 ひたすらJGBを買いまくるJGBモンスターである。 これを補完したのがまさに外資系金融機関である。 さらに言えば
日本経済新聞社と日経BP社の共働き子育て家庭向け情報サイト「日経DUAL」が実施した全国の自治体への調査で、政府が掲げる2021年3月末までの待機児童ゼロのハードルが高まっていることがわかった。幼…続き[NEW] 迫る無償化、測りきれぬ影響 [有料会員限定] 待機児童4年ぶり減 1.9万人
Letting financial markets run wild was risky business indeed. Transparency, oversight and fair competition are needed now Our financial system has failed us. Part of the reason it has performed so poorly is inadequate regulations and regulatory structures. Everybody agrees that lack of confidence in our financial system is a problem. But how can there be a restoration of confidence when we have si
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く