前回は遅延評価の仕組みについて説明しました。今回は前回の知識をもとに,遅延評価の効率について検討していきたいと思います。 遅延評価のほうが速くなる場合 遅延評価の利点は,これまで何度も説明してきたように,無駄な計算を省けるところにあります。 (\x -> fst (sum x, product x)) [0..5]という式について考えてみましょう。sumとproductはいずれもPreludeの関数で,有限リストの数字を「足し合わせる関数」と「掛け合わせる関数」です(参考リンク)。この式は,先行評価ではこのように簡約されます。 先行評価 (\x -> fst (sum x, product x)) [0..5] => (\x -> fst (sum x, product x)) [0,1,2,3,4,5] => fst (sum [0,1,2,3,4,5], product [0,1,2,
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く