承前 。 3ヶ月ばかり時間が空いてしまったけれども、 sumimさんの記事 に答えたいと思います。 yugui さんの図は、たしかにクラスと特異クラス(メタクラス)が揃って並んでいて見た目にはきれいなのですが、これだとクラスが整然と並んでこそいるものの、肝心のメタ階層がどうなっているかという情報のほうは、正直なところ、いささか得にくいものになってしまっています。 いいえ、これで良いのです。なぜって? これが私の図(下記再掲)で一番言いたかったことで、ただ、一般のメタクラスと#<Class:Class>を並べているのはいただけないかな。これはsumimさんのSmalltalk版の図を意識しすぎて、まずかったかなと思います。 図1: うん、やっぱり メタ階層がどうなっているかという情報のほうは、正直なところ、いささか得にくいものになってしまっています。 これは当たってるかもしれません。 図の修
Parsing Expression Grammar (PEG)をベースとした構文解析器を生成するパーサジェネレータMetalを作りました。Rubyで書かれており、Rubyのコードを生成します。 Metalの多くはOMeta: an Object-Oriented Language for Pattern MatchingをRubyに移植したものです。 Metalの特徴: Rubyでアクションが書ける オブジェクト指向(継承、Mix-in、委譲、オーバーライド、super) PEGの特徴はそのまま 曖昧さが無い 左再帰が書けない(いまのところ) メモ化する ソースコードはCodeRepos:/lang/ruby/metalにあるので、ガツガツいじれます。 使い方 Ruby gemsでインストールできます。 $ gem install metal 文法定義ファイルを書いて、metalコマンド
Rubyにはコード片を表すオブジェクトが複数ある。 Method , UnboundMethod , Proc である。 Continuation は少し違うけど、実行コンテキストを記憶しているオブジェクトという意味では近いものがあるか。『 Ruby Way 』にはこういういろいろがあることについて「驚くほどのことではありません」と書いてあるけれども私は驚いた。で、これらが微妙に違うのだ。困ったもんだ。いや、便利なのかもしれないが。 それで今回はこれらの概要を眺めてみたいと思う。 普通のメソッド defでメソッドを定義するのが一番普通だやな。 class C def greeting(arg) puts "C#greeting reveived #{arg}" end def iterator yield 'iterator 1st' yield 'iterator 2nd' yield
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く