iPhone4S、iPad2……。2011年は米アップルの製品が市場を席巻した。後を追ったのは米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を使った端末で、両者の争いは来年さらに激化しそうだ。東日本大震災後の節電も製品の売れ行きを方向付けた。低燃費のエコカーとともに今後大きな潮流になる見込みだ。日経産業地域研究所の連載記事「新製品ウオッチャー」で取り上げた製品を中心に、今年ヒットした商品の特徴を
政府が東京電力・福島第1原子力発電所が「冷温停止状態に達した」と宣言した。放射性物質の大量放出や拡散を防ぐ措置は一段落したとして、今後は事故の最終処理に注力するという意思表示だ。 しかし、日本は事故で大きく動揺した電力供給の安定回復というもう一つのカベも長期戦で乗り越える必要がある。2012年はその端緒が動き出す年になるかも知れない。経済人や学者らで構成する日本創成会議(座長:増田寛也・東大大学院客員教授、元総務相)は、長年孤立してきた日本の電力網(グリッド)を外国と相互接続し、国境を越えて電力を融通しあう仕組みを提唱。手始めに、韓国との間で双方のグリッドをつなぐ海底ケーブルを敷設する計画だ。 年明けにも韓国側との協議入りを目指し、2020年をめどに実現するという。将来はオーストラリアや東南アジア諸国連合(ASEAN)を含むより広域で多国間の「スーパーグリッド」に発展させ、太陽光や風力発電
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く