政治団体「NHKから国民を守る党(NHK党)」の立花孝志党首は、19日に自身のYouTubeチャンネルで公開した動画で、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)では蓮舫前参院議員=立憲民主党を離党=を支援する考えを表明した。蓮舫氏が18年前に参院総務委員会でNHK受信料問題を取り上げてくれたとして、「めちゃくちゃお世話になっている。人としての恩義がある」と説明した。
地球は平面で、海の向こうに「世界の果て」がある――。こんな地球平面説が21世紀の今、広がりを見せているという。科学の専門知を無視する形で「説」が広がる状況を考察した「科学の通説はなぜ否定されるのか 生き残る地球平面説」(中央公論6月号)を著した松村一志・成城大准教授(社会学・科学論)は、支持を集める要因はコミュニティーが「実証」を重視する点にあると説く。 大航海時代にコロンブスやマゼランらによって覆された中世の迷信――。地球平面説はこう理解されることが多い。 しかし、アリストテレスをはじめとして古代ギリシャ以来、主流は球体説で、平面説は常に傍流だった。19世紀、科学を重視する進歩主義が、キリスト教を戯画化するために「中世には平面説が信じられていた」との物語を広めたという。一方、聖書を字義通り解釈する原理主義者らがこれに反発しつつ主張した平面説が、現在まで細々と続いてきたという。 それが今、
一般質問の答弁で不適切な発言があったとし、本会議場でおわびする中川市長 中川市長の問責決議案は起立賛成少数で否決された 上越市の中川幹太市長は18日の市議会本会議で、同市に主力工場を置く信越化学工業(本社・東京都)の工場で働く従業員について「高校卒業レベルが多く、頭のいい人だけが来るわけではない」と発言した。高卒者の学力を蔑視した発言と取られかねない。中川市長はその後「弁明のしようもなく、多大な心痛をおかけしおわびする」と陳謝した。 発言は、丸山章氏(無所属)の一般質問での答弁で「市の企業誘致の取り組み」に関する部分。丸山氏は「企業誘致をしてこそ優秀な人材が集まる」と述べたが、中川市長は信越化学について「従業員3000人のうち、研究開発職は270人。あとは工場勤務。高校卒業レベルであり、それほど頭のいい人が来るわけではない」と発言した。 発言を受けて議会は一時中断。再開後、中川市長が陳謝し
鹿児島県選挙管理委員会が作成した知事選啓発ポスターを巡り、本願寺鹿児島別院(西本願寺)と真宗教団連合鹿児島支部は19日、同選管に抗議文を提出した。ポスターに登場する“架空の4人の知事”の一人が「他力本願知事」であることを問題視。「他力本願は浄土真宗の根幹をなす言葉。本来の意味から逸脱した誤解を助長する」と訴えた。 県選管は抗議を受けポスター2種約160枚を刷り直すことを決めた。「他力本願」の部分を「人まかせ」と改める。 「他力本願」は仏教用語で、本来は仏の慈悲によって救済されることを指す。抗議文では「仏さまの生きとし生けるものを救わずにはおれない強い願いのはたらき」と表現した。「現在は他人の力をあてにするとの意味で使われ遺憾」としている。 抗議文を持参した、本願寺鹿児島別院の本田淳誓副輪番(59)は「大事な言葉を面白おかしく使われるのはいかがなものか。配慮が足りない」と語気を強めた。「違う
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