8月31日、台湾の鴻海精密工業との交渉が大詰めを迎える中、シャープの主力取引銀行のみずほコーポレート銀行と三菱東京UFJ銀行は、一段の金融支援に向けてシンジケート団組成の準備に入った。写真は都内で27日撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 31日 ロイター] 台湾の鴻海精密工業<2317.TW>との交渉が大詰めを迎える中、シャープ<6753.T>の主力取引銀行のみずほコーポレート銀行と三菱東京UFJ銀行は、一段の金融支援に向けてシンジケート団組成の準備に入った。 現在の取引金融機関に加え、新たに地銀なども巻き込んでいく考えだ。9月にはCP償還などで2000―3000億円の追加融資を実行する必要に迫られており、条件としてシャープに下期黒字化の必達をつきつけている。