米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンのロゴとワクチンの瓶(2020年11月17日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】米食品医薬品局(FDA)は24日、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した接種1回型の新型コロナウイルスワクチンについて、重症化予防での高い効果が確認されたと発表した。 【写真】南アフリカで進むJ&J製ワクチン接種の様子 J&J製ワクチンは26日、FDAの諮問委員会により承認され、新型ウイルスにより世界で最も大きな被害を受けている米国で認可された3つ目のワクチンとなる見通し。 FDAが公表した資料によると、世界で合計3万9321人が参加した大規模な臨床試験(治験)の結果、J&J製ワクチンの重症化予防効果は米国で85.9%、南アフリカで81.7%、ブラジルで87.6%だった。全地域での予防効果は、重症化に対しては85