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2022年6月20日のブックマーク (2件)

  • ウラジミール・プロップの31の機能

    ウラジミール・プロップ(ウラジーミル・プロップ)はロシアの魔法物語を構造的に研究しました。その中で共通する「機能」を見つけました。これは現代で言えばビート=モチーフ素と同じです。 また、「機能」を行う行為者も想定しました。これはキャラクターのロール(役割)に相当します。 ハリウッド三幕構成の欠点の一つに行為者という考え方が強いことがあります。「主人公が変化するもの」という考え方に縛られすぎるため、群像劇にはビートシートが応用しづらくなっているのです。 しかし、「ロール」の考え方を持ち込むことで群像劇にもビートシートが使えます。つまりはビートによっては主人公が行わなくてもよいものがあるのです(ビート解説が終わってからいずれお話します)。 行為者を表す記号 a:主人公 b:偽の主人公 c:敵対者 d:贈与者 e:助手 f:対象者(王女) g:依頼者(派遣者+王) h:追跡者 31の機能 1 

    kihala
    kihala 2022/06/20
    昔話の構造31の機能分類
  • ジョルジュ・ポルティの36の劇的局面

    このジョルジュポルティの分類は名前は有名ですが、あまりその内容までは知られていません。「ストーリーは36種類しかない」という言い方の根拠としてあげる人がいますが、ストーリータイプというより劇的な局面=ドラマチックなシチュエーションという感じがします。もともとはカルロ・ゴッチという人が悲劇の局面として言いだしたそうですが詳細は不明だとか。 研究ではないし、近年のストーリータイプ分類の方が応用がききますので、創り手としてはこういうものがあるのだと知っておく程度で充分だと思います。 ストーリーに詰まった時に眺めたら何かひらめくかもしれませんが。 1  哀願 2  救助 3  復讐 4  近親間の復讐 5  逃走(追跡) 6  苦難 7  残酷な又は不幸な渦に巻き込まれる場合 8  反抗(謀反) 9  戦い(不適な争い、大胆な企図) 10 誘拐 11 不審な人物または問題(謎) 12 目的への努力

    ジョルジュ・ポルティの36の劇的局面
    kihala
    kihala 2022/06/20
    ポルティの36局面