自宅で核融合実験する「フュージョニア」たち(1) 2007年6月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Rob Beschizza 2007年06月06日 1986年、当時はソ連に属していたウクライナのチェルノブイリ原子力発電所で、4号炉が蒸気爆発からメルトダウンに至り、数十人が直後に死亡、それをはるかに上回る数の人々が人生を破壊された。人的被害が目を引く一方であまり触れられてこなかったが、チェルノブイリ原発は事故後わずか6ヵ月で運転を再開している。 ウクライナは電力がなければ存続できなかった。 現在、気候変動や原油の枯渇への不安が引き金になって、世界のあちこちで似通った議論が起きている。20年前に有効性を否定されかけた原子力エネルギーが、最新の話題としてふたたび登場しているのだ。風力タービンやバイオ燃料の対抗馬として取りざたされる新型の原子炉も、いざ建設され