東日本大震災の被害が大きかった岩手・宮城・福島の3県の復興について、NHKが被災者にアンケートをした結果、復興が想定より遅れていると感じたり、進んでいると実感が持てなかったりする人が、65%に上ることが分かりました。 去年の調査より15ポイント減り、復興が進んでいると感じている人が増えていますが、復興に遅れを感じている人の割合が依然として高くなっています。 この中で、震災時に暮らしていた地域の復興について尋ねたところ、▽「想定より早く進んでいる」と回答した人が2%、▽「それなりに進んでいる」が33%と、復興が進んでいると回答した人が合わせて35%だったのに対し、▽「想定より遅れている」が38%となったほか、▽「進んでいる実感が持てない」が27%と、復興に遅れを感じている人が合わせて65%に上りました。 被災地の復興について、NHKでは毎年、アンケートで同じ内容の質問をしていて、復興に遅れを