10月31日に投開票された衆院選で、立憲民主党の論客、辻元清美副代表が、落選した。 小選挙区の大阪10区で、日本維新の会の池下卓氏に敗れた上、比例復活もできなかった。今回大躍進した維新の勢いを振り返り「ほんまに強かった」と、漏らした。 辻元氏が、大阪10区で落選するのは初めて。00年に初めて当選(当時は社民党公認)。03年は出馬しなかったが、05年から12年まで3度の衆院選では、小選挙区では落選したもののすべて比例で復活。14年、17年は、連続で小選挙区で勝利していた。 辻元氏は選挙戦序盤こそリードが伝えられたが、その後、接戦に。親交がある自民党元副総裁の山崎拓氏が異例の応援に入り、辻元氏の支持を呼びかけるなど、なりふり構わない選挙戦を展開したが、維新のパワーに及ばなかった。