2012-06-20、日本国内の大手レンタルサーバー会社のファーストサーバが一部のレンタルサーバ上のデータを全て吹き飛ばし、バックアップデータも同時に抹殺しました。 クラウドの危険性云々という論調もありますが、影響があったのは専用サーバと共有サーバ、それと SaaS というか ASP が中心なので、プラットフォームの問題ではなく、単に管理・運用体制に穴があったんでしょう。 なんでも、サーバの脆弱性対策の更新プログラムに欠陥があったのと、更新対象のサーバの絞り込みに抜けがあったとか。管理コンソールから SSH か何かで更新対象のサーバ (i.e. 全サーバ) にバーッと欠陥プログラムを走らせちゃったんでしょうね。 ここからが本題です。その欠陥プログラムですが、例えば以下のようなものだったのでは、という推測があり (出所忘れました)、興味深いです: #!/bin/sh # 何らかの処理 rm