商品マスターのように参照専門で利用するテーブルならば、圧縮MyISAMが非常に適していることが多い。その方が容量が小さくなるし、ディスクI/Oが減るので高速化が期待出来るからだ。圧縮MyISAMを利用する時の問題点は、MySQLサーバ起動中にテーブルの圧縮を行えない点であろう。(正確には行えなくもないが、操作は慎重を期する必要がある。)また、圧縮MyISAMテーブルはひとたび圧縮してしまった後は、更新を加えることが出来ないのだが、如何に商品マスターといえども、一日に一度程度の頻度で更新をかけないといけないかも知れないので、これまた問題である。圧縮MyISAMテーブルを用いた運用は利点がある一方で、このような問題があるため難しい。そこで、今日は圧縮MyISAMテーブルで商品マスターを運用する方法について紹介しよう。 商品マスター作成用のMySQLサーバを用意する。オンライントランザクションを
いつも「MySQLを使うときはこうするべき」という観点から記事を書いているが、今日は逆に犯してはいけない過ちをリストアップしようと思う。 1. 全てのカラムにインデックスをつけるデータベース初心者がもっともやってしまいがちな間違いはコレではないだろうか。インデックスはいい。検索がとても速くなるから。しかし、それと引き替えにインデックスは更新するときにコストがかかるし、その分多くのディスクスペースを消費する。特に更新にかかるコストは時に甚大で、該当するインデックスのページがキャッシュ上にない場合はディスクからいったんそのページを読み込まなければいけない。ディスクアクセスは動作にとても時間がかかるので、インデックスが多数、例えば全てのカラムに付いていたりすると「あれ?固まったか?」というような状態になってしまうことがあるだろう。インデックスは必要なカラムにだけつけるようにテーブルを設計しよう。
あなたがもしASPを1つか2つしか使っていないのであれば、損をしている可能性が高いといえます。その他多くのASPでもっと単価の高い案件が存在するからです。アフィリエイトマネーではそう言った報酬効率の良い案件を簡単に見つけ出すことができます。
昨年12月8日、MySQL5.1がリリースされました。一般提供開始後わずか10日で25万ダウンロードを記録し、デベロッパーの関心がひときわ高い製品です。今回、MySQLのパフォーマンスチューニングのポイントを、サン・マイクロシステムズ株式会社の島拓也さんと奥野幹也さんにうかがいました。(取材:SDC編集局) 編集局:現在のお仕事について教えてください。 奥野さん:私はMySQLの有償版のサポート業務に携わっています。お客様からいただくいろいろな問い合わせ、たとえば、MySQLの使い方や仕様・動作の細かい質問にお答えしています。トラブルシューティングやパフォーマンスチューニングなども含まれます。 島さん:私はx86サーバの販売を担当しています。x86サーバの差別化要因としてMySQLなどの上位のアプリケーションを含めたソリューションのご提案が主な仕事の内容となります。 編集局:サポートチーム
バイナリーとテキストの本当の違い、それは「終わり」にある。 ・「終わり」がはじめにわかるのが、バイナリー。 ・「終わり」が来るまで「終わらない」のが、テキスト。 本質的な違いは、これだけである。 果たしてそうだろうか。 例えばテキストデータとバイナリデータを用いて、データをファイルに記録する場合を考えよう。バイナリデータは予め構造が決まっているのに対して、テキストデータは任意の順番でデータが並んでいる可能性がある。つまり、テキストデータにはコンテキストが存在するのである。 バイナリデータがどのような構造になっているかは、プログラムだけが知っているという場合が多い。もしくは仕様書に書いてあるとか。バイナリデータそのものはデータの構造について、情報を持っていないのである。典型的なバイナリデータとして思い浮かぶのは、IPパケットのヘッダとかSCSIコマンドとか画像ファイルとか動画ファイルとか。こ
[ITproカンファレンス:Amazonクラウド]クラウド時代のDB技術はこうして作られた--- NTT未来ねっと研の井上氏 2009年4月10日に開催されたITproテクノロジ・カンファレンス「徹底理解『Amazonクラウドサービス』」で講演のトリを飾ったのは,NTT未来ねっと研究所 研究主任の井上武氏(写真)。現在クラウドサービスに利用されているデータベース技術は,伝統的なリレーショナル・データベースからどのように進化したか,順序立てて説明した。 まず井上氏は,従来のリレーショナル・データベースの特徴に言及。データの不整合性を排除するリレーショナル(関係)モデルや,経過的な状態を排除するためのトランザクション処理は「データベースが主に金融機関の帳票データを保管していた時代のニーズに合致したものだった」(井上氏)と説明した。 「データベースが進化するきっかけは,管理対象データが変わったこ
2009/04/10 ソフトウェアは工業製品ではない――。Rubyの生みの親としてしられるまつもとゆきひろ氏は2009年4月9日、InfoQ主催のイベント「QCon Tokyo 2009」の基調講演で、ソフトウェアと何であり、何でないのか、それはどういう性質のものであるのかを雄弁に語った。 コードとは設計である 「ビューティフルコード」と題した基調講演を行ったまつもと氏は、2007年に共著者の1人として出版した同名の書籍に書いたエッセイに込めた思いを、次のように語る。 「世界に冠たる日本の製造業のノウハウを適用することで生産性を上げることができるに違いないという発想がありますが、ソフトウェアは工業製品ではない。そうした誤解を正していきたい」。 ソフトウェア産業界では、よくエンジニアが何十万人足りないということが言われる。しかし、まつもと氏は、これは工業生産と同じ方法論を当てはめることから来
噂されていたGoogle App EngineのJava対応が、ついに発表された。Java対応されたってことは、JRubyも動くということで、つまりRubyアプリも動作するようになった。ってことかな?と思っていたら、ストックホルムのエンジニアOla Biniさんが早速試していた。(すきやねぇ) 要するに、Google App Engine/JavaにJRubyを入れて。ってな感じで確かめてみたようだ。 結果は、驚くこともなく、普通に動いたようで、「それならば」ってことなんだろうけど、GoogleのDataStoreをRubyでラッピングしたmoduleも開発して公開している。 中味を見てみると、こんな感じでgoogleのjavaライブラリを取り込んで、後はチャチャっとラップしているだけ。いやぁ、JRubyの良さがにじみ出てていいなぁ。トーマスとチャールズに、あらためて感謝。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く