最近サイエンスに掲載された論文によると、同じことを反復して学ぶより、思い出す方を重視した方が良いらしい。 研究では、外国語単語の勉強(覚える)と試験(思い出し)をするとき、各単語について、 1.繰り返し勉強・繰り返し試験 2.繰り返し勉強のみ 3.繰り返し試験のみ 4.一回きり勉強と試験 という条件で成績を比較している。 すると、1が良いのは良いとして、2,4より3の条件が良かったらしい。さらに、1と3の結果は同じだった。つまり、一旦覚えたら、再勉強はあまり効果はないと解釈できる(一方、2と4の結果は同じくらいひどかった)。 さらに、1の場合、勉強と試験の両方をやるから、3の方が時間を節約できる。なぜなら再勉強時間はいらないから。ということで、一回勉強したことは、思い出すことにウェイトをおいた方が効率的、ということになる。 もちろん、現実社会では、なかなか「勉強」と「試験」を明確に区別でき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く