テレビ番組や週刊誌などが「放射能を抜く食べ方」を盛んに特集しています。やれ、「焼くのではなく煮物を」「牛乳よりチーズやバターを」「魚は内臓を捨てて」……。これらに根拠はあるのでしょうか? 煮たり茹でたりがよいのは、たしかだが…… 文献等によれば、焼くのではなく煮物を、というのは本当。東京電力福島原子力第一発電所の事故では、主に放射性ヨウ素と放射性セシウムが放出されました。放射性ヨウ素は、放射線を出して安定化するまでの期間が短く、放出されたほとんどの放射性ヨウ素はすでに、放射線を出す力を失っているので、もう気にする必要はありません。一方、放射性セシウムの一部の種類は、影響が長く続きます。そして、この放射性セシウムは水溶性です。 食品を焼いたり揚げたりすると、水分のみが蒸発して放射性セシウムは残ってしまいます。しかし、煮物にしたりゆでたりすると、放射性セシウムの一部は煮物やゆで汁に溶け出して行
沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海からフィリピン東方海域で訓練を実施していた中国海軍艦艇の搭載ヘリコプターが、周辺で情報収集をしていたロシア海軍艦艇に接近・周回する威嚇行動をとっていたことが23日、分かった。同海域には、中国艦艇の訓練を警戒監視する日米に加え、ロシア艦艇が偵察に乗りだしており、それを中国が挑発する「緊迫の海」になっていた状況が判明した。 中国艦艇は今月8、9両日、沖縄本島と宮古島の間を過去最大規模の11隻で通過後、フィリピン東方海域に入った。11隻はミサイル駆逐艦やフリゲート艦などで、海域に1週間ほどとどまり対潜水艦戦訓練などを実施した。22、23両日、同じルートで中国に戻った。 こうした動向は、海上自衛隊や米海軍の艦艇などが監視していた。そこへ、ロシア艦艇が遅れて展開。これを探知した中国側はロシア艦艇に艦載ヘリを向かわせ接近させたうえ、周回飛行させる挑発行為に出た。
メキシコ市(CNN) メキシコ連邦警察は21日、大規模麻薬組織「ラ・ファミリア・ミチョアカナ」の主要幹部、ホセ・メンデス容疑者を拘束した。 メキシコ治安当局の報道官は、メンデス容疑者の拘束により、当局は同組織に「圧倒的な打撃」を与えたと述べた。拘束作戦に伴う衝突や負傷者は報告されていないという。 カルデロン大統領はインターネットの簡易投稿サイト、ツイッターの公式アカウントに「連邦警察は、最も重要な指名手配者の1人を拘束した。おめでとう」と書き込んだ。検察当局は同容疑者の逮捕につながる情報に3000万ペソ(約2億円)の賞金をかけて行方を追っていた。 治安当局者らによると、同組織は10年以上前に中西部ミチョアカン州で活動を始め、メンデス容疑者らが他州への拡大を進めた。麻薬密輸の一方で弱者の味方を名乗り、メンバーには麻薬やアルコールの使用を禁じるなど厳しい訓練を課す。連邦警察は昨年、同組織の精神
(CNN) 世界177カ国を対象にした「破綻(はたん)国家」の指数調査で、アフリカ東部のソマリアが4年連続で首位だったことが非営利機関(NPO)の「Fund for Peace」がまとめた報告書で23日までに分かった。 米誌「Foreign Policy」が21日に掲載したもので、2位から4位まではチャド、スーダン、コンゴ民主共和国(旧ザイール)とアフリカ諸国が並び、5位はカリブ海のハイチだった。昨年1月に大地震に見舞われたハイチは2010年の同様調査では11位だった。 ソマリアでは政府とイスラム反政府武装勢力との戦闘が今なお続き、沿岸部での海賊行為も頻発しているが、有効な対応策が打ち出せない無政府状態にある。ハイチについて同NPOの責任者は、国内情勢が早急に好転するとは思えないとの悲観的な見方を表明。過去の破綻国家調査で同国が上位15カ国から外れたことがないことから、今後もこの状態が続く
ギリシャが底なし沼のようになっている。ザルなどという容易い(たやすい)ものではない。EU27ヵ国が、挙って奈落の底に引っ張り込まれそうな不気味さだ。 次の債権返済の期日が7月半ばに迫っているというのに、ギリシャの国庫は今回も空っぽ。返済に充てるお金など、逆さにして振っても出てこない。借金を返すために、また借金をするという構図が定着してしまった。直ちにEUからの援助がなくては、7月中にもギリシャは債務不履行、つまり、破産する。 借金まみれのギリシャを救済するため、EUとIMF(国際通貨基金)が大型の金融支援を決めたのは去年のことだ。2012年までの3年間で、合計1110億ユーロ(約13兆円)がつぎ込まれる(内訳はEUが800億ユーロ、IMFが300億ユーロ)。ドイツの負担金はEUの中で一番多く84億ユーロだ。 すでに4回の支払いが行なわれており、現在は、第5弾の支援分120億ユーロについてE
韓国最大財閥サムスン・グループの中核企業サムスン電子で、半導体製造工場の従業員に白血病の発症が相次いでいるとされる問題で、ソウル行政裁判所は23日、工場勤務と白血病の因果関係を認める判決を下した。聯合ニュースが報じた。 判決では、サムスン電子に勤務し、白血病で死亡した従業員2人について、工場で持続的に有害化学物質や放射線を浴びたとし、そのために「(白血病が)発症したり進行したと推定できる」と認定。「白血病と業務に因果関係があるとみるのが相当」として、労災と認めず遺族給付金を支給しなかった勤労福祉公団の決定を取り消すよう命じた。 サムスン電子側は、判決内容は自社の調査結果と異なると主張している。(共同)
ギリシアの経済危機は、どこかマンガじみている。 そもそもこの国は、野良犬と並んで公務員の数がものすごく多い。ギリシアの経済学者はこれを「公務員爆発」と呼ぶが、その数は財政危機にもかかわらず加速度的に膨張している。 この不思議な社会の仕組み報告した毎日新聞記者の藤原章生は、ギリシアの公務員問題について、労働省のエリート官僚の次のような証言を紹介している。 新たな政権ができると、官僚の顧問や局長職は総入れ替えになり、それぞれの閣僚や次官ら政治家たちが好きなように身内や友人、支援者、または自分で探してきた人物をそのポストに招く。こうした人々は「臨時雇用」という形で来るが、この国の問題は彼らがいつの間にか「正規雇用」になっていて、政権が交代しても解雇されないこと。 前から同じポストにいた人はどうなるかと言うと、解雇されず、別のポストに行くか、ひどい場合、同じ局長のポストに2人がいるなんてこともある
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