ポーランド国境に近い独ルブミンのロシア産天然ガスをドイツへ供給するパイプライン関連施設(2022年8月30日撮影、資料写真)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【9月6日 AFP】ロシアはウクライナ侵攻開始から半年で、化石燃料の輸出により1580億ユーロ(約22兆円)の収入を得たとする報告書を、フィンランドの研究機関「エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)」が6日公表した。うち半分以上は欧州連合(EU)向けだった。 CREAは、ウクライナ侵攻により石油、天然ガス、石炭の価格が高騰しており、より効果的な対ロ制裁が求められると訴えている。「化石燃料価格が高騰しているため、ロシアの今年の輸出量は減っているにもかかわらず、輸出収入は前年をはるかに上回っている」と指摘した。 報告書では、ロシアがウクライナに侵攻を開始した2月24日から6か月間の数字をまとめている。 CREAの推計
