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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (9)

  • やっぱ、スティーブ・ジョブスかっこいい! - michikaifu’s diary

    前にジョブスを礼賛するエントリーを書いたが、最近のVideo iPodと、これに関連するDisneyの記事を読み、当バレー近辺では超話題になった6月のスタンフォード大学卒業式のスピーチを思い出し、ますます「ジョブス萌え」になりつつある私。(げっ・・・) 前のブログエントリー「突破する力」 スティーブ・ジョブス スタンフォード卒業式スピーチ ビデオiPodでディズニー系コンテンツを配信 この卒業式スピーチは、読みながら泣いてしまったほど感動的なのだが、Video iPodに関しては、このスピーチの中でわかる、彼の「塞翁が馬」というか、「フォレスト・ガンプ」というか、「わらしべ長者」というか、人生で出会ったできごとを一つ一つ大事にしておけば、その後思わぬ発展をするという生き方が、また実現したのかな、と思う。 (カンケイないが、そういえば、フォレスト・ガンプは、エビで儲けたお金をアップルに投資

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  • 「のまネコ」に見るWeb2.0時代の階級闘争 - michikaifu’s diary

    最近のまネコが騒ぎになって初めて私はこの件を知り、いろいろサイトを見ているうちに面白くなり、ネコの動画や、ニュージャージーの小太りにいさんが踊り狂うアメリカ版ビデオやそのパロディのレゴ・バージョンなどを探しだした。得意になって、息子に「どーだ、これ、面白いだろー」と見せてやったら、「あ、これ知ってる」と言われてしまった。夏休みに、従兄弟のおにいさんに教えてもらったとか。8歳と12歳のオタク・ボーイズ連合に私がかなうワケはなかった・・・ さて、のまネコ騒ぎ自体の経緯や論評はいろいろなところ(たとえばこちら)に書いてあるので省き、私はこの話の中でかいま見える「階級闘争」の話を書く。 アスキーアートのネコのキャラクターは、オープンソース的な過程で、数多くの人の手を経て出来上がってきた。そのネコが踊るFLASH動画は、最初(エイベックスがプロモーション・ビデオとして採用する前)はネット上で無料公開

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  • ニューオーリンズ、通信災害の謎 - michikaifu’s diary

    今朝のウォールストリート・ジャーナルに、ハリケーン被害を受けたニューオーリンズの市当局が、すべての通信手段を絶たれてしまい、いかにしてそれを回復したか、という苦労話が載っていた。テレコムオタクとしてはめちゃくちゃ面白い話なので、思わずまたいろいろと想像をめぐらせてしまった。 それによると、市当局の緊急チームは、市役所からほど近いハイアット・ホテルに陣取った。ホテルなら、電力や料の調達が容易と考えられたからである。ハリケーンは8/27から29にかけて同市に襲来。チームのいるホテルの建物の一部は暴風で破壊された。さらにその翌日、堤防が決壊してニューオーリンズ市の零メートル地帯は水没してしまった。堤防決壊から1週間経った現在も、まだ排水は完了していない。 さて、通信手段として想定されていたものがどうなったかをまとめると、以下にようになる。 固定電話:ベルサウスの電話局が、停電と交換機への被害の

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    kinow
    kinow 2005/09/10
  • テレコムおたく史観による新興国のダイナミズム論 - michikaifu’s diary

    いつもはアメリカのかなり個別具体的なプロジェクトに没入し、あまり一般的な勉強をする時間もないのだが、このところレポートを書く必要に迫られ、世界全体の通信業界の動きを数ヶ月にわたって見直している。そうすると、アメリカで凝り固まった「パラダイス鎖国」頭に、「へぇ〜、世界ではこんなことが起こってるんだ!」という新鮮な衝撃がある。水平的なperspectiveが世界規模ではいってくると、垂直的な歴史観みたいなものも刺激される。 私のテレコムおたく史観を簡単に流すと、こんなふうになる。1985年頃、光ファイバー実用化によりロングホール(電話トラフィックが交換機で集められた先、ネットワークのコア部分)のコストが劇的に低下、供給量が増えて競争導入が可能になり、アメリカのAT&T分割、日NTT民営化、イギリスのBT民営化(そう、皆同じ時期なのだ)が起きた。その後このセクターの全盛期にはいり、1998年

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    kinow
    kinow 2005/09/06
  • 放送とネットの融合は「電車男型出世魚」 - michikaifu’s diary

    丸山茂雄さんという方が、MF247という「ネット上の音楽オープン勝ち抜き戦」の仕組みを始められた、という記事を日経で読んだとき、これはてっきり梅田さんの入れ知恵だとばかり思っていたら、そうでもないらしい。 丸山氏のブログ http://d.hatena.ne.jp/marusan55/ mF247は、私が自分の直感で組み立てたのですが、梅田さんの論文を読んで、影響を受けてどんどん修正を重ねています。梅田さんにはまだお会いした事はありませんが、このブログからお礼を申し上げます。 梅田さんの論文 http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u105.html 誤解を恐れずに言えばこれからは、文章、写真、語り、音楽、絵画、映像……ありとあらゆる表現行為について、甲子園に進むための高校野球予選のような仕組みが、世界中すべての人に開かれているのが

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    kinow
    kinow 2005/08/23
  • 郵政解散とデジタル・ディバイドとネット啓蒙思想 - michikaifu’s diary

    締切仕事があるというのに、このところあまりに日政治の話が面白く、ブログを読み耽って、生産性が落ちて困っている。 政治劇の中味そのものにも、いろいろ言いたいことはあるのだが、まずはこの状況に及ぼすネットの役割について、考えさせられたことがあるので、今日はそこに話を絞る。 つまり、世に言う「デジタル・ディバイド」というものが、単に「田舎でブロードバンドで映画が見らるか否か」(オヤジギャグかも・・)だとずっと思っていたら、そうではなく、「情報リテラシー」に直結するんだ、という、当たり前の事実に今更ながら気がついたのである。 18世紀に欧州で民衆革命の嵐が吹き荒れた歴史の下地として、「啓蒙思想」というのがあった。簡単に言えば、「ちゃんとした判断を下すには、ちゃんとした知識と判断力を持ち、ちゃんとした情報を入手できなければいけない」と、民衆にお勉強を呼びかけたわけである。今風の言い方をすれば、「

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    kinow 2005/08/15
  • Tech Mom from Silicon Valley - パラダイス的新鎖国時代到来(その4)- 産業編・携帯電話端末のケーススタディ

    さて、パラダイス鎖国は、文化や意識の面だけではない。私の専門分野である携帯電話の業界では、「パラダイス鎖国」現象が近年著しい。 1990年代半ば頃まで、すなわちアナログ(AMPS)時代には、アメリカでも日製の携帯電話端末が活躍していた。私も最初に買った携帯電話はパナソニックだったのを覚えているし、NEC富士通、沖、三菱電機などの電話機が店頭を飾っていた。この頃、アメリカの方が普及率は高く、技術やマーケティング面でもアメリカは日よりも2年ほど先を行っている感覚であった。 しかし、その後デジタル化でアメリカはつまづいた。政府主導で業界標準を決めるのが嫌いで、日のドコモ(当時はまだNTTの一部だった)のような明確な市場リーダーもいないアメリカでは、「いくつかある世界標準から好きなのを選んでいい」ということになった。この結果、TDMA、GSM、CDMAという3つの方式が乱立し、いずれもそれ

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  • パラダイス的新鎖国時代到来(その3)- なお超えがたき言語の壁

    私は、母校一橋大学の卒業生のうち、IT産業のプロが集まる勉強会、「IT経営研究会」の末席を汚させて頂いている。ほぼ年に一度、7月の定例会だけに出現する「七夕会員」のくせに、言いたいことばかり言っている失礼な会員で、いつも当に申し訳なく思っている。 さて、今年の七夕の頃にも、定例会に出席させていただき、今回は「インドのアウトソース産業」の話を大変興味深く拝聴した。そのプレゼンテーションのあとの議論で、「言語の壁というものを軽く見ないほうがよい」といったご意見があり、またまた「うーむ・・」と考え込んだ。 ろくに周知もしていないこのブログだが、先日のエントリーを梅田望夫さんにご紹介いただいたおかげで、急にトラフィックが上がっている。(梅田さん、ありがとうございます!)で、その梅田さんが翌日の記事で「自動翻訳」の話に言及されている。 さて、日人のほとんどはネット上で日語だけを読んでいる。仮に

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  • パラダイス的新鎖国時代到来(その2) - 「ホテル・ルワンダ」vs.「亡国のイージス」 - michikaifu’s diary

    さて、今回の旅行中に「国」について考えさせられる映画を2見ることができた。 一つは、行きの飛行機の中でみた「ホテル・ルワンダ」。前から見たかった映画である。途上国の果てまで日製品を売りに行っていた頃に経験した、ドロドロの途上国の現実を久しぶりに思い出した。ルワンダ国内のマジョリティであるフツ族が、少数民族のツチ族を壊滅しようとして起こす内戦を舞台にし、「ルワンダのシンドラー」といった役割を演ずるホテルの支配人の物語である。ある日突然、自分の隣人やが、ツチ族であるというだけで連れ去られ、虐殺される、といったことが、当にこうした国では今でもあるのだ。そして、一番心が痛むのは、国際社会に対する主人公の呼びかけに対し、国連軍はルワンダ国内の「外国人(=白人)」の保護まではするが、ツチ族の保護はしないと決定してしまう場面である。「ルワンダなど、国際社会の中ではどうでもいい存在なんだ。国連軍が

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    kinow
    kinow 2005/08/01
    ルワンダのような国と比べ、なんと言おうが、日本はいい国
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