ブックマーク / tanpopotanpopo.hatenablog.com (12)

  • 赤点の思い出 - w a k u r a b a

    今週のお題「テスト」 数学のテストで赤点を取った事が、一度だけある。 私の通ったB高校では、通知表に中間と期末の平均点がそのまま記載された。40点以下が赤点で、赤い文字で書かれた。 1~3学期の平均点が40点以下だと、年度末に追試となった。 私は、小学生の時から算数が大の苦手だった。 中学の数学でも苦労したので、高校数学が解るはずもない。他の教科ならば一夜漬けがきく私も、数学だけは数日前から試験勉強をした。それでもいつも赤点すれすれなのだった。 高3の時、新しい数学教師が赴任してきた。 背が低くて坊ちゃん刈りで、若いけれどもあまりイケてない風貌だった。 その数学教師が最初の授業で、長い時間を割いて自己紹介をした。 彼曰く、自分の名は女のようで嫌いだとか、高校受験で県内トップ校を希望したが無理と言われ、第二希望も無理で仕方なく⚪︎⚪︎高校に入り不意な高校生活を送ったとか、実はもう結婚をして

    赤点の思い出 - w a k u r a b a
    kinsankinsan
    kinsankinsan 2017/06/30
    情景が浮かびました。文章の上手さをいつも感じます。若い頃の嫌いな高校生の自分、それ以前も、その後もいます。出来れば忘れ去りたいものですね~!
  • インターネットde文芸 - w a k u r a b a

    犬の通院、手術、術後通院で忙しくしていました。 犬はもう元気です。いろいろとブログにも書きたい事がありながら時間が足りません。 最近の文芸的活動など記録しておきます。 霧夢(id:zeromoon0)さん主宰の、短編小説の集い「のべらっくす」に初参加しました。 novelcluster.hatenablog.jp 私も一応はてな文芸部員なのですが、小説を書きたいという願望がまるでなくてひっそりと単なる一読者でした。 ですが、3月のお題「桜の季節」に反応してしまったのです。 桜の季節になると思い出す、ある少女の話を書きたくなりました。 短編小説の集い「のべらっくす」は、3月ではてなでの募集を無期限休止するそうなので、note版の方で参加しました。 振り返り記事は近いうちに、はてなnote両方に書きたいと思います。 ネット歌会「つぼみ歌会」に参加しました。 【挨拶】 広報運営の石勇斎と尾崎七

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    kinsankinsan
    kinsankinsan 2017/03/29
    たんぽぽさんの文芸活動、これからも聞かせてください、楽しみにしています(^^)/
  • 短歌ハッシュ 春の花 - w a k u r a b a

    3月のお題は、春の花でした。 春の花と言えば、思い浮かぶのは桜。 頭の中は、まだ咲かぬ桜でいっぱいです。 去年の桜は悲しい桜でしたから、今年は桜を楽しめたらいいな。今年こそ伊豆の河津桜まつりに行きたいな。 等と思っているうちに、花が終わってしまいました。 花の命は当に儚くて、だからこそ美しいのですね。 桜のイメージで歌を詠もうとしたら、ケツメイシがずっとリフレインしていました。 ヒュルリーラ ヒュルリーラ ヒュルリーラ ヒュルリーラ 困った… あ、ヒヤシンス忌が近いなぁ。 桜をやめて、ヒヤシンスにしようかな? ヒュルリーラ ヒュルリーラ はい、やっぱり桜で… こんな感じで、詠みました。 汚れずに生きては行けぬと覚悟して 地に舞い落ちる桜の花弁 たんぽぽ 演歌?(;゚Д゚) ケツメイシから坂冬美ふうになってしまった… もうすぐに咲きそうな、この木は何だろう? 樹皮は桜っぽいのですが…?

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    kinsankinsan
    kinsankinsan 2017/03/16
    演歌風(^^)読んでじーんときましたよ(T_T)
  • 短歌ハッシュ 草 - w a k u r a b a

    短歌ハッシュの2月のお題は「草」でした。 #短歌ハッシュ 2月号配信します。植物をテーマにした短歌8首と植物図譜。(絵は下関市紅石山自然樹林の立札を参考に描いたもの)文庫のカバーにもなります。 セブンイレブン  96848222 A4 カラー 60円 17日まで☆#ネプリ #ネットプリント #tannka #短歌 pic.twitter.com/rkrT5zm40R— usaurara花うさぎ&卯楽々堂 (@usaurara) 2017年2月10日 うささん(id:usaurara)のツイートでイラストを見て、さくっと詠むには詠んだのですが ちょうどアヒルを書きなぐっている真っ最中で、推敲が出来ず… しかも、8枠があっという間に埋まってしまい、良き事じゃと今月はお休みにしました。 でも昨日プリントしてきたら、植物好きの私としては、 私も出したかったああああああ! またの機会に頑張ります。

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    kinsankinsan
    kinsankinsan 2017/02/16
    私も次回を楽しみにしています(^^)/
  • 信仰 - w a k u r a b a

    信仰がない私は、何に祈ればいいのだろうか。 どんな神様だって、私など助けてくれないと思う。 信仰があれば 信じる神がいれば きっと、今ほど苦しくはなかっただろう。 幼い頃、姉とふたりで初詣に行った。 私達は押し黙って足元を見ながら歩いた。慣れない草履で砂利道が歩きにくいのもあるが、私達の心は沈んでいた。 神社の鳥居の前で、私は姉にこう言った。 「私、もう神様に願い事なんかしないんだ。だって、願いが叶った事なんか一度もないもの」 姉は少し驚いたような顔をした。そして小さな声で 「私も」と言った。 すると側にいたおばさんが、いきなり声を張り上げた。 「アンタ達なんて事言うの!神様をそんなふうに言うなんて、このバチ当たりが!」 私達はその剣幕に驚いて顔を見上げたが、全然知らない人だった。 「どこの子供だろう?こんな立派な着物を着せてもらって、お参りに来ているっていうのに…」 と、心底呆れたように

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    kinsankinsan
    kinsankinsan 2017/02/13
    私はこれからのタンポポさんのご多幸祈らせて貰います(^人^)
  • 犬が死んで、一年が過ぎた - w a k u r a b a

    Lが死んだのは、一年前の昨日。 この一年間、私がLを忘れた事は一度もなかった。 Lの名を呼ばない日は、一日もなかった。 私は早く、もっともっと早く時が過ぎればいいのにと願った。一年も経てばこの際限ない悲しみが薄れるものと思っていた。 実際、晩秋の頃にはLの話をしても笑っていられるようになっていた。会えばLの話題になりそうな人と会わずに過ごしてきたけれど、これなら今まで通りに笑顔でいられるかも知れない。 でも気温がぐっと下がり、底冷えのする朝の道を自転車で走った時、不意の涙で目が曇り前が見えなくなった。 凍えるような冬の寒さが、自転車の荷台にLを乗せて動物病院まで向かった日の感情を呼び起こしたのだった。 Lちゃん、寒いけど少し我慢してね。Lちゃん、頑張れ。ごめんね、ごめんね… Lは病名と厳しい病状を告げられた日の午後に、苦しんで苦しみぬいた挙句に死んでしまった。 Lの心臓は2回止まり「蘇生さ

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    kinsankinsan
    kinsankinsan 2017/01/23
    動物を飼うといつか訪れる別れ。数年前飼い猫が1ヶ月苦しみながら亡くなった時、この看取り方が良かったか悩みました。後2匹の飼い猫がいます、又その時は悩むでしょう。。。
  • 映画「湯を沸かすほどの熱い愛」ネタバレなし?の母目線的感想 - w a k u r a b a

    宮沢りえ主演映画「湯を沸かすほど熱い愛」を観てきました。 私はつい最近たまたま見ていたTVの情報番組で、この映画を知りました。 昨年秋の封切りなのに観た人から「とても良かった!」とクチコミが広がって、今でも立ち見が出るほどの人気だというのです。 私の今年の初映画は二度目の「君の名は。」でしたから、当の意味での初映画はこれにしよう!と決めました。 あらすじ 幸野双葉(宮沢りえ)は、高校生の娘、安澄(杉咲花)とふたり暮らし。 仕事は近所のパン屋でパートをしています。 元々は銭湯「幸の湯」を営んでいましたが、夫が蒸発した一年前に休業したのでした。 安澄は学校で苛められています。 ふざけていると装いながらの、女子特有の陰湿な苛めです。 無関心な同級生達、頼れない教師達。 母はズル休みを許さず、安澄にはどこにも逃げ場所がありません。 そして以前から体調が良くない事が度々あった双葉はパン屋で倒れ、検

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    kinsankinsan
    kinsankinsan 2017/01/20
    見たいけど、泣きますね~DVD出たら借りようかな(>_<)
  • 親の呪縛から逃れる日 - w a k u r a b a

    母は、私が18歳の時に私を上京させ、晴れて自由の身にしてくれた。 けれども私は、就職後も結婚してからも、あの家に縛られたままだ。 何かを書こうとすれば”母は~”の記述ばかりが多くなってしまう。 父は、母にも私達に対しても一かけらの愛情もないのだと、幼心に解っていた。 母の事を尊敬してはいたけれど、憐れみの気持ちの方が大きかった。 私は子供の頃から、母の気を惹くことばかり考えていた。 母に褒めて欲しかった。 母に可愛がって欲しかった。 母は子を可愛がったが、たぶんその愛情は、私達きょうだいの誰にも足りていなかった。 私は大人になってからもずっと、母の愛を求め続けていたと思う。 困難に遭えば、まず、母ならどうするだろう?と考えた。 悩み事は、心配をかけてしまうから、母には相談出来なかった。 痛みや苦しみに耐える時には、心の中で必死に母を求めた。 母のために何か、母の喜ぶ事をしたいと思い続けてき

    親の呪縛から逃れる日 - w a k u r a b a
    kinsankinsan
    kinsankinsan 2016/10/08
    いつの日か親を心配するようになり、いつまでも親との呪縛は生きている限りに思え、逃れられません(私の場合です。)それも良いかな(^^)
  • 全ては何かと繋がっている - w a k u r a b a

    小学生の頃、私達きょうだいは習字教室に通わされた。 数年通ってやめたが、人よりもきれいな字が書けるようになった。 その後、中学と高校の部活や選択授業でも、私は書道を選んだ。コミュ障で運動音痴の私にはそれぐらいしか入る部活がなかったからだが、書道は嫌いではなかった。 R先生は、中学の養護教員であり、書道部の顧問でもあった。 字がきれいだと、得をすることが多かった。 だから娘も、小学校入学と同時に近所の書道教室に通わせた。 娘が上手になるように、学校指定の書道セットではなく、少しいい硯と筆を買って与えた。 うんといいものではなく、少しだけいいものなのは、我が家が裕福ではないからである。 娘が教室から帰り、すぐに硯や筆をきちんと洗うかどうか、目を光らせなければならず、娘はそれを度々さぼったので私が洗った。 洗いながら、墨の匂いが懐かしかった。 私もまた、筆で書きたいな。 でも、すぐにその想いをか

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    kinsankinsan
    kinsankinsan 2016/10/02
    書くことを楽しめる、素敵な事ですね(^^)
  • 神様になる - w a k u r a b a

    6月に帰省した時、伯母は病室のベッドで眠っていた。 母が無理やり伯母を起こそうとするので 「せっかくよく眠っているのだから、起こさなくていいよ。」と制止した。 「そんだって、看護婦さん達もよぐこうやって起ごすっけがえ。事だの、薬だの、リハビリの時間になっつぅど。」 そう言って「姉さん、これ、姉さん!」と、大きな声をかけながら伯母の肩を強く揺さぶる母。 すると、伯母はうっすらと瞼を開いた。 「ほぉら!起ぎだぁが。何かしゃべってけどがん!」 急にそう言われても、何を話していいのか解らなかった。 大体、私は伯母を何と呼んでいたのだろうか? 戸惑っているうちに、伯母はまたうとうとと眠りにつきそうになる。 「伯母さん。お久し振りです。解りますか?」 伯母の耳元でそう言うと、母が怒り出した。 「そんな、気取ったしゃべこどしたって、姉さんが解んねえが!まっとおっきな声出さねえば。」 気取っているつもり

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    kinsankinsan 2016/08/14
    嫌いになる1つ2つ親戚となると想いがありますよね。でも、神様になったら、祈るだけ、きっと皆を見守ってくれると思いながら(^人^)お盆ですね。
  • 帯状疱疹(?)なう - w a k u r a b a

    夏は苦手です。 暑くなるとまず、胃腸がやられます。 今年も、帰省前日の胃痙攣から始まってしばらくの間、漢方胃腸薬を飲んでごまかす日々でした。 それから、奥歯の詰め物が取れました。 ほぼ毎年のように、歯のトラブルが起きるのは決まって夏です。 今回の原因は、おせんべい。 ねぎ味噌味の、少し歯にくっつく感じが(これは危険だなぁ)と思っていたら、案の定でした。 「危険だと思うなら、べなきゃいいのに」 と、娘に言われました。 ごもっともです。 前に2回、夏祭りのあんず飴で取れたのであんず飴を封印したのですが、おせんべいもか… 取れた金属を入れてもらうのに、予約出来たのが1週間後でした。 診てもらうと虫歯になっているとの事で、即麻酔してガリガリと削られました。ひー 1週間後に型をとって、更に1週間後、金属をセット。 これでおしまい。ばんざーいと思いきや、歯茎のケアにしばらく通う事に… ナンテコッタ

    帯状疱疹(?)なう - w a k u r a b a
    kinsankinsan
    kinsankinsan 2016/08/09
    帯状疱疹、チクチクと痛いですよね~(>_<)水疱瘡のウィルスを飼う感じで、私も極度に疲れたときに、3回なりました。部分的に毎回違う場所にです。たんぽぽさん、お大事にそして余り疲れを貯めないようにね。
  • ぼくは死にたくなかった - w a k u r a b a

    ぼくは死にたくなかった (1973年) 作者: 大原健士郎 出版社/メーカー: 日新報道 発売日: 1973 メディア: ? この商品を含むブログを見る 前にも書いた気がするけれど、また書いてみる。 このには、子供が書いた遺書だけが掲載されている。 遺書のコピーと、原文ママの文章と、子供の居住地と年齢。 ただそれだけで一冊のになっていた。 私はこのを中学校の図書室で見つけた。 最初は、背表紙のタイトルだけで怖くて手に取れなかった。 ある日、恐る恐る最初のページを開いてみた。 拙い文字が、並んでいた。 私はドキドキしながらそのを借りた。 そのを借りるのを人に見られるのはまずい気がして、図書委員の自分が貸し出し当番の日にこっそり借りた。 それぞれのページの隅には「未遂」か「既遂」と書かれていて、14歳の私はキスイって何だろう?と思ったが、未遂ではないのだから死んだという事だとすぐに理

    ぼくは死にたくなかった - w a k u r a b a
    kinsankinsan
    kinsankinsan 2016/06/21
    ストレートに駄目だと言える親でなければいけないですね。私はタイトル見て読めない小心者です。
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