前回、データ量とトラフィック量の増加と、サーバー視点でなされてきた効率化とを比較することにより、電力消費量の増加という現代のデータセンターが抱える問題の一つについて量的な理由付けを試みてみました。今回は、サーバー視点からデータセンター視線に視野を移してみましょう。 指標(2):PUE(Power Usage Effectiveness) PUE(Power Usage Effectiveness)という指標があります。これは米国のエネルギー効率化のための業界団体であるThe Green Gridが提唱するデータセンター設備のエネルギー効率を表す指標で、下記のように定義されます。 「データセンター全体のエネルギー消費量」÷「IT装置のエネルギー消費量」 PUEが1に近いほど効率のよいデータセンターと言うことができます。データセンター視点でPUEを改善するには、IT装置以外でのエネルギー消費量
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く