Java SE 8では、日付や時刻を扱うための新APIとして「Date and Time API」が追加された。同APIの主なポイントについて、米国オラクルのJavaエバンジェリスト、アンジェラ・カイセド氏が解説する。 2014年3月にリリースされたJava SE 8では、ラムダ式をはじめいくつかの重要な新機能が追加されたが、その1つに「Date and Time API」がある。JSR 310として標準化された同APIは、Javaプログラムにおける日付や時間の取り扱いを大幅に改善する、極めて重要な機能だ。米国オラクルでJavaエバンジェリストを務めるアンジェラ・カイセド氏による同APIの解説をお届けする。 ※本記事は、日本オラクルが2015年4月に開催した「Java Day Tokyo 2015」におけるアンジェラ・カイセド氏のセッション「The Java Time API - What