ただし、Standard EditionでのRACの使用は制限付きとなりますので、内容をよく把握しておく必要があります。制限は、以下の3つです。 RAC環境に搭載可能なCPUのソケット数 クラスタウェアには、Oracle Clusterwareのみ使用可能 データ格納方法にはASMを使用 それぞれについて説明します。 RAC環境に搭載可能なCPUのソケット数 各OSによって異なりますが、Standard Editionではシステムに搭載可能なCPUソケット数に制限があります。具体的には、 IAサーバ(Windows、Linux、Solaris on x86互換)、もしくはApple Mac OSの場合 → 最大4ソケット そのほか(SPARC Solaris、HP-UX、AIXなど)の場合 → 最大2ソケット 上記が、RAC環境に搭載可能なCPUソケット数です。RACは複数のサーバから構成