アインシュタインが「一般相対性理論」の中で、その存在を提唱した宇宙空間のゆがみが波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」を初めて直接観測することに成功したと、アメリカを中心とした国際研究チームが発表しました。 重力波の観測は、ノーベル賞にも値する成果とも言われることから、今後は世界各国の科学者による観測データの検証が進められることになります。
アインシュタインが「一般相対性理論」の中で、その存在を提唱した宇宙空間のゆがみが波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」を初めて直接観測することに成功したと、アメリカを中心とした国際研究チームが発表しました。 重力波の観測は、ノーベル賞にも値する成果とも言われることから、今後は世界各国の科学者による観測データの検証が進められることになります。
【概要】 国立天文台の滝脇知也(たきわき ともや)特任助教、福岡大学の固武慶准教授、京都大学の諏訪雄大特定准教授らの研究チームは、スーパーコンピュータ「京」を用いて超新星爆発の大規模数値シミュレーションを行い、超新星爆発がニュートリノ加熱によって起こる可能性を示しました。 超新星がどのようなメカニズムで爆発するのかは、複雑な高エネルギー現象が絡みあうため、天文学者が50年も頭を悩ませている難問です。ニュートリノ加熱説は有力ではありましたが、これまでは星の形状を完全な球と仮定するなど、現実の超新星爆発とは異なる設定のシミュレーションしか行えなかったため、それが正しいかどうかの議論を進める事ができませんでした。 今回、スーパーコンピュータ「京」を用いることで、かつてないほどの大規模なシミュレーションが可能になりました。そのため、より現実に近い設定で超新星爆発の計算を行うことができるようになった
10月8日にノーベル物理学賞が発表され、ヒッグス粒子を発見したエディンバラ大学のピーター・ヒッグス名誉教授と、ベルギーのブリュッセル自由大学のフランソワ・アングレール名誉教授が選ばれました。しかしヒッグス氏に連絡がつかないという事態が発生し、ネットでも話題になりました。 ピーター・ヒッグス 発表会では受賞者の1人アングレール氏が電話でコメントを寄せましたが、ヒッグス氏は登場せず。ノーベル賞選考委員会は、すべての電話番号にかけたが、ヒッグス氏は電話に出なかったと説明しました。結局メールで受賞の知らせを送っておいたとか。「ヒッグス粒子は見つかったがヒッグス氏が見つからない」とネットは騒然。 アングレール氏は電話で発表会に出演 Guardianがエジンバラ大学の同僚に聞いたところによると、ヒッグス氏はメディアに騒がれるのを避けるために、電話を持たずに休暇に出かけたとのこと。その後連絡がついたよう
ポイント 自律的に環境に適応し最適に情報処理を行う「粘菌」の行動原理をヒントに 多くの組合せ選択肢から最も確率の高い答えを超高速で出せるナノシステム 不確実な環境下で正確で高速な意思決定を要求される局面に応用可能 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)、情報通信研究機構(坂内正夫理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、単細胞生物「粘菌[1]」の行動原理に基づき、ナノサイズの量子ドット[2]間の近接場光[3]エネルギーの移動を用いて、高効率に意思決定をする全く新しい概念のコンピューター「知的ナノ構造体」が構築できることを、実際のデバイス構成を想定したシミュレーションにより実証しました。これは、理研基幹研究所 理研-HYU連携研究センター[4]揺律機能研究チーム(当時)の原正彦チームリーダー(現 理研グローバル研究クラスタ 客員主管研究員)、金成主研究員(現 物質・材料研究機構 国際ナノアー
ぐるぐるうづまき @guruguruuzumaki さて、こないだなっこさん( @nacco_86400s )から出題された「光合成で消費されるCO2のOと、生産されるO2のOは同じものじゃない」ってのがよく分かんないってお話について、解説な感じで話をしてみたいと思います。だいぶ長い話なので真夜中にうpするのです。ごめんなさい。 ぐるぐるうづまき @guruguruuzumaki 光合成の化学反応式は 6CO2+12H2O+光エネルギー→C6H12O6+6H2O+6O2 で表されます。これは全体の反応についてまとめた反応式なので、左式の酸素原子と右式の酸素原子の由来がわかりにくいですね。だもんで個別の反応について解説していきます。 ぐるぐるうづまき @guruguruuzumaki 光合成は葉緑体で起きてるってのはご存知かと思うけど、図にするとこんな感じ。 http://t.co/Gc5G
米IBMのIBM Researchは2月28日(現地時間)、量子コンピュータ実現に向けた大きな進展があったと発表した。「デコヒーレンス時間」の延長と計算でのエラー削減で新記録を達成したという。 量子コンピュータ(基本的な概念はこちらを参照のこと)は、従来のスーパーコンピュータより飛躍的な計算能力を獲得できるが、主にデコヒーレンス問題によって実現が難しいとされている。量子(電子や光子)の性格上、計算に必要な「量子重ねあい」の状態は外部からの干渉で簡単に破壊されてしまい(この現象をデコヒーレンスと呼ぶ)、維持するのが難しいからだ。量子重ねあいの状態維持時間(=デコヒーレンス時間)が短いと、処理時間がかかる高度な計算はできないことになる。 IBMは「3次元超電導量子ビット」を用いることで、「デコヒーレンス時間」を最長100マイクロ秒まで伸ばすことに成功したという。これは、これまで報告されているデ
N極かS極のどちらかだけを持つ理論上の磁石「磁気モノポール」を、普通の磁石と白金を組み合わせた簡単な構造で作れることを理論的に示したという論文が、日本物理学会の英文誌に掲載される。モノポールはいまだに発見されていない理論上の存在だが、もし作ることができればレアアース不要で高密度デバイスを作成したり、新たなメモリなどにつながる可能性もあるとしている。 論文を発表するのは、首都大学東京 大学院理工学研究科の多々良源准教授と、日本学術振興会の竹内祥人研究員。日本物理学会が発行する英文誌「Journal of the Physical Society of Japan」の3月号に注目論文として掲載される。 磁石には必ずN極とS極の両方があり、棒磁石を真ん中で切断してもN極だけ・S極だけになったりはせず、それぞれN極とS極を持つ磁石になる。ところがモノポールはどちらかの極だけを持つ素粒子であり、19
Q1:飲茶さんは、 「『機械的な部品』にすぎない脳細胞がどんなに集まっても、 なぜクオリアが生じるのか説明ができない」 と言っていますが、 たとえば、車のエンジンは、『機械的な部品』が集まってできたものですが、 エンジンをどんなに分解しても、「車が走るという現象」はでてきません。 脳とクオリアの関係も、これと同じで、 説明できなくても当たり前ではないでしょうか? つまり、クオリアを問題にしている人たちは、 「エンジンを分解したのに『車が走る』という現象がどこにもないぞ」 と大騒ぎしているのと同じではないでしょうか? A1:いいえ、ちがいます。たしかに、エンジンを調べても、 「車が走る」という「現象そのもの」は出てきませんが、 「車が走る」という「機能の仕組み」は説明はできます。 たとえば、「なぜ車が走るのか。それは、エンジンの中でガソリンが爆発して、 その力がシャフトに伝わり、タイヤを回す
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