【仮放免者住居調査報告】追いつめられる、ホームレス化する仮放免者~91%が「家賃が苦しい」、46%が「家賃滞納」、5人に1人が「路上生活の経験」 生活困窮者支援の現場において、多くの仮放免状態にある者から「家賃が払えない」「住居を失った」「路上生活をしている」といった相談が相次いでいます。その一方で、こうした深刻な実態はこれまで可視化されていませんでした。 そこで、北関東医療相談会、ビッグイシュー基金、つくろい東京ファンドの3団体は共同で「仮放免者と住居」の実態を解明するための調査を行いました。 「仮放免者住居調査」は、2023年8月~12月、各外国人支援団体が支援を行っている仮放免者、仮放免当事者から紹介のあった仮放免者に調査票(550件)に郵送する形で実施しました。その結果、146件の回答(33の国と民族)をいただきました。 2022年12月末現在の仮放免者は4671人(収容令書・退去