ブックマーク / synodos.jp (7)

  • 韓国の非熟練外国人労働者の受け入れにみる日本の政策へのインプリケーション/春木育美 - SYNODOS

    2019年4月、日政府は改正出入国管理法を施行し、外国人労働者政策を大きく方針転換した。これまで原則認めていなかった非熟練労働者(単純労働者)を正式に受け入れるという、重要な政策転換だ。 新たな在留資格「特定技能」を創設し、一定の技能と日語能力のある外国人(特定技能労働者)に、日での就労を認めた。 特定技能は、最長5年間の期限付きで家族帯同を許されない1号と、在留期間の延長が無制限で家族の帯同ができる2号に分かれる。特定技能の資格を取得する要件として、「日語能力試験」と「技能評価試験」の両方にパスすることを課した。 また、特定技能制度の開始にともない、外国人との共生社会実現に向けて「外国人材の受け入れ・共生のための総合的対応策」をまとめた。 その大きな柱となるのが、全国100カ所の相談窓口「多文化共生総合相談ワンストップセンター」の設置や行政サービスの多言語化、在留外国人への日

    韓国の非熟練外国人労働者の受け入れにみる日本の政策へのインプリケーション/春木育美 - SYNODOS
    kissenger8
    kissenger8 2020/10/16
    (雇用許可制度についての言及も研究も、本来もっとあってしかるべきだと思うし、ってバイアス込かもしれないのですが)良いテキスト
  • 外国からの選挙介入、「ディスインフォメーション」から民主主義を守れ/川口貴久 - SYNODOS

    2020年米国大統領選挙が近づくにつれ、外国政府による選挙介入のリスクが注目を浴びている。 もちろん外国政府による選挙介入は近年に限った現象ではないが、今日では選挙活動、有権者の合意形成、投開票といったプロセスが電子化・デジタル化され、選挙介入の規模とその影響がかつてない程大きくなっている。 そして、現在、民主主義国家・社会が直面している選挙介入は死活的な問題になりうるものである。なぜなら、選挙介入は特定の候補者・政党への攻撃に留まらず、選挙そのものや代議制民主主義に対する攻撃だからである。 言い換えれば、選挙介入の目的は、候補者・政党・政策等の「特定対象」への政治不信を高めると同時に、全般的な「政治制度」への政治不信を高めることである。少なくともロシアによる2016年米大統領選挙への介入は、この2つの側面で米国民の政治不信を高めることが目的であった。(注1) より問題が大きいのは後者の「

    外国からの選挙介入、「ディスインフォメーション」から民主主義を守れ/川口貴久 - SYNODOS
    kissenger8
    kissenger8 2020/04/22
    USが今まさに現在進行形で渦中にあることは「外国からの選挙介入」以上に明快なので、このテキストでさえ何を悠長な。みたいな感想がなくはないです
  • 「留学生ビジネス」の実態――“オールジャパン”で密かに進む「人身売買」/出井康博 - SYNODOS

    今年3月、東京福祉大学の留学生が数多く「所在不明」となっていることが発覚し、「消えた留学生」問題としてニュースになった。2018年度に同大に入学した留学生だけで、約700人もが退学や除籍となって大学から姿を消していたのだ。 東京福祉大では、非正規の「研究生」として留学生を大量に受け入れていた。研究生は日語学校の卒業者が対象で、学力や日語能力を問われず入学できる。そうして集められた3000人以上の研究生から「消えた留学生」が生まれた。大学に在籍していれば学費がかかる。学費の支払いを逃れようと大学を離れ、不法就労に走った者も少なくない。 新聞・テレビはそろって東京福祉大を批判し、国会でも野党議員が取り上げた。問題を調査した文部科学省は、同大へ支給してきた私学助成金の減額も検討している。 しかし、留学生の受け入れに関する問題は、決して東京福祉大に限ったことではない。留学生の急増で“バブル”に

    「留学生ビジネス」の実態――“オールジャパン”で密かに進む「人身売買」/出井康博 - SYNODOS
    kissenger8
    kissenger8 2019/08/29
    偽装留学生の技人国ビザ取得、という不正温床ルートは厳格運用化という名で制度の穴がふさがれることになった一方、特定活動ビザの留学生適用という新しい穴がまた開けられる。とか、この界隈は欲望むき出しなんす
  • “子育て罰”を受ける国、日本のひとり親と貧困/桜井啓太 - SYNODOS

    ◇子どもの貧困は、大人の貧困である。 たいていの場合、子どもだけがひとり貧困になるわけではない。一緒に暮らす大人が贅沢な生活をしているのに、子どもを困窮させているのであれば、それは貧困問題ではなくネグレクトである。子どもの貧困は、子どもの親たちが貧しいからこそ生じている経済的問題である。 第一線の貧困研究者たちは、ずっと「子どもの貧困」における「罪のない子どもが貧困におかれている」という台詞の裏側に見え隠れする「大人の貧困は自己責任(罪)である」という価値に対して危惧を表明し続けてきた(注1)。 (注1)松伊智朗編(2017)『「子どもの貧困」を問いなおす:家族ジェンダーの視点から』法律文化社。編者の松は、「子どもの貧困」が貧困問題一般から切り離され、「家族責任」や「学習支援」に矮小化されることに明確な反対を示している。 どんな個人も、貧困のままに放置されるほどの罪などない。子どもであ

    “子育て罰”を受ける国、日本のひとり親と貧困/桜井啓太 - SYNODOS
    kissenger8
    kissenger8 2019/06/10
    問題提起サイトとして良い仕事するよなシノドス。という思い半分、次アクションをどうすべきか、お節介レベルまで仕掛けを用意しないと世間への影響力が持てない昨今、問題提起だけでいいのか、という思い半分……
  • 兵器化される情動反応――2019年インドネシア大統領選挙にみる選挙テクノロジーの影/本名純 - SYNODOS

    兵器化される情動反応――2019年インドネシア大統領選挙にみる選挙テクノロジーの影 名純 インドネシア政治・東南アジア地域研究・比較政治学 国際 #「新しいリベラル」を構想するために 直接選挙で国家リーダーを選ぶ国は少なくないが、世界でもっとも巨大な直接選挙を行う国は、アメリカでもインドでもなく、じつはインドネシアである。この国では1億9千万の有権者が直接大統領を選ぶ。世界最大の民主選挙の祭典だ。この5年に一度の大統領選挙が4月17日に実施された。その結果、現職のジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)の再選が決まった。国際社会は、文民大統領による初の長期安定政権の誕生に、祝福のエールを送った。 それには歴史的な意味がある。同国は30年以上のスハルト独裁時代(1966年〜98年)を経て民主化し、20年を迎えた。しかし民主化後に長期政権を実現したのはユドヨノ大統領時代(2004年〜2014年)だ

    兵器化される情動反応――2019年インドネシア大統領選挙にみる選挙テクノロジーの影/本名純 - SYNODOS
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    kissenger8 2019/06/06
    “「好きか嫌いか」という感情が投票を決定づける時代に突入しつつあるとするならば、社会分断は深刻化することはあっても緩和することはない...日本の選挙政治は大丈夫かという心配も当然出てくる”
  • なぜ、いま炭鉱なのか――「負の遺産」を超えて/嶋﨑尚子×熊谷博子 映画『作兵衛さんと日本を掘る』公開記念対談 - SYNODOS

    なぜ、いま炭鉱なのか――「負の遺産」を超えて 嶋﨑尚子×熊谷博子 映画『作兵衛さんと日を掘る』公開記念対談 文化 #作兵衛さんと日を掘る 2011年5月、炭坑画家・山作兵衛の遺した絵や日記など697点が、日国内では初めてユネスコ世界記憶遺産に認定されたことは記憶に新しい。自身炭坑夫だった彼が生涯に描いた絵は実に2000枚にのぼるといわれている。 山作兵衛の仕事は、いったい今に何を訴えかけようとしているのか。5月25日より上映が始まるドキュメンタリー映画『作兵衛さんと日を掘る』の公開を記念して、『炭鉱と「日の奇跡」』(青弓社)の共編著者である社会学者の嶋﨑尚子氏を迎え、作監督の熊谷博子氏と存分に語り合ってもらった。(取材・文 / 萩野亮) 山作兵衛氏 熊谷 『炭鉱と「日の奇跡」』を拝読しました。一般的には終わったと思われている炭鉱ですが、奥深い、今につながる新しい視点を感

    なぜ、いま炭鉱なのか――「負の遺産」を超えて/嶋﨑尚子×熊谷博子 映画『作兵衛さんと日本を掘る』公開記念対談 - SYNODOS
    kissenger8
    kissenger8 2019/05/24
    「日本は“移住・移動の国”」ってことば、あるいは「その構造って原発避難者と一緒ですよね」「...まさに“棄民”だと思います」って対話が出てきて、なるほどいま語られるべき話だな、と思いました
  • スポーツにおける“男らしさ”とは何か――伝説のフィギュアスケート男子金メダリストの栄光と孤独/映画『氷上の王、ジョン・カリー』監督インタビュー - SYNODOS

    スポーツにおける“男らしさ”とは何か――伝説のフィギュアスケート男子金メダリストの栄光と孤独 映画『氷上の王、ジョン・カリー』監督インタビュー 文化 アイススケートをメジャースポーツへと押し上げ、さらに芸術の領域にまで昇華させた伝説の英国人スケーター、カリー。彼はバレエのメソッドを取り入れた演技で、1976年インスブルック冬季五輪フィギュアスケート男子シングルの金メダルを獲得する。 しかし、マスコミが真っ先に伝えたのは、表に出るはずのなかった彼のセクシュアリティだった。同性愛が公的にも差別されていた時代に、ゲイであることが公表されたメダリストの存在は、世界中を驚かせ論争を巻き起こす。しかし、彼は華麗な滑りで多くの人を魅了し続け、現在の日人スケーターにも影響を与えている。 映画はアスリートとしてのカリーだけでなく、栄光の裏にあった深い孤独、自ら立ち上げたカンパニーでの新たな挑戦、そして彼を

    スポーツにおける“男らしさ”とは何か――伝説のフィギュアスケート男子金メダリストの栄光と孤独/映画『氷上の王、ジョン・カリー』監督インタビュー - SYNODOS
    kissenger8
    kissenger8 2019/05/15
    『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)が引き合いに出され、"セクシュアリティの物語を社会が受け入れる"流れに監督も言及してるけど、いまだに俺「受け入れやすい物語として加工された」前段に引っかかってるんだよな
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