【陸上】サニブラウンは100m決勝進出ならず “9秒96”の自己ベストも悔しい表情「ちょっとずつ追いつくだけでは足りない」
東日本大震災で被災した茨城の文化財・歴史資料を救済・保全するために活動している「茨城史料ネット」のレスキュー活動について、活動の経過報告、救済した資料などを紹介します。また、関連展示として写真展と特別展示を開催します。 講演会、展示ともどなたでもご参加、ご来場いただけます。 講演会 「東日本大震災で被災した茨城の文化財・歴史資料のレスキュー活動」 日時: 12月14日 (水) 14:00~16:00 会場: 茨城大学講堂 講師:高橋 修氏 (茨城史料ネット事務局・人文学部教授) 主催:茨城県図書館協会大学図書館部会 共催:茨城大学図書館 後援:茨城県教育委員会 関連展示 写真展「被災した茨城の文化財・歴史資料のレスキュー活動」 特別展示「襖の中のワンダーランド-救出された歴史資料から-」 日時:12月14日 (水) ~19日(月) 11:00~17:00 会場:茨城大学図書館展示室 主催:
東日本大震災では、多くの文化財が被災した。文化庁は直後から救済活動に着手したが、いまだ手つかずの地域もある。今後、どういう方針で救済に臨むのか。「文化財保護法の制定以来、最大の試練」という近藤誠一・文化庁長官に聞いた。【岸桂子、栗原俊雄】 ◇民間と連携、来年度も継続したい --震災後、被災地に入りましたか。 ◆4月に仙台市、東松島市に。浜はがれきそのもので、気が遠くなった。がれきの中にも文化財がある。地元の専門家はどこになにがあるか把握している。一刻も早く救済に着手したかった。 --直後から、文化財、美術関係団体と協力し、レスキュー事業を始めましたね。 ◆阪神大震災の教訓もあって、起きた瞬間から考えた。10月末までに官民共同で、のべ3925人が救済活動をした。だが、とても1年では終わらず、来年度も継続したい。ただ地域によって被災の状況は異なるし、アクセスが困難なところもある。人も資金も限ら
東日本大震災で市役所が津波に襲われた岩手県陸前高田市の重要公文書を、県立公文書館(横浜市旭区)が修復している。簿冊を一枚一枚めくってカビや泥を拭い、再び使える状態に―。「地域の記録」をつなぐための大切な作業だ。 来年3月まで計1200冊を修復する。陸前高田市から要請を受け、まず400冊が10月下旬、同館に運び込まれた。条例の原本や市議会の議事録、土地の権利関係の記録など都市運営に不可欠なものばかり。大半が泥だらけで、中には今なお湿った書類もある。 作業に当たるのは県の非常勤職員12人。現地で応急的に乾燥された簿冊をひもとき、張り付いた紙を慎重にはがし、スポンジで汚れを除去する。その枚数は、1200冊で概算40万枚に上る。 資料保存が専門で、作業リーダーを務める木本洋祐さん(54)=横浜市在住=は「公文書は、町の基本をなす唯一の資料」と説明する。とはいえ、陸前高田市だけでも全部で数万冊
東文救は14日、法政大学サステイナビリティ研究教育機構が進めている陸前高田文書救援プロジェクト(陸前高田市議会文書の救援保全活動)を支援するための文書復旧システムを、復旧作業の現場(東京都八王子市めじろ台)に設営し、作業者の方々へのスキルトレーニングを行いました。同プロジェクトは陸前高田市市議会の永年保存文書約2,000冊が対象になるが、全てをデジタル化する予定であり、東文救システムを適用するのは、現物としての価値が高いもの、傷みがひどいものなどに絞られることになる。 また16日には法政大学と陸前高田市議会との間で結ばれた包括的な連携協力のための協定締結のために訪れた伊藤明彦・市議会議長らの一行が現場を訪れ、復旧事業の説明とともに、作業スタッフが行なっているドライ・クリーニング、洗浄、乾燥・フラットニングという一連の作業を見学しました。
主なメンバー:金慶南(サス研環境アーカイブズPM)、廣瀬克哉(法学部教授)、宮城孝(現代福祉学部教授)、馬場憲一(現代福祉学部教授)他。 被災3か月後、陸前高田市議会から水損文書レスキューの問い合わせがあった。 2011年6月1日・2日に、陸前高田市・気仙沼市・南三陸町・女川町など被災状況の調査を群馬県立公文書館と共に訪問した(総長室TFに報告済、HP掲載)。陸前高田市については、市役所が大津波の被害を受け、行政文書が水損し、甚大な被害を受けた。陸前高田市の文書は、文書庫から市役所廊下へ自衛隊が引き出して積み重なっている状態であった。しかし、水損文書が大量に発生しており、カビの発生などを防ぐための応急処置が必要な状況であった。法政大学と陸前高田市議会はまず市議会文書だけを対象にして、乾燥作業など復旧作業を行うこととなった。市議会の永久保存文書は赤い背表紙で、比較的判明しやすい状態であった。
10月17~19日にかけて石巻市石巻文化センターと、遠野市遠野文化研究センターを訪問し、被災資料の復旧処置のフォローアップ支援を行いました。 石巻文化センターの被災文書は現在、教育委員会鷲の巣埋蔵文化財整理室(石巻市大瓜字鷲の巣)で復旧作業が進められています。埋蔵文化関連の文書を中心にした現在の復旧作業は、簿冊形態やファイル形態の文書が主であり、比較的扱いやすく、東文救システムがすぐに適用できるのですが、これらとは別に、発掘作業等に伴ない作成された図面類がマップケースの中に被災時そのままで残されていました。まだかなりの湿り気が残っている図面の束は、汚泥とカビがひどく、一般の方が扱うのは難しいために、専門家の派遣を要請されました。 東文救では大型の一枚ものの洗浄のために水槽などの必要な資材を無償提供するとともに、3名の技術者を派遣し、汚泥とカビで固着した図面をマップケースから剥がし、一枚もの
クリックして拡大する被災した美術館などから流失するなどし、その後見つかったり、復旧作業を施された文化財や美術品が展示されている。加えて、産経新聞が撮影した文化財復旧の様子の写真パネルも飾られている=1日、渋谷区(大里直也撮影) 東日本大震災で傷ついた岩手県内の博物館資料などの地道な修復活動を紹介する「東日本大震災と文化財レスキュー展」(震災からよみがえった東北の文化財展実行委員会、産経新聞社など主催)が1日、東京都内で始まった。10日まで。 同県では、陸前高田市立博物館が津波にのまれ職員全員が亡くなったり、大槌町で図書館資料が水浸しになったりした。こうした危機に、内陸部で比較的無事だった遠野市立博物館が、全国から集まった学芸員らと協力。瓦礫(がれき)からの資料回収や修復を続けている。 会場では、一枚ずつブラシで泥を洗い流して乾燥させた古い公文書、自衛隊員も協力して回収し地元小中学生に洗って
土砂崩れの爪痕が残る熊野那智大社=和歌山県那智勝浦町で2011年9月25日午後1時36分、本社ヘリから小関勉撮影 中川正春文部科学相は25日、自然災害で被害を受けた文化財の修復費用について、「国が100%補助できる仕組みを作りたい」と述べ、現状では上限が85%の国の補助制度を見直す方針を明らかにした。台風12号の豪雨で、建物が被災した和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社を視察後、報道陣に明らかにした。 中川文科相は「道路などの復旧は、激甚災害に指定されると国が実質的に100%負担する仕組みになっているが、文化財にはそういった制度がない。改めて国がしっかり(面倒を)みていけるような努力をしたい」と話した。【深尾昭寛、平野光芳】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く