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ブックマーク / univ-journal.jp (71)

  • 日本書紀から古代日本の先天異常症例の記述、京都大学が発見

    京都大学の東島沙弥佳特定助教(白眉センター)と山田重人教授(医学研究科)の研究グループは、日最初の正史である『日書紀』に、医学的に先天異常と考えうる記述を発見した。 日最古の正史『日書紀』には初代から41代天皇までの天皇系譜と事績が記されているが、他にも災害や天文の記録、奇妙な姿形をしたヒトに関する記録がある。その中に、しっぽの研究者である東島特定助教がしっぽの生えたヒトの記述があることを記憶していたことから、今回の研究が始まった。 研究では、ヒトの異常な身体・精神特徴に関する記述をピックアップし、得られる限りの情報から病名の診断を試みた。その結果、初代神武天皇から41代持統天皇に至る記述の中に合計33 例、ヒトの異常な身体・精神特徴に関する記述を見つけた。 例えば、生まれつき腕にリンパ管奇形と思われる肉の高まりを持つ天皇の話や、生まれつき話すことが困難な皇族たち、天皇や皇族以外に

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    kitone
    kitone 2024/04/22
  • 長崎大学、学部単体の利用を経て、国立大学で初のビズリーチ・キャンパス導入へ

    【ビズリーチ・キャンパス 導入大学を訪ねて】 長崎大学、学部単体の利用を経て、国立大学で初のビズリーチ・キャンパス導入へ 大学ジャーナルオンライン編集部 学部生・大学院生合わせて約9,000人の学生が学ぶ長崎大学では、学生が主体的に卒業後のキャリアや生き方について考えていけるよう、全学部の学生に1年次からキャリア教育を必修科目とし、社会体験などの機会を提供してきた。しかし、OB/OG情報の提供に関しては改善の必要性を感じており、地方国立大学が故の「地理的な情報格差・機会格差」が課題となっていた。そのような中、全学に先駆けて、2023年5月に多文化社会学部がビズリーチ・キャンパスを導入。そして同年9月、公認OB/OG訪問サービスとして国立大学で初めて、全学部で「ビズリーチ・キャンパス」を導入した。導入の経緯や効果について、キャリアセンター長を務める井上徹志副学長と、多文化社会学部の白井章詞准

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    kitone 2023/09/23
  • 20代の成長環境が悪化、学生に不人気の国家公務員 オープンワークが分析

    20代の成長環境が悪化、学生に不人気の国家公務員 オープンワークが分析 大学ジャーナルオンライン編集部 国家公務員の職場環境がこの10年間、20代の成長や士気、風通しのよさなどの面で悪化していることが、転職・就職プラットフォームを運営するオープンワークの分析で分かった。口コミには国会対応など雑務に忙殺される中、膨大な量の業務をこなしても人事や評価に反映されず、徒労感漂う職場への不満が渦巻いている。 2023年の日全体の全業界平均と比較しても、20代の成長環境が0.49、人事評価の適正感が0.41低いなど軒並み全業種平均を下回り、全業種平均を上回ったのは法令順守意識だけ、同ポイントだったのも待遇面の満足度だけだった。 また、2023年7月時点の官公庁業界平均と1府11省の総合評価を比べると、上回ったのは経済産業省(3.52)、財務省(3.17)、環境省(3.16)、防衛省(3.11)の4省

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    kitone 2023/07/31
    オープンワーク
  • 国立大学の学生自殺率、2020年度が過去6年間で最多に 茨城大学が調査

    国立大学の学生自殺率、2020年度が過去6年間で最多に 茨城大学が調査 大学ジャーナルオンライン編集部 国立大学の学生の自殺者数が2020年度、人口10万人当たりで17.6人を数え、過去6年間で最多となったことが、茨城大学保健管理センターの布施泰子所長らの調査で明らかになった。布施所長は、日全体の自殺率が2020年度、12年ぶりに増加に転じたが、同じ傾向が国立大学の学生に見られると分析している。 それによると、82校の学生43万3032人(男性27万3308人、女性15万9724人)のうち、男性58人、女性18人の合計76人が自殺もしくは自殺と思われる死因で死亡していた。人口10万人当たりの自殺者数は17.6人で、うち男性は21.2人、女性は11.3人に上った。 大学生の自殺はこのところ、緩やかな景気回復や売り手市場の就職戦線などから減少傾向にあったが、男子大学生は2015年以降の過去6

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    kitone 2021/08/26
  • データサイエンス系大学連絡会、滋賀大学など6大学が設立

    データサイエンス分野の専門教育組織を設立したり、開設に向けて準備したりしている滋賀大学、立正大学など6大学の担当者が発起人となり、データサイエンス系大学教育組織連絡会が設立された。専門教育の推進や専門教員の養成に6校がスクラムを組む。 データサイエンスの専門教育組織は2017年、滋賀大学がデータサイエンス学部を日で初めて設立したのを手始めに、2018年に横浜市立大学、2019年に武蔵野大学がデータサイエンス学部を設置するなど、各地で国公私立大学が学部や学科、専攻などの開設を進めている。 ただ、日での取り組みがまだ緒についたばかりなのに対し、欧米を中心とした諸外国では既にデータサイエンス分野の専門人材育成体制が整い、毎年多数の人材を社会に輩出している。今後、日経済が国際競争力を高めていくためには、高度なデータサイエンティストの育成が欠かせない。このため、連絡会は今後、戦略的に人材育成と

    データサイエンス系大学連絡会、滋賀大学など6大学が設立
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    kitone 2020/08/28
  • 日本オープンイノベーション大賞、九州大学起業部が文部科学大臣賞

    組織の壁を超えてイノベーションを創出した企業や団体を表彰する第2回日オープンイノベーション大賞で、九州大学起業部が文部科学大臣賞に選ばれた。表彰式は2020年2月27日、東京都千代田区永田町の中央合同庁舎講堂で開かれる。 このため、専門家による支援組織をつくったほか、地元企業などと提携、学生と企業のオープンイノベーションを進めている。部の発足から2年3カ月で起業した数は15社。第1号のベンチャー企業は3億円以上を調達し、60人を雇用する企業に成長している。国内大学の企業部の先導役であり、地域の産業活性化、地方創生の優良事例として高く評価された。 このほか、第2回日オープンイノベーション大賞では、内閣総理大臣賞に汎用的知能ロボットコントローラーを開発したMUJIN、川崎重工業、三菱電機、不二越、安川電機の取り組みが選ばれた。 参考:【内閣府】第2回日オープンイノベーション大賞について

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  • 平均年齢37歳、若手研究者10名を「ナイスステップな研究者2019」に選定

    平均年齢37歳、若手研究者10名を「ナイスステップな研究者2019」に選定 大学ジャーナルオンライン編集部 文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、2005年から科学技術への顕著な貢献を行った若手研究者を「ナイスステップな研究者」として選定している。2019年は約640名の候補者の中から、10名が選ばれた。 「ナイスステップな研究者2019」の10名はこちら(敬称略、年齢・所属は2019年12月6日時点)。 ・宇井 吉美(31) 株式会社 aba 代表取締役 ・上田 純平(35) 京都大学大学院 人間・環境学研究科 相関研究学専攻 助教 ・太田 禎生(35)東京大学 先端科学技術研究センター 准教授 ・加藤 英明(33) 東京大学大学院 総合文化研究科 先進科学研究機構 准教授 ・川上 英良(37) 千葉大学大学院 医学研究院 人工知能(AI)医学 教授、千葉大学 治療学人工

    平均年齢37歳、若手研究者10名を「ナイスステップな研究者2019」に選定
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    kitone 2020/01/05
    九大から2名。“楊井 伸浩(35) 九州大学 大学院工学院 応用化学部門 准教授、国立研究開発法人 科学技術振興機構 さきがけ研究者 ・Stephen Lyth(39)九州大学大学院 統合新領域学府オートモーティブサイエンス専攻 准教授
  • 45歳未満の若手研究者の業績を称える日本学術振興会賞、25名受賞

    学術振興会は、45歳未満の創造性に富んだ若手研究者の業績をたたえ、支援する2019年度(令和元年度)日学術振興会賞に、慶應義塾大学理工学部の安藤和也准教授(34)、京都大学人文科学研究所の倉尚徳准教授(43)、九州大学大学院理学研究院の佐竹暁子教授(44)ら25人を選んだ。授賞式は2020年2月18日、東京都台東区上野公園の日学士院で開かれる。 受賞者のひとり、慶應義塾大学の安藤准教授は、従来観測不可能とされていたシリコン中のスピンホール効果の観測や、金属の酸化により電流とスピン流の変換効率が数桁も増大する現象を発見するなど多くの成果を挙げた。また、京都大学の倉准教授は、仏教史研究において、石窟寺院の壁画や石碑、仏像等に刻まれた銘文を網羅的に調査することによって新しい知見を得、中国六朝隋唐仏教史の定説を大きく刷新する見解を導出した。九州大学の佐竹教授は、これまで未解明であった植

    45歳未満の若手研究者の業績を称える日本学術振興会賞、25名受賞
    kitone
    kitone 2020/01/01
    九大から5名
  • 国立大学の運営費交付金重点支援、2019年度は46校が増額

    文部科学省は2019年度の国立大学法人運営費交付金重点支援の評価結果をまとめた。全86校の再配分額評価率は95.1~105%で、大阪大学など46校が評価率上昇、東北大学など39校が低下した。鹿屋体育大学は前年度と同じ評価率だった。 ・地域に貢献する取り組み ・強みや特色を持つ分野で教育研究を推進する取り組み ・卓越した成果を創出している海外大学と伍した取り組み -3分野で、各校に対して重点支援に向けた再配分率をはじきだした。 それによると、最も再配分率が高かったのは105.0%の弘前大学、横浜国立大学、信州大学、京都工芸繊維大学、大阪教育大学、東京医科歯科大学、東京工業大学の7校。小樽商科大学、鳥取大学、電気通信大学、一橋大学、大阪大学など18校が102.5%で続いた。逆に最も低かったのは95.1%の京都教育大学だった。 文科省は各国立大学法人の特筆すべき取り組みとして、京都工芸繊維大学の

    国立大学の運営費交付金重点支援、2019年度は46校が増額
    kitone
    kitone 2019/08/13
  • 東京大学発「次世代データベース」プロジェクトが国内クラウドファンディングで2.6億円調達

    東京大学発のプロジェクト「日発オープンソース・データベース『APLLO(アポロ)』」は、日唯一の投資型・購買型・寄付型のすべてが行える総合型クラウドファンディングサービス「宙とぶペンギン」で、クラウドファンディング史上国内最高額276,000,000円を達成した。 従来の知識ベース「ナレッジグラフ」ではRDFという主語・述語・目的語の組み合わせでデータの関連性を表現していた。しかし、今回新たに開発するナレッジニューロンは、関連性だけでなく、意味や解釈を構造的に格納でき、“文脈を捉える”ことができようになる。この研究成果によって生まれたナレッジニューロンは、「知的情報検索」や「ヘルプデスク」、大量のデータを分析する等の「データマイニングツール」、「個人・企業データの財産化」など広い領域で活用可能。これらの研究成果をビジネスとして実装することで、新たな製品・サービスや社会システムの創出がで

    東京大学発「次世代データベース」プロジェクトが国内クラウドファンディングで2.6億円調達
    kitone
    kitone 2019/05/04
    “知識ベース「ナレッジニューロン」を開発している”
  • 大学入試2次試験前夜の宿泊料金上昇、5倍以上の値上がりも

    国公私立大学入試の2次試験で、周辺のホテルなど宿泊施設の料金が前の週より1割以上高くなっていることが、宿泊検索サイト運営のウイズトラベルのまとめで分かった。東京都調布市の電気通信大学周辺では前週の5倍以上に値上がりしているケースが見つかっている。 それによると、料金高騰が最大だったのは電気通信大学周辺で前週の542%。仙台市の東北大学が381%、仙台市の宮城教育大学が348%、青森県弘前市の弘前大学が277%、東京都府中市の東京外国語大学が274%となるなど、2倍以上に料金が上がっているところが計9校に上った。 逆に前週に大型イベントがあった大阪府吹田市の大阪大学や福岡市の九州大学、沖縄県名護市の名桜大学周辺では、料金が下がっていた。 客室の満室率は徳島県徳島市の徳島大学と山口県山口市の山口大学周辺が97%を記録してトップに。山口県山口市の山口県立大学、京都市の同志社大学が96%、青森県弘

    大学入試2次試験前夜の宿泊料金上昇、5倍以上の値上がりも
    kitone
    kitone 2019/02/20
    大学補助で受験生割引でもしてあげないとやってられんのでは
  • 脂肪酸は6番目の基本味、証拠となる神経を九州大学が発見

    べ物に含まれる油脂の存在を強く意識はできないが、あればより好んでべたくなる。私達はどうやって油脂の存在を知るのか?九州大学五感応用デバイス研究開発センターの安松(中野)啓子特任准教授、二ノ宮裕三特任教授らの研究グループは、他の味とは独立して脂肪酸の味を伝える神経を鼓索神経の一部に発見した。これは甘味、苦味、うま味、塩味、酸味の5つの基味に加え、脂肪の味が6番目の基味である新たな証拠となるという。 今回マウス鼓索神経単一線維における応答を記録したところ、脂肪酸に特異的な応答を示す神経線維が全体の約17.9%を占めていた。また、半数以上の甘味、うま味応答神経群が脂肪酸に応答した。GPR120を発現しないマウス(GPR120ノックアウトマウス)では脂肪酸神経は激減し、味覚嫌悪学習を用いた行動実験では、このマウスはリノール酸とうま味物質のグルタミン酸を区別できなかった。このことから、脂肪酸

    脂肪酸は6番目の基本味、証拠となる神経を九州大学が発見
    kitone
    kitone 2019/02/13
    今のところはマウスの話なんだろうか
  • 日本学術振興会賞に大内正己東京大学准教授ら25人

    学術振興会が45歳未満の創造性に富んだ若手研究者の業績をたたえ、支援する2018年度日学術振興会賞に東京大学宇宙線研究所の大内正己准教授(42)、京都大学大学院情報学研究科の鹿島久嗣教授(43)ら25人を選んだ。授賞式は2019年2月7日、東京都台東区上野公園の日学士院で開かれる。 東京大学大学院情報学環の三宅弘恵准教授(43)は地震災害軽減のための強振動予測手法の標準化、金沢大学新学術創成機構ナノ生命科学研究所の福間剛士教授・所長(41)は高分解能液中原子間力顕微鏡技術の開発、大阪大学大学院国際公共政策研究科の松林哲也准教授(40)は代表民主制が機能する条件とその社会的効果に関する分析が認められた。 前年度からの候補者148人と機関推薦266人、個人推薦16人の合計426人の業績などを審査委員会で検討し、受賞者を選んだ。 その他の受賞者は次のみなさん(五十音順、年齢は2018年4

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    kitone 2019/01/10
    “竹村俊彦(43)九州大学応用力学研究科教授”
  • 電子ジャーナル価格が高騰、関西4私大が危機表明 | 大学ジャーナルオンライン

    2019年1月3日 電子ジャーナル価格が高騰、関西4私大が危機表明 大学ジャーナルオンライン編集部 関西学院大学など関西の4私立大学学長が電子ジャーナルの価格高騰に危機感を表明していることが、科学技術・学術審議会の学術分科会と人文学・社会科学振興の在り方に関するワーキンググループの合同会議で明らかになった。委員の鎌田薫早稲田大学総長が報告した。 報告によると、危機表明は関西学院大学の村田治、関西大学の芝井敬治、同志社大学の松岡敬、立命館大学の吉田美喜夫の4学長連名で公表された。 大学の論文や研究発表などを収録した学術雑誌は電子ジャーナルに形を変え、大学の研究者や教職員、学生らに利用されているが、海外の商業学術出版社による寡占体制が続き、不公正な価格設定で購入価格の上昇が続いている。 2015年には海外の電子ジャーナルが消費税の課税対象となったことから、さらに価格高騰に拍車がかかり、大学図書

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    kitone 2019/01/03
  • 鉄鋼中の水素が結晶構造変化を抑制 九州大学と九州工業大学が発見 | 大学ジャーナルオンライン

    九州大学と九州工業大学の研究グループは、立方晶fcc(面心立方格子)構造を有する鉄鋼において、水素含有量が増加するほど立方晶hcp(六方最密構造)相の生成が抑制されることを世界で初めて発見した。 しかし研究では、水素を含ませた鋼材の挙動調査で、水素がfcc→hcp結晶構造変化を「顕著に抑制」することを発見。水素の含有量を調整した試料を冷却しながらhcp相分率を測定したところ、試料中の水素量が多いほどhcp相分率が増加せず、fcc-hcp変態が抑制されていることがわかったという。これは世界で初めて観測された現象であり、これまでの常識を打ち破るものだ。 水素の含有量の増加でfcc-hcp変態が抑制された原因については、引張試験の結果から摩擦応力の増大が示唆された。また先行研究の理論計算からは、fcc相の熱力学的な安定化が報告されているといい、これらが主原因と考えられている。 水素は次世代のク

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  • 「良い香りだけど嫌い」「悪い臭いだけど好き」な匂いの効果 九州大学 | 大学ジャーナルオンライン

    匂いを感じた時、ヒトは「快・不快」、「好き・嫌い」という情動的な反応を示す。匂いに対する情動的な反応は、遺伝的な要因によって先天的に決定されるケースもあれば、経験や学習によって後天的に調節・決定されるケースもある。しかし、先天的・後天的な情動反応が一致しない匂い、すなわち「良い香りだけど嫌い」もしくは「悪い臭いだけど好き」と感じる匂いについての調査が行われたことはなかった。 その結果、「快・不快」と「好き・嫌い」が一致した匂いでは、匂いの強度が強まるほど匂いの言語表現(フルーツの香り、アーモンド臭など)が一意に定まる傾向が見られた。一方で、「快・不快」と「好き・嫌い」の評価が一致しない匂いでは、強度に関わらず匂いの言語表現が定まらない傾向が見られた。 研究により、能的な「快・不快」と経験的な「好き・嫌い」の一致・不一致が匂いの言語化に影響することが示唆された。匂いの感覚情報は、情動に関

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    kitone 2018/09/02
    “九州大学基幹教育院の岡本剛准教授とシステム生命科学府一貫制博士5年の濱川昌之大学院生”
  • 九州大学、新たな経済成長の指標「新国富」を開発

    九州大学大学院工学研究科、都市研究センターの馬奈木俊介主幹教授らの研究グループは、従来の国民総生産では測れないインフラ、健康、教育、自然といった国の資産全体を計測し総合的に評価する新国富指標を国連報告書「Inclusive Wealth Report 2018(IWR: 包括的な豊かさに関する報告書)」で発表した。 その結果、世界全体の富のうち、人工資が21%を占めたのに対し、教育は33%、健康資は26%、自然資は20%占めることを突き止めた。 国連では豊かさや経済の持続可能性を評価するため、包括的な富の研究が2012年から進められてきた。国民総生産で計測できない健康や自然などの価値を計測して総合的に評価しようとする試みだが、何をどう計測して評価を進めるべきなのか分かっていなかった。 研究グループはこの新国富指標が2030年までの国連目標である持続可能な開発目標(SDGs)達成に

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    kitone 2018/08/19
    “九州大学大学院工学研究科、都市研究センターの馬奈木俊介主幹教授らの研究グループ”
  • 国立大学の人事給与マネジメント改革、国立大学協会が方向性提言

    国立大学協会は、政府の骨太の方針で国立大学の人事給与マネジメント改革が打ち出されたのを受け、林芳正文部科学相に対し、改革の基的な方向性をまとめた提言書を手渡した。林文科相は内容に理解を示し、大学と一体になって改革を進める考えを示した。 提言書は国立大学の現状を少子高齢化、地方創生、グローバル化、人生100年時代など大きな時代の変化が押し寄せる中、人件費や教員数の削減を余儀なくされ、教育研究基盤の弱体化を招いているとしたうえで、大学改革の柱の1つとして人事給与マネジメント改革を挙げた。 具体的な方向性としては ■各世代の人員構成バランスに配慮した人事システムの構築 ■教員や研究者の流動性向上 ■業務の効率化などによる教員の教育、研究に充てる時間の確保 ■年俸制などさまざまな給与体系の導入 ■公私立大学や民間企業、海外の大学とのクロスアポイントメント(※1)の導入 ■海外を含む多様な外部資金

    国立大学の人事給与マネジメント改革、国立大学協会が方向性提言
    kitone
    kitone 2018/07/05
  • 九州大学が沖縄戦で沈んだ米国軍艦を高精度3D画像化

    九州大学の菅浩伸主幹教授らの研究グループは、沖縄・古宇利島沖の水深40mに沈む米国の軍艦エモンズ(USS Emmons)について、革新的な方法で詳細に可視化することに成功した。 マルチビーム測深(ワイドバンドマルチビーム測深機R2Sonic 2022)は、扇形に広がるビームで海底地形を広く三次元的に測る装置。水深1~400mの海底地形を1~2mグリッドの高精度で可視化することに成功している。これまでに、琉球列島の久米島・石垣島・喜界島・沖縄島などで測深を実施し、世界的にも先駆的な浅海域の高精度地形情報を得ている。 今回、水深40mの海底で120m×30mもの広い範囲について、地理座標を持つ多視点ステレオ写真測量図を示したのは世界で初めての成果だ。対象が沖縄戦を物語る戦争遺跡なので、今後の水中戦争遺跡の保存や平和教育への活用へ向けて、貴重な資料となる。 論文情報:【The Internati

    九州大学が沖縄戦で沈んだ米国軍艦を高精度3D画像化
  • 哲学者、西田幾多郎の未公開直筆資料発見 修復・翻刻事業進む

    を代表する哲学者、西田幾多郎の未公開資料が大規模に発見されたことを受け、石川県西田幾多郎記念哲学館が研究資料化プロジェクトを立ち上げた。哲学館、京都大学、金沢大学が連携し、修復および翻刻事業を進め、2018年3月にはプロジェクトをまとめた報告書を刊行した。 発見された資料は、奈良文化財研究所の協力の下修復され、その後、京都大学大学院文学研究科の林晋教授、金沢大学人間社会研究域人間科学系の森雅秀教授と連携して翻刻作業を行い、その内容が少しずつ明らかになった。 西田幾多郎は金沢の第四高等学校から京都大学へ赴任し、独創的な哲学者として活躍。西田の著書は現在では8カ国以上に翻訳され、世界中で研究されている。特に、金沢で執筆し、京都大学赴任直後に発表した『善の研究』は、日人が書いた最初の哲学書として知られている。 今回発見された資料の中には、京都大学赴任直後、「宗教学」「倫理学」の講義ノートも

    哲学者、西田幾多郎の未公開直筆資料発見 修復・翻刻事業進む
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    kitone 2018/06/16