「人生の新たな扉を開けた挑戦者たち」に迫る本連載。今回は、2021年春に「まちとしょテラソ」(小布施町立図書館)の4代目館長に最年少で就任した志賀アリカさんに話を聞きました。軽トラに搭載できる小屋に本を載せ、好きな場所に赴ける「移動図書館」や、閉館後の図書館を夜通し貸し出す「夜の図書館」など、前例のない取り組みを進め、図書館のファンを増やし続けています。10代で社会貢献活動に目覚め、コンサルティングファームに就職。「図書館館長になる未来なんて1ミリも想像していなかった」という彼女が、東京から地方の小さな町に移り住み、新たな扉を開けたきっかけとは? (上)コンサル→27歳で最年少の図書館館長に 秘めた思い ←今回はココ (下)バリバリの海外志向から長野県へ 芽生えた地域への愛着 NPOで貧困や教育問題に携わり、“修業目的”でコンサルに 編集部(以下、略) 志賀さんがコンサルタントを目指した理