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ブックマーク / xiao-2.hatenablog.com (31)

  • 2018年の始まりに。 - みききしたこと。おもうこと。

    生きてます。…ということを書くためだけに更新。振り返ればなんと1年ぶり。 2017年は、2月以降一度もブログを書かなかった。書けないので書かないのか、書かないと書けなくなるのか分からないが、書きたくならない。イベントの類に行くことが少なかったし、たまさか行って「面白いな〜」と思っても、帰り道なんだかすぐ熱が引いてしまう。を読んでも自分の中に積もっていかない。 スランプと呼べるほど御大層な身ではないが、要はバテていたという感じ。 原因はよく分からない。たぶん、色々な原因が少しずつ重なっている。信頼していた幾人かのひとが業界を去ったことや、知り合いで亡くなったり病んだり怪我をした話をいくつか聴いたこともその一つだろう。 また仕事も、実際の忙しさはさほど変わらないのだが、新たなステージ*1にあって求められる能力と、自分の能力とのギャップがいよいよ持ち重りしてきた。 考えてみるとこれまで自分は5

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    kitone
    kitone 2018/02/04
    なんか、分かる、とか思ってしまった。自分もここのところ(主にきもちが)バテていた。現在せっせせっせとリハビリ中。またどこかでお会いしましょう。
  • 2016年に、みききし、おもったことども。 - みききしたこと。おもうこと。

    年の初めに、ざっくり振り返る。 ブログ状況 更新回数は17回。うち13回がイベントレポート。 読んだもの 世界の辺境とハードボイルド室町時代 世界の辺境とハードボイルド室町時代 作者: 高野秀行,清水克行出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2015/08/26メディア: 単行この商品を含むブログ (15件) を見る 「謎の独立国家ソマリランド*1」の著者と、室町時代の研究者との対談。アフリカの部族社会を日の中世武家社会に例える比喩は「謎の〜」でも登場していたが、その時はやや違和感があった。しかし、実際に専門家同士がフラットに交わすおしゃべりは刺激的かつ愉快。研究書ではないが、新たな視点を発見するための知的飲み屋トークとして楽しんだ。山口晃さんの表紙デザインも素敵。 一万年の進化爆発 一万年の進化爆発 文明が進化を加速した 作者: グレゴリーコクラン,ヘンリーハーペンデ

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    kitone
    kitone 2017/01/02
    “いつの間にかゲームのステージはひとつ上がっている”
  • 2015年にみききしたもの。 - みききしたこと。おもうこと。

    2015年にみききしたものを振り返ってみる。 読んだ 読書記録を振り返る。内容を忘れてるものが結構多く、雑な読み方をしていると反省。せめていくつかピックアップすることで、自分の忘却力への抵抗とする。 上流工程でステークホルダーの要求がまとまる技術 上流工程でステークホルダーの要求がまとまる技術 (エンジニア道場) 作者: 大川敏彦出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2010/10/08メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (3件) を見る テーマはシステム開発だが、エンジニアに限らず、ものごとを調整するときの基的な考え方として参考になる。 わたしはコンシェルジュ わたしはコンシェルジュ (講談社文庫) 作者: 阿部佳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/06/15メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件)

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    kitone
    kitone 2016/01/09
    いろんなものを読んではるんだなー
  • シンポジウム「アクセスの再定義 : 日本におけるアクセス、アーカイブ、著作権をめぐる諸問題」に行ってきた。〜第1部 - みききしたこと。おもうこと。

    こういうのに行ってきた。 2015年6月13日 明治学院大学文学部芸術学科・ハーバード大学東アジア言語・文明学部、人類学部、歴史学部共同シンポジウム「アクセスの再定義-日におけるアクセス、アーカイブ、著作権をめぐる諸問題-」 http://www.meijigakuin.ac.jp/event/archive/2015/2015-05-14-1.html http://current.ndl.go.jp/node/28539 参加した人のブログが既に出ている*1。また当日は録音されていて後日記録が出るようなことも言われていたので、ちゃんと知りたい人はそちらを見るといいよ。 というわけで以下、xiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。といっても、議論が白熱したり難しくて理解が追いつかなかったところも多い。またハーバードの先生方は全員日語ペラペラだったが、そ

    シンポジウム「アクセスの再定義 : 日本におけるアクセス、アーカイブ、著作権をめぐる諸問題」に行ってきた。〜第1部 - みききしたこと。おもうこと。
    kitone
    kitone 2015/06/17
    いいメモだなあ。柳さんの「最後の5年間は他の職員と違う仕事をしていた」がなんか響いた。そしてNHKは国営放送ではない。>ゴードン先生
  • 滋賀県立図書館へ行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

    機会があって、滋賀県立図書館*1へ行ってきた。以下は2015年5月、いち利用者としての訪問レポート。記憶違いがあればご容赦*2。 図書館までの道のり JR瀬田駅*3からバスで向かう。バスだと10分ほどとのこと。交通量の多い太い道路だ。一方歩道の方はずいぶん細く、途中には勾配のきついところもある。徒歩ではやや面倒だろう。車が主な交通手段となっている土地柄らしい。 名神高速道路を越えて「文化ゾーン前」で下車。横断歩道を渡り、びわこ文化公園の広場を抜けて図書館へ向かう。公園内にもやや勾配がある。天気のいい日で、公園の緑が目に気持ちいい。 入口 見た目 図書館の外壁はベージュとも灰色ともつかない色をした、石風のタイルで覆われている。ガラスの二重扉を通って館内に入るとロビーがある。左手に貸出カウンター、正面に雑誌コーナー、右手にコインロッカースペース。 内壁も外壁と似たような雰囲気の、落ち着いた色の

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    kitone
    kitone 2015/06/02
    正直サービスは立ってるほうがやりやすい、と思う。
  • 2015年はどんな年? - みききしたこと。おもうこと。

    あけましておめでとうございます。 毎年の初めに前年を振り返る記事を書いているが、2014年はわずか16回の更新。己のぐだぐだに恥じ入るばかり、振り返る程の内容もない。 いっそ開き直って、もっと大きなスパンから振り返ってみる。 指定管理者制度開始から12年。 平成15(2003)年9月施行の地方自治法*1一部改正によって、公の施設の管理方法として指定管理者制度が始まった。それから12年。 最初の導入館がどこか忘れた*2が、日図書館協会の調査*3によれば、2005年度までの導入は市区町村立図書館で11館。それが2014年度までに、予定も含めると426館で導入されている。 だいたい5年くらいの期間で始めるところが多いから、早々に導入していた図書館では現在2サイクル目に入っているだろう。同調査の2007年度のものを見ると、その時点では指定管理者は公社・NPOが多いが、サイクルの切れめで民間企業に

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    kitone 2015/01/06
    早いものでもうすぐあれから2年ですね。いつかお話聞かせてください。(私信)
  • 2013年を振り返る。 - みききしたこと。おもうこと。

    年の初めに、昨年を振り返る。 ブログの状況 2013年の記事は23。年の途中からはてな有料オプションが切れたままのため、アクセス数は不明。よそのブログで関連エントリを書いてくださる方がいたので、ちょっと増えたかもしれない。 24中13がイベントレポート。これはJLA図書館の自由委員会主催セミナー「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」に参加したのが大きい。重要なテーマについて色々な側面からお話を聴くことができた。終わってから言うのも何だが、絶対通しで聴講した方が良いセミナーだったと思う。 自分でも関連するをあれこれ読んでみた結果、2013年の自分的キーワードは「ビッグデータ」「プライバシー」に(結果として)なった。読書指導とか利用教育のように、働きかけているとはっきり分かる形ではなく、人の知らない間にユーザを望ましい方向へ誘導することについて。ただ、まだもやもやとして明

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  • 日本図書館研究会第299回研究例会「図書館システムの調達の方法と課題〜成田市立図書館第六次システムの経験から」に行ってきた。〜前篇 - みききしたこと。おもうこと。

    こういうのに行ってきた。 日図書館研究会第299回研究例会 発表者:米田渉氏(成田市立図書館) テーマ:図書館システムの調達の方法と課題:成田市立図書館第六次システムの経験から http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2013/299invit.html 成田市立図書館*1のシステム調達については、過去の記事で触れたことがある*2。今回はその調達の立役者?であった方のお話*3。 会場は30名程度。年齢層は様々。男性がやや多め。図書館系の講演会では珍しい。 以下はいつものとおりメモ。xiao-2が聞きとれて理解できてメモできて、かつ思い出せた範囲。項目立ては適当。なお講演では各ベンダーの社名が出てきて、生々しく興味深かったのだが、ここでは社名は出さないことにする*4。 また今回、皆さんの関心が特に高い話題だったためか、講師のお話の途中でもどんどん質問が出てい

    日本図書館研究会第299回研究例会「図書館システムの調達の方法と課題〜成田市立図書館第六次システムの経験から」に行ってきた。〜前篇 - みききしたこと。おもうこと。
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    kitone 2013/07/23
    やったね!あとでじっくり読みます
  • 「現場」はどこにある? - みききしたこと。おもうこと。

    新しい年度の始まり。図書館員の知人数名からも、異動のご挨拶がちらほらと。 ご挨拶のやりとりの中で、ふと気になったことがある。ユーザとの直接応対があったり、資料を直接触ったり整理したりする、特にカウンター業務のある部署に異動した人について、周囲の人や時には人が「現場に行った/戻った」と評することがある。 この言い方が、かねがね自分にはなんとなく気になっていた。別に悪い言葉じゃないし、というか自分も他にしっくりくる言い方は浮かばないのだけれど、でもなんとなく引っかかる。なぜだろう?と考えてみた。 理由その1:カウンターでなくても、そこは現場だと思う。 カウンターに出ない部署の人が何をしているかというと、たとえば予算獲得のために交渉したり、働く人のお給料の手続きをしたり、ステークホルダーとの調整のために会議をやったり、仕様書を読んだり書いたり、Webコンテンツをこつこつ作ったり、情報発信したり

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    kitone 2013/04/09
    私もこの言葉の使われ方には違和感があります.
  • 気になる本。 - みききしたこと。おもうこと。

    なんとも気になるを見つけてしまった。 魚名源 作者: 江副水城出版社/メーカー: パレード発売日: 2009/05/14メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 内容は、魚の名前の語源について書かれた。全体的なスタンスとして、魚の名前はすべて漢字の意味と音に由来するという主張。たとえばカマスならこんな具合。 狂(クァン)は「狂ったような、猛烈な」の意味、蛮(マン)は蛮族などの言葉で使われる字で「凶暴な、凶悪な」の意味です。スは…(中略)…速(ス)のことであると考えられます。そうしますと、カマスとは、直訳すると「猛烈で、凶暴な、速い(魚)」…(中略)…の意味になっています。(p83) 掲載されたすべての魚の名前について、同様の解説。他にも、「姫路」は「美しい」という意味を持つ漢字三文字の読み「フェイ・メイ・ジ」に由来するという説なども載っていた。 印象 自分は特に国

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    kitone 2012/12/26
  • 武雄市図書館・歴史資料館へ行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

    機会があって、佐賀県は武雄市図書館歴史資料館へ行ってきた。新図書館構想がネットで色々と議論の的になっているところだが、現在のものは見てみないことにはなんとも言えない。以下はいち旅行者としての現地レポート。個人の感想なので、不正確な点があったらご容赦。 周辺環境 最寄りのJR武雄温泉駅から歩く。駅からの道路は4車線でかなり広く感じるが、交通量は多くない。歩行者はほとんど見なかった。道路沿いに郊外型の大型店舗がぽつぽつとあり、大通りから少し入ったところにマンションなども見える。車移動が中心なのだろう、どの建物も大きな駐車場を擁しているから「ぽつぽつ」に見える。 図書館のあるエポカル武雄の建物は不思議な形状をしている。館内にあった平面図を見ると、おおむね扇面型の左側に円をくっつけたような形になる。扇面の短い方の弧が正面。道路に面した側面には煉瓦づくりの円筒状の部分があり、ここは歴史資料館。図書

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    kitone 2012/10/18
    こんなふうに様子を丁寧に書けるひとが羨ましい。/「低い音でBGMが流れている。ピアノか何かのインストゥルメンタル。図書館にしては珍しいと思ったが、案外邪魔にならないものだ。」
  • 本棚のなかのニッポン - みききしたこと。おもうこと。

    ひとに勧められて、読んでみた。 棚の中のニッポン: 海外の日図書館と日研究 作者: 江上敏哲出版社/メーカー: 笠間書院発売日: 2012/05/30メディア: 単行購入: 3人 クリック: 183回この商品を含むブログを見る 既にオンラインで書評がいくつも出ている*1が、あえて読まずに感想を書いてみる。でもよその方が1024倍くらいためになると思うので、書評を読みたい方はそちらへ。 書のテーマは、海外の日研究図書館の現状や、取り組みの紹介など。著者は国際日文化研究センターに勤務で、複数のブログをお持ちの方*2。ブログの軽妙な文体が以前から好きなのだが、書は真面目なだからかさすがに抑えめになっている。一方で図書館用語にはいちいちきちんと説明がつけてあり、図書館関係者以外の人に伝えようと努力されていることが感じられる。…と、ここまでがの紹介。正確なところはご人のブログの

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    kitone
    kitone 2012/06/10
    (あとで読む)
  • 続続・平成24年度近畿公共図書館協議会研究集会「地域資料とMLA連携〜地域資料を集める・提供する・伝える〜」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

    飽きもせず、前回のイベントレポートの続き。例によってxiao-2が聞きとれてメモできて理解できてかつ覚えていた範囲、のメモ。誤記・誤解はたぶんあり(ついでに言うと、そろそろ記憶が曖昧になりつつある)。敬称は「さん」に統一。→以下は自分の感想。項目立ては適当。 事例発表2「聖徳太子歴史資料室を開室して−町立図書館での地域資料の収集・公開・レファレンス−」(斑鳩町立図書館 磯田真理さん) 歴史資料室を開室してから変わったこと 歴史資料室を開室してから、利用者の問合せの仕方が変わってきた。以前は質問するにも遠慮がち、聞く方も答える方も時間に追われていた。だが開室後は、利用者が質問の背景を落ち着いて話せるようになり、レファレンスでもよりニーズに合った情報を提供できるようになった。レファレンスだけでなく、利用者から情報が入ることによって、資料構築にも良い効果が出た。 レファレンスを受ける側も変わった

    続続・平成24年度近畿公共図書館協議会研究集会「地域資料とMLA連携〜地域資料を集める・提供する・伝える〜」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。
    kitone
    kitone 2012/05/16
    「地域資料を残すための仕組みが、地域ではなく国の予算に基づいているというのは興味深い現象だ。」
  • 平成24年度近畿公共図書館協議会研究集会「地域資料とMLA連携〜地域資料を集める・提供する・伝える〜」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

    こういうのに行ってきた。 平成24年度近畿公共図書館協議会研究集会 5月10日(木)9:30〜17:00 研究主題「地域資料とMLA連携〜地域資料を集める・提供する・伝える〜」 以下、例によってxiao-2が聞きとれてメモできて理解できてかつ覚えていた範囲、のメモ。誤記・誤解はたぶんあり。敬称は「さん」に統一。→以下は自分の感想。項目立ては適当。 「知の循環とMALUI連携」(京都府立総合資料館 福島幸宏さん) 自己紹介 京都府立総合資料館*1で行政文書を担当している。 新館構想にも携わっている。いわゆるアーキビストという仕事に加えて、予算に関わる仕事などもしている。 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会*2という団体の事務局もしている。日図書館協会の文書館版のようなもの。 デジタル文化財創出機構*3の委員もしている。 京都府立総合資料館について 京都府立総合資料館は1963年開館。京都に

    平成24年度近畿公共図書館協議会研究集会「地域資料とMLA連携〜地域資料を集める・提供する・伝える〜」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。
    kitone
    kitone 2012/05/13
    近公図.@archivist_kyoto 講演「知の循環とMALUI連携」のメモ.
  • ICタグ導入のお値段。 - みききしたこと。おもうこと。

    箕面市の図書館で、サービスを大幅にリニューアルしたらしい。 (報道資料)箕面市の図書館がサービス充実の全面リニューアル〜府内初、貸出・返却を完全に自動化/年間の図書購入費2倍に〜 図書館の経費が減るのに図書館の数が増えて、図書購入費が増える?一見するとなんとも謎な話だが、この経緯については、箕面市の市長さん自らブログ*1で詳しくお話しされている。検討の過程で出来た基文書が、以下の2点だそうだ。「たたき台」を元にした議論を経て、「アクションプラン」を決定した、という関係。 ・箕面市図書館8館構想たたき台(2011/3/7)PDF ・箕面市・知の拠点づくりアクションプラン(2011/8/22正式決定) 一方で、一連の動きに対して図書館協議会側からの慎重意見もあったようだ。会議録等は図書館のホームページ*2で見られる。 要約すると、この計画の大きなポイントは、ICタグ導入と業務集中化で人件費を

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    kitone
    kitone 2012/04/24
    箕面市図書館の話をきっかけに。
  • 図書館システムの何が問題か。 - みききしたこと。おもうこと。

    興味深い文章を見つけたので、メモ。 株式会社三菱総合研究所 所報 No.55(2012年3月11日発行) 狩野英司、吉田大祐「図書館システムを取り巻く課題と今後の展望」 http://www.mri.co.jp/NEWS/magazine/journal/55/2036714_1697.html (この記事だけのPDF版はこちら) 内容は、2010年に日図書館協会の委託により実施した「図書館システムに係る現状調査」の内容を受けて、三菱総合研究所(長いので以下MRI)のひとがまとめた提言論文らしい。 なんか聞いたことあるなぁと思ったので、論文を読む前にちょっと復習。「図書館システムに係る現状調査」については、MRIのサイトに調査の概要と全文が載っている*1。一部引用。 株式会社三菱総合研究所(以下、MRI)は、社団法人日図書館協会情報システム研究会の委託を受けて、全国の公共図書館、大学・

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  • 続・日本図書館協会図書館政策セミナー「非正規雇用とは?自治体の非正規雇用職員制度」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

    前回のイベントレポートの続き。上林陽治先生のお話。 ※繰り返しますが、例によってxiao-2が聞きとれてメモできて理解できてかつ覚えていた範囲、のメモ。誤記・誤解はたぶんあり。 第二部、「雇い止め」問題について 非常勤職員とは何か。ここまでの定義をまとめる。 第一は勤務時間。常勤であるか、非常勤であるか。 第二は仕事の内容。格的であるか、補助的であるか。ここで格的というのは、必要不可欠である、その業務がないと仕事が回らないということ。 第三は有期か否か。期間の定めのない雇用か、定めのある雇用か。以下では、この点を問題にする。 期間が切れれば、雇い止めの問題が発生する。「雇い止め」とは、雇用期間が終わって、再度雇わないこと。解雇とは違う。解雇とは期間の途中で仕事を失わしめるもの。 公務員の非常勤職員の雇い止めに関する学説は三種類。 第一。民間労働者と同じ労働契約であるとする説。 第二。行

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  • 日本図書館協会図書館政策セミナー「非正規雇用とは?自治体の非正規雇用職員制度」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

    相変わらずレポートが遅いが、こういうのに行ってきた。 2012年3月5日(月) 図書館政策セミナー「非正規雇用とは?自治体の非正規雇用職員制度」 主催:日図書館協会 講師:上林陽治氏(公益財団法人地方自治総合研究所研究員) 講師の上林先生は、自治体の非正規雇用について研究されている方。*1。 参加者は50名くらいか。女性の方が若干多い。年齢層は、30-40代が多そうな感じ。 以下、例によってxiao-2が聞きとれてメモできて理解できてかつ覚えていた範囲、のメモ。誤記・誤解はたぶんあり。講師のお話は親しみやすい口調だったし、レジュメは非常に分かりやすかったのだが、何しろ細かな法律の話だから誤解しているかも知れない。項目立ては適当。→以下は自分の感想。 導入 最初に、皆さんの任用根拠について聞きたい。 非正規職員として勤務している人のうち、特別職として任用されているのは?(7名挙手)では、一

    日本図書館協会図書館政策セミナー「非正規雇用とは?自治体の非正規雇用職員制度」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。
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    kitone 2012/03/18
    「図書館の場合は、非正規化を進めた結果女性職場になった。現在は非常勤で図書館に勤めている人の9割は女性という状況。」
  • 大阪市立中央図書館「電子書籍はじめのいっぽ」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

    こういうのに行ってきた。 大阪市立図書館 2012年1月サービス開始記念! 講座 電子書籍はじめのいっぽ ・サービスご案内 (提供内容・利用方法など)    大阪市立中央図書館職員 ・eBook Collection (EBSCOhost)検索方法 基から便利ワザまで    紀伊國屋書店電子書籍事業部 秋山直人氏 大阪市立図書館では2012年の1月20日から、電子書籍サービスを開始している*1。使っているのはEBSCOhost。紀伊國屋書店の提供するNetlibraryというサービス。 広報では定員50名とあったが、盛況で聴衆はもっと多かった。だいたい70名くらいか。座席が満杯で、横や後ろに椅子を増やして対応していた。男女比は、半々よりやや男性が多いくらい。年齢層は若干高め。40代から60代くらいの人が多そうで、一番下で30代か?という感じ。ざっと見た感じなので見積もりを誤っている可能性

    大阪市立中央図書館「電子書籍はじめのいっぽ」に行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。
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    kitone 2012/02/20
    なんで紀伊國屋の秋山さんがレクチャーを? ……誤解していた。OCLCがNetLibraryをEBSCOに売却しても、日本国内では引き続き紀伊國屋が担当しているということなのかな。http://www.kinokuniya.co.jp/03f/oclc/netlibrary/
  • 電子書籍にまつわるあれこれ。 - みききしたこと。おもうこと。

    あるところで、電子書籍サービスを導入している公共図書館の人からお話を聞く機会があった。興味深かったので、許可を得て骨子をメモ。→以下は自分の感想。 契約の方法 買い取りモデル(普通のと同様、いったんお金を払ったらずっと見られる)か、オンラインDBモデル(契約している間だけ見られて、契約が切れたら見られなくなる)か。 買い取りモデルの方が、監査での説明はしやすい。一方、プラットフォーム業者との契約が切れたり、現在コンテンツを載せているシステムが更新されても、継続して見られることの保証が必要になる。継続の方法は、なかなか契約当初からうまく定められない。最悪の場合、同じコンテンツを紙で買って納めさせるという方法もありうる。 →契約形態については、以前電子辞書の話を聞きにいったとき*1にも話が出てきた。実体はなくてもモノとして扱う方が、制度をあまりいじらなくてよい、ということだろうか。 評価・フ

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    kitone
    kitone 2012/02/14
    タイムゾーンについては考えたことなかったけど日本ならJSTで統一すればよいのでは(米国はどうするんだろう)。/電子書籍の除籍か……。紙書籍を除籍する理由が収納スペースだけならそんなもの必要ないだろうけど。