ブラームスの合唱+管弦楽の大傑作、ドイツ・レクイエムを演奏する機会に、その曲の構成と歌詞について掘り下げて調べたことをまとめたものです。ブラームス独自の人生観(あるいは死生観)によって編纂された歌詞をじっくり読むと、曲が一層味わい深くなるのではないかと思います。 曲の概要 曲名 ドイツ・レクイエム 作品45 Ein deutsches Requiem für Soli, Chor und Orchester op. 45 作曲時期 1856?/68 初演 1867-12-01@ウィーン:ヨハン・ヘルベック指揮 (第1~3曲) 1868-04-10@ブレーメン:ブラームス指揮 (第5曲を除く) 1869-02-18@ライプチヒ:カール・ライネッケ指揮 (全曲) 楽章構成 第1曲: Selig sind, die da Leid tragen 第2曲: Denn alles Fleisch i