【北京=羽田野主】中国共産党の幹部人事を決める5年に1度の第20回党大会が16日、北京の人民大会堂で開幕した。習近平(シー・ジンピン)総書記は過去5年間の成果と今後の方針を示す活動報告で台湾統一方針を巡り、「決して武力行使の放棄を約束しない。必要なあらゆる措置をとる選択肢を持ち続ける」と強調した。台湾問題に介入を深めるバイデン米政権や台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)政権を威嚇した。習氏は「台
中国による台湾侵攻はもう止められない 【エル】ウクライナ戦争が起きたことによって台湾侵攻が早まるのか遅くなるのかはわかりませんが、中国が戦術を見直していることは間違いありません。 なぜウクライナにおけるロシアの作戦がうまくいってないのか。あるいは世界各国の反応はどうか、どのような制裁措置にでたのかでないのか。そして台湾と一番関係する周辺国がウクライナの情勢に対してどう動くか、日本がどう対処しているのか。非常に細かく分析していると思います。 ただし、全体の流れとしては、中国の台湾侵攻は止められないでしょう。政治的・外交的にタイムラインがありますが、中国の立場に立つなら、宇宙戦が優位なうちに、日米台が一体になる前に侵攻したいはずです。 ウクライナの事情が完全に台湾に当てはまらないのは、繰り返しますが台湾が「国」ではないからです。加えてNATOのような組織がアジアにはない。 【石平】そこです、ク
台湾の音楽に最近ハマっている。 同じアジア圏だからか、なんとなく日本人の琴線に響く音楽が多いように思う。英語圏の洋楽よりも聴こえ方が邦楽に近い気がするのだ。 自分はDSPSというバンドがきっかけで興味を持ち始めた。2019年にHomecomingsとの2マンライブを台湾と日本で行なったバンド。日本の音楽ファンにも注目され始めているバンドでもある。 DSPSについて調べると、彼らは日本の音楽に強い影響を受けたことがわかった。納得した。どことなく日本のバンドと耳障りが似ていたからだ。 さらに調べてみると、日本の音楽は台湾の多くのバンドに影響を与えていることがわかった。その影響も聴けば伝わるような、ダイレクトに影響を受けているバンドが多い。 ちょっと聴いてみて欲しい。良いバンドが多いし、聴けば日本の音楽から影響を受けているバンドだとわかって興味深いので。 DSPS 透明雑誌 ゲシュタルト乙女 旺
(ジャーナリスト:吉村剛史) 中国が覇権主義的姿勢を強め、香港では言論環境などが大きな影響を受けている中、台湾の存在が以前にも増して注目されている。そしてその社会も、いま大きな変革期を迎えている。「台湾人」というアイデンティティが、かつてないほどに強くなっている一方、歴史的関係の深さから従来高かった日本語熱が急速に冷めている実態が、各種世論調査から浮き彫りになっているのだ。 台湾の民主化、本土化(脱中国色)を進めた日本語世代を代表する指導者、李登輝元総統が死去したいま、蔡英文政権は英語重視の姿勢を強化する政策を打ち出している。これによる日台関係への影響も不可避とみられ、これまで台湾の「親日感情」に一方的に頼っていた面が強い日本側の意識の切り替えが急務となりそうだ。 森元首相の弔辞に「違和感」 7月30日に97歳で死去した台湾の李登輝元総統。その弔問のため8月9日、日本から森喜朗元首相や超党
ふと、過去の記事を見返していたら懐かしい名前があった。 透明雑誌というバンドで、五、六年前に日本(の、ごくごく一部)で話題になった台湾のバンドだ。台湾…? こういうイメージですよね。キョンシーみたいな格好したおじいちゃんが「アイイイーーー!!」つって銅鑼ぶん殴ってるイメージ。 この記事を読んでいるあなたが恐らくそうであるように、日本人はアメリカやイギリスの音楽は聴いてもアジア圏の音楽にはまるで興味がない。せいぜい、韓流。 日本もそうだけれど、世界的に見てもアジアや中東の音楽は地産地消で完結しており、他のアジア圏の音楽が聴かれることはめったにない。タイとか中国とかでどういうバンドが流行ってるか、知らないでしょう。向こうから見ても、そうみたいです。 のだけれど、透明雑誌は日本でちょっとだけ話題になった。何故か?それは聴けば一発でわかってくれると思う。 単純に、かっこいいから。 プラス、これが台
【台北=矢板明夫】2017年以降、WHOの年次総会へのオブザーバー参加が認められいない台湾は今回、参加の議論が棚上げとなった。台湾当局は18日、招待状が届いていないことに「WHOが中国政府の干渉と圧力に屈服した」と強い不満を示した。 台湾の総会参加には米国を中心にカナダ、日本、ドイツなどが賛成する姿勢を表明。支持する国も増えたことから、台湾当局の関係者は「台湾に関心を持ってもらったことが大きな成果」とも話す。 しかし「台湾は中国の一部であり、WHOに加盟する資格がない」と主張する中国の激しい外交工作により、アジア、アフリカ、中南米の多くの国が反対の姿勢で、「中国の圧力で反対せざるを得ない」と台湾側に説明する国もあったという。WHO総会問題で「中国が台湾をいじめている」という構図が改めて浮き彫りとなっている。 台湾では感染の早期封じ込めに成功したことで、WHOへの加盟は不要だとの論調もみられ
WHOトップに厳重抗議 「個人攻撃」と名指しされ―台湾 2020年04月09日17時43分 【台北時事】世界保健機関(WHO)トップのテドロス事務局長が8日の記者会見で、「台湾から(ネットで)差別的な個人攻撃を受けている」と発言したことについて、台湾外交部(外務省)は9日、「いわれのない主張だ」として厳重に抗議し、謝罪を求める声明を発表した。 コロナの「政治化」やめよとWHOトップ 米大統領、即座に反発 新型コロナウイルスの感染が世界で拡大し、WHOの対応に国際的な批判が集まる中、テドロス氏は台湾をことさらに名指しした格好。中国の圧力でWHOから排除され、新型コロナ対策でも事実上、蚊帳の外に置かれている台湾側は、これに強く反発している。 エチオピア出身の事務局長は記者会見で、ネット上で自身を中傷しているのは、台湾の個人だけでなく、「外交部長(外相)も同じだ」と指摘。官民一体の取り組みとの見
3月13日、台北の小学校では、新型コロナ対策として児童それぞれの机についたてを設置して授業を行っていた(写真:ロイター/アフロ) (ジャーナリスト:吉村剛史) 中国湖北省武漢市発の新型コロナウイルス感染症が全世界を揺るがす中、入境制限が強化されている台湾にタイから駆け込み入境した朝日新聞アジア総局(バンコク)駐在の女性編集委員。検疫のための14日間の隔離生活日記をSNS上で発信したところ、台湾在留邦人らから「レジャー感覚の体験談は不謹慎」と猛反発を受けた。 朝日新聞社広報部は、筆者がJBpressにてこの問題を報じた23日、同じSNS上で「配慮に欠けた表現がありました。不快な思いをされたみなさまにご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。日記は在留邦人らの苦情殺到を受けて発信を停止しており、同社広報では「このまま打ち切る」と説明したが、編集委員が入境目的としていた台湾で
カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/今村拓馬)この記事の写真をすべて見る ※写真はイメージです (Getty Images) お笑い芸人のカンニング竹山さんは、台湾のネット事情に触れ、「黒船に驚いた人たちのようなカルチャーショックを受けた」という。 * * * 先日、仕事で台湾に行っていました。そこでいろいろと取材していたんですが、台湾ってテレビのチャンネル数が100以上あって、視聴率は1%取れれば御の字らしいんですよね。しかも見ている人はだいたい年配の人たちで、若者はもっぱらネット動画らしい。台湾でも圧倒的にネット文化が進んでいて驚きました。欧米だってケーブルテレビが主流で、N
「お、台湾のスーパースター」 大阪市舞洲にあるオリックスの球団施設で自主トレをしていた張奕(ちょう・やく)を、捕手の山崎勝己がこう茶化した。 【秘蔵写真】ヤンチャすぎるあの問題児や凄まじいパワーのバース、ブーマー、カブレラ、ローズ、星野監督に喝を入れられる郭源治…懐かしの助っ人外国人選手たち。 大げさでなく、台湾で張は一躍、注目を浴びるようになった。11月に行われたプレミア12がきっかけだ。 今年初めて台湾代表に選出され、プレミア12では2試合に先発登板。ベネズエラ戦で7回、韓国戦で6回2/3を投げ、計13回2/3を無失点に抑えて2勝を挙げた。優勝した日本の投手陣を抑えて先発投手部門のベストナインに選ばれ、最優秀防御率、最高勝率と投手三冠に輝いた。 「とにかく自分の100%に近いパフォーマンスを出すために、必死にやっていただけ。まさかこういう結果になろうとは思わなかった。自分でもびっくりし
【台北=田中靖人】キリバスとの「断交」で、台湾を「国家」として承認する国は過去最少の15カ国になった。台湾当局が「台湾は中国の一部だ」との中国の主張に対抗する上で、他国との外交関係の維持は重要で、断交は打撃となる。ただ、蔡英文政権は米国や日本など外交関係のない国との「堅実外交」を進めており、小国との「断交」による外交実務への影響は、現状では限定的だ。 台湾との断交の実態は、政府承認の切り替えとなる。「中国」を代表する政府が、台湾当局が公称する「中華民国政府」ではなく「中華人民共和国政府」であることを承認するもので、1972(昭和47)年の日中国交正常化も同様だった。 断交が決まると、台湾側は大使館の撤収に入る。台湾にある相手国の大使館も閉鎖され、当局間の対話はなくなる。台湾と外交関係のある国は小国が中心で、台湾から農業や医療など民生分野の援助が行われていることが多いが、この人員も撤収する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く