世界の時間を決定する国際機関「国際地球回転・基準系事業(IERS)」が、2017年1月1日(日本時間)に「うるう秒」を挿入することを発表しました。 セイコーソリューションズでは、そもそも「うるう秒」とは? という話から、ネットワーク機器やシステムへの影響、その具体的な対策までを、全6回のコラムでわかりやすく解説いたします。(最新号はこちら) セイコータイムサーバーの「うるう秒」対策は、こちらをご覧ください。(資料がダウンロードいただけます) 前回のコラムでは、そもそも「うるう秒」とは? ということについてお話しさせていただきました。今回は、実際に「うるう秒」によって起きたシステム障害の事例について解説いたします。 「うるう秒」障害事例が多数報告された2012年 2012年はIT業界へ「うるう秒」対策の必要性を問いかける年となりました。 日本時間2012年7月1日08時59分59秒と09時0